博麗大結界が壊れたあの日から~東京project~   作:冬希

3 / 54
いろいろとあってマンションを借りることができた御一行。

今回はにとりとあの人の運命的(?)な再開です。




3話 運命の再会と新たな仲間

なんとかかんとかマンションを借りることのできた御一行。

 

風は北よりに変わり、急に薄暗くなってきた。

 

「なあにとり、外暗くないか?」

 

「確かにねえ。少し涼しくなってきた。」

季節は夏である。涼をとるために窓をあけていたため、風が変わったのはすぐわかった

 

でも、この異変にも関わらず小町は未だに寝ている。

 

「ちょっと飲み物を買ってくるね。」

「ああ。気をつけるんだぜ」

 

「ああ。わかった。」

 

にとりは涼しい風が吹く外へ歩きだした。

 

道路に出て、自動販売機と言われるらしいものを探そうとうろうろしてみる。

 

「このあたり、マンションが多いなあ。」

 

どうやら、団地と呼ばれる場所らしい。

「おっ、あそこにあんじゃ~ん」とにとりは笑って駆け出した。

 

初めてみる自動販売機。発明家であり、機械大好きなにとりにとっては分解したくなる代物だ。

 

「ほんじゃ、早速…」

 

と財布…じゃなくてパケットにあったドライバーを出した。

 

鼻歌を歌いながらその手はいじれそうな場所を探す。

 

「ひゅい!?」

 

我に帰る。ジュースを買うために来たのに、いつもの癖でついつい自動販売機を分解しようとしていた。

 

「危ない危ない。危うくいつもの癖で分解しちゃうとこだった…えへへ。」

 

と、今度はしっかりお金をだして、自動販売機に入れた。

 

「100円?おお!ここに表示されるのか!すごい…」

 

自動販売機の前で妙に興奮している。

まるで、自動販売機の前やおつりのところをみて、お金を見つけてはしゃいでる子供のように。

 

その光景をまじまじみている人がいた。

 

「ふふふ~すごいな~外の世界の技術って~…?」

 

にとりはその少女…鍵山雛らしき人の前でにやけながら立ち止まった。

 

「あなた、雛に似てr…」

 

「雛です!か き や ま ひ なです!」

 

するとにとりはまたも工具をだして、背中に回る。

 

そして、背中の真ん中あたりをドライバーゴリゴリした

 

「いった~い!」と雛は前へ一回、二回、三回、四回飛んでくるっと回った

 

「あー、本物だねー!」

「どーいう見分け方よ!」

「いやー、本物だったら飛び上がって回転するかなって…でも、本物の雛だねー!」

「まったく…でも、変わらないにとりで良かったよ」

 

決してMではない。が、今回は満面の笑みで笑った。

 

「ところで雛は住む宛あんの?」

「いや…ないわね」

「じゃぁさ、うちきなよ!」

「ええ!?でも…」

「大丈夫!四人でもなんとかなるって!」

と、言われるがままに連れて行った。

これを人々は「拉致 誘拐」というが、こんなことはつゆ知らず、雛を連れてった。

 

そしてマンションに入る。

雛も抵抗はやめて、にとりに言われるがままについていく。

 

「ただいまー!」

元気に帰ってきた。

「おう、おかえり。…?後ろの人は…どこかで見たような…」

 

「雛だよ。鍵山雛。住む場所がなくてうろちょろしてたからとっつかまえてきた。」

 

「いや、少し違う…」

そんな雛のツッコミが聞こえてないのか無視したのか魔理沙は

 

「じゃあ、決まりだな。雛の外の世界での住み場はここだ!」

 

「やったー!」

なぜかにとりが喜ぶ。

「え…いいの?」

 

雛は遠慮がちにいう。

「いまはみんな同じ状況だからな、みんな固まってたほうがいいと思うぜ。となりにはアリスとお空と妹紅もいるし。ここでぐーすか寝ている小町も、お話が大好きだからな。きっと歓迎するぜ?」

 

「で、ではこれからよろしく!」

雛は元気になり、上がった

 

「ああ。よろしくだぜ。」

「やったね雛!」

「うん。ありがとう。」

 

隣にも聞こえるような声で喜びを分かち合った三人のなかで、いまだに小町は寝ていた。

外は時々白く光っていた。

 

~~~~~~~~~

 

 

霊夢はようやく現実を理解した。

「ほら、わかったでしょう?ついに壊れたのよ。結界が。」

「で、私たちはどうするの?永遠にここで過ごすの?」

霊夢は聞いた。

「いえ、結界を修理するわ。」

「でも私は能力とか使えないし…」

 

「私は能力を使えるわ。だから、かなり時間がかかるけど修理はできるわよ。」

「時間がかかるって…どれぐらい?」

「まあ壊れ具合にもよるけど、まあ年単位は覚悟しなさい。」

年単位。この言葉を聞き、霊夢は落胆した。




今回はにとりのベストフレンド、鍵山雛を登場させてみました。

にとひなは正義ですからねw

現実でやったら本文通り、拉致誘拐でお縄ですから注意です。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。