博麗大結界が壊れたあの日から~東京project~ 作:冬希
祭りって食べ物とかだけじゃないですからね。
今回は魔理沙、にとり、アリスの三人が祭りの醍醐味に挑みます。。。
PM7:45
空は完全なる暗闇
そして、暗闇に反するテンションな集団。
それは、対局をなしているようであった。
「おい、にとり、アリス。もうちょっと祭りの屋台を回ってみようぜ!」
「いいよ~」
「ええ」
それはあまりにも突然であった。
さっきまで持っていた食べ物は全て食し、ゴミはきちんと処理した。
ずっとここにいてもいいんだが、せっかくのお祭り。
ちょっと屋台を回りたいと感じたからである。
「へ~食べ物だけじゃないのね」
「ああ。面白そうなのが…あ、あれとかどうだ?」
と指さした先には射的である。
色々なおやつの他、ぬいぐるみや「これは絶対おちないな…」と思わしいゲーム機本体。
もちろん、フランのあの能力で急所を自在に移動させ、倒しやすくは出来るかもしれないが…いまはそんなことはできない。
案ずるより産むが易し。やってみた。300円で8発 500円で15発 1000円で35発。明らかに高ければ高い分、得を出来るが、正直そんなにやると気が滅入るので300円にした
狙いは…そこに横たわったチョコレート。
最初の1発が大事である。
二人が見守るなか、引き金を引いた
一筋の線を描くように、その弾はチョコレートの真ん中を目指す。
「カッ」
あたりはしたものの、倒れずに後退した。
倒すか落とすか、どちらでもよいので、とりあえずチョコレートの上側を狙い、倒すことを狙ってみることに。
2発目ーー。
その弾は無情にも上を通過した
「惜しい惜しい、狙えてるよお嬢さん」
「ああ。狙えてる狙えてる。もうちょっと下を意識してみれば?」
にとりの助言は当たり前のことだが、意外に出来ず、同じとこをねらって外すパターンが続いたりもする
運命のいたずらである
上狙いは危険と読み、真ん中を狙うことにした魔理沙は、三、四発目を真ん中にあて、上手くチョコレートを落とすことに成功した。
そして残り4発でもう一つのチョコレートを落とし、二つのチョコレートを獲得した。
「ふう~、結構緊張するもんだな、あれ」
そして、先にあったのはこれも風物詩。金魚すくいである。
「あ、あれテレビで見たことある!」とにとりは駆け出した。
「いらっしゃい」
「ねえ、これで3人で勝負しない?」
と水槽を指差す。
「ああ。いいぜ。商品はなんだ?」
「じゃ、あれはどうだ?」
と指差したのはかき氷である
「優勝者に、二人でかき氷をおごるってのはどう?」
「賛成よ」
「ああ。わかった」
かくして、女たちの仁義なき戦いがはじまる。
ただ、みんなやり方はわかんないので、やり方を教わった。
不思議な子だな~って顔をしていたが見て見ぬ振りをした。
3人は200円払った
そして、おびれをそとにだすことと、ポイは出来るだけ水面に平行して出すことを教わり、熱く涼しい争いがはじまる。
ーーよーい、スタート!
というにとりのかけ声とともに、金魚すくいをはじめる。
まずはこういう作業はお得意のアリス。やったことないはずなのに軽々しく一匹、二匹とゲットした
(あら?意外に簡単わね。もらったわ)
魔理沙は慎重かつ大胆に。もちろん、水中から水上に一気にぐいってあげると当然破けるので、そこを意識した
(ほうほう。少しずつわかってきたぜ)
にとりは、機械を触るので手先はアリス以上に器用である
ただ、おびれ外しは決まらない。
(なるほど。機械よりかは簡単だが…おびれ外しがなんか決まらないなあ)
ーー試合終了ーー。
最後までもったのは慎重にいった魔理沙であった。
アリスとにとりはほぼ同時である
結果発表は店長さんに頼んだ。
「10-8-8で一番左のカチューシャの娘だね」
アリスである。
さすが人形を触る手。器用である。
「あ、金魚さんいらないです」
「ああ。そうかい」
といい、元に戻す。
にとりはそう告げ、隣の店に行った
~少女購入中~
「はい、アリス」
「おっ、ありがとさん」
「ははっ、やっぱりゲーム式にすると燃えるね」
「ああ。次こそは勝つからな」
「いいや、私だって」
「あら、次もやるのかしら。じゃあ私がもう一度勝たせていただくわ」
妙にゲームに燃える三人は次なる店を探し、頭をキンキンさせながら歩いていった
「そうだよな、かき氷をいっきに食うとこうなるんだったな。いって~」
最後の「頭キーン現象」って、なる理由が諸説あるあれです
あれ、あんま好きではありません
ー好きな人なんてそうそういねーか(笑)