博麗大結界が壊れたあの日から~東京project~ 作:冬希
今までのは前置きです(小嘘
PM7:00
慧音は紙と鉛筆をだした。
そして、地図を参考にし、地図を写す。
「なにやってんだ?」
「ちょっとまっててもこたん」
「だからもこたんやめぃ!」
地図を書き終え、ペンをおく。
そして、慧音はみんなを集めた。
「ここに君たちの家の場所を書いてくれ」
と、そこにいた妹紅にペンを貸した。
ここにいる人の連絡先ぐらいはつかみたかったのか。わからない。
とりあえず、交代しながら家の位置を書き込んでいく。
最後の人が書き込んだらすでに字で埋め尽くされていた。
「できたよ。これでいいのか?」
「おお、ありがと椛」
これをどうするかは慧音しか知らない。
「じゃ、晩飯買いにいこーぜ」
魔理沙は屋台の方へ駆けていった。
「ああ。そうだね」
にとりは返事をした
何時の間にか合流した魔理沙たちを追いかけ、10人ほど行った。
「へ~、外の世界だとこんなの売ってんだ。焼きそば、フランクフルト、綿菓子…、だか、割と高いな」
「それ禁句だよ、魔理沙」
幸いに店員は見てなかった。
正確には見てなかったから言った。
「まあいいか、わざわざ他んとこいくよりはここで買ったほうがいいか」
と、焼きそばとフランクフルトと綿菓子、それぞれ一つずつ。
が、それだけで800円したのは少し理不尽な感じである。
とりあえず、それらを持って、さっき行った場所へ戻る。
右手に変な綿、左手に棒に刺してあるウインナー、脇に茶色い麺を持った魔理沙を見たレミリアは
「それらはなによ。見たことがないものばかりね」
「お嬢様。これはそれぞれ綿菓子、フランクフルト、焼きそばというもので、外の世界のお祭りの屋台の定番料理です」
「わ、わかってるわよそんなの…皮肉を言っただけよ」
「ねー、ねー、フランもあれ食べてみたい!」
「そうですか。では行きましょう。お嬢様もどうぞ」
「え、ええ」
その会話を見向きもせず、魔理沙は…
「あ、これ意外にいけんぞ?この白いの」
綿菓子である。
「ただ…喉が乾くがな」
「へー、私も買ってこようかな…」
一緒にいたのは妖夢である。
(幽々子さまがいたら大変そうだな…)「ああ、それがいいだろう。みんな並んでるからわかりやすいと思うぜ」
「はい。ありがとうございます」
妖夢は駆け出して行った。
それとほぼ入れ替わりで地霊殿一家が来た。
「美味しいですね。さとり様、こいし様」
「うん!美味しい!」
「外の世界の料理も参考になりますね」
「これ、なんでしたっけ?」
「フランクフルトよ。お空」
「そうそう、フランクフルトは美味しい!」
「お空は相変わらずね」
「しょうがないじゃんお燐。どうしても忘れちゃうんだからさ~」
「しかし、私は幸せよ」
「さとり様…」
「ええ。あなたたちの心はもう読めないわ」
外の世界に出て、能力を失ったことでさとりの「心を読む程度の能力」も失った。しかも、こいしの「無意識を操る程度の能力」もなくなったため、勝手にいなくなることもない。
「それに、あなたたちが無事だったんですから」
「さ、さとり様…」
「お姉ちゃん…」
このまま抱きつきたいとこであるが食べ物を持ってて出来ないので自乗した。いや、できなかった。
「あ、これなかなか美味しいですね」「ああ。そうだろう?」
「本当、外の世界の料理も幽々子さまが気に入りそうなものばかりです」
「ああ、そういえば幽々子来てないな」
「珍しいですね。こういうのにも結構積極的な幽々子さまが来ないとは…」
「来たら来たで店が大変なことになると思うけどな」
「確かにそうですね」
魔理沙たちが話してたら
「あたいたちもお腹減ったねー!」
「そうね、お腹減ったね」
「お腹減ったー」
「藍しゃまお腹減りました~」
と、例の4人がお腹をさすり、やってきた
さっきまで駆け回っていたぶん、なおさらお腹減ったのだろう。いま、彼女たちができる「お腹減ったサイン」はお腹をさすることであった。
みんなそれぞれ晩御飯分のお金を渡され、
「いこう!」
というチルノのかけ声でみんなも駆け足でいった。
「ははっ、あいつらはあいつらで現実世界でも変わらないな」
「ですよね。というか皆さん変わってませんよ。能力は失い、種族も人間になってますけど、性格はまったく変わりませんよ」
「それももっともだな!」
そうしているうちに、夜も少しずつ深まっていき、今では真っ暗で、やぐらや屋台のカラフルなちょうちんが夜を照らしていた。
いつもの宴会とは少し違う宴会に、みんなは酔いしれていた。
祭り編もPart5でしょうか?
ところで、よくやりますよね。お腹をさすって空腹を表す行動。
あれの由来ってなんなんでしょうか。