博麗大結界が壊れたあの日から~東京project~ 作:冬希
というか、祭り自体私が好きですし、ネタもあるし、なによりみんながいて書いてて楽しいから永遠でも(ぉぃ
この回では主に「霊夢と紫について」のことです。
PM6:00 陽は沈んで来たがまだまだ明るい。
「それにしても宴会にいつもはいるあいつらがいないな~」
ボソッと魔理沙が言った。やけに語尾が伸びてるのはまだ少し酔っているからか
「そうね。あなたの相棒さんがいないですわね」
咲夜が皮肉っぽく言った。
「相棒もなにも、こういうのには敏感なあいつだぜ?それに紫も来てないぜ こりゃあ異変レベルの珍事だぜ」
「あのふたりなら結界修理で忙しいんでしょう」
「じゃああの自由人が宴会よりも自分の仕事を優先するなんてことはあったかよ~?」
事実、魔理沙は霊夢のことを一番理解していた。
「そうそう。あの人ったら、宴会の準備となると張り切るんだからさ」
ぽんっとえらく上機嫌なすい香が魔理沙の肩を叩く。すい香は魔理沙より霊夢のことを理解している自信があるが、今となっては説得力がない。
そんなふらふらしながら言われても。まあ、魔理沙も酔っぱらってるが、多少覚めた様子である。
「確かにな。ちょっと私が見に行っただけで『手伝いなさいよ~!』とか言って手伝いを強要させてくるからさ~困ったもんだぜ」
さっきっから「だぜ」が多いのも酔っぱらってるせいなのか、はたまた性格が更に男に近づいたのかわからない。
すると、紫のことをまるで聞き出したかのように来る人がいた。
「ちぇん?みんなから離れちゃだめだよ?」
「はぁい藍しゃま」
「おっ、橙じゃないか。元気にしてたか~?」
「あ、けーね先生~元気だったよ~」そう。紫の式である
さらに椛 妖夢も来ていた。
「おおっ、妖夢じゃないか」
「あ、魔理沙さん!」
そして…
「あら、椛~」
「あ、文さんにはたてさんじゃないですか」
天狗勢も再会を果たした。
そして魔理沙は藍に聞き出す。
「そういえばお前の主はどうした?」「ああ。紫さまは今行方不明なんだ。霊夢と一緒にな」
「はあ?行方不明だと?」
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魔理沙だけでなく、それを聞いていた他のみんなもびっくりしていた。
文とはたてのみそれをメモしていた
場には子供たちのはしゃぐ声しか聞こえない。
無論、チルノ ルーミア ミスティアである
「ああ。今日の昼前あたりから紫様のスキマがなくなっていたんだ」
これはみんなにとっては衝撃報告である
「お、おいまさか…あいつらだけで幻想郷に帰ったってことじゃないよな…?」
(問題点はそこですか?)
文はそっと思った。
「いいや、違う。幻想郷からであればスキマはつながる。だが、そのスキマがなくなっていたのだ」
「それって、単純に紫が閉めたんじゃないのか?」
魔理沙はこの報告でアルコールは一気に抜けた。
「紫様はそう簡単に私たちを遮断しないはずだ。私たちが紫様や霊夢の食事を作っていたんだからな」
これはこれで結構カミングアウトだが、今はそんな感じではない。
「じゃあもしかしてあの二人は…」
一瞬嫌な汗が背中を流れた
「ただ、スキマというのは紫様が空間と空間の境界を操作し、繋げているだけなのだ。もちろんその能力にも限界はある。距離が離れれば当然スキマは無くなる」
というと、紫たちは単に旅行とかしているだけ
という可能性も彼女たちの頭脳にはあった。
「じゃ、じゃあもしもだよ?もし、あの二人が居なかったら…」
「ああ。永遠に戻れないな。幻想郷というのは、博麗大結界の他にも必要な条件がある。それは、『現実と幻想の境界をなくすこと』だ。それが出来るのは紫様だけだ。たとえ、私たちが博麗大結界を完璧に修理出来ても、紫様がいなければその世界は『幻想』のまま。いま『現実』の世界にいる私たちは紫様の力がないと、例え完璧に修理したところで入ることは出来ない。まあざっとそういう感じだ。つまり、簡潔に言おう。紫様がいないと、幻想郷には戻れない。だから私たちも最大のサポートをしている」
さすがは紫の式である藍だ。
ちゃんと幻想郷のシステムを理解していた
「結界だけなら私でも張れる。が、境界を操ることまでは不可能だ。いまは紫様や霊夢がどこかにいることを信じるしかない」
これは彼女たちには痛い通告であった。
祭りで熱くなっていた空気は少しずつ冷めていった。
今回は前と後をわけてみました
アニメだったらそこで1CM入る場所です。
ちなみに、霊夢と紫はいうまでもなく…(エキストラ参照