博麗大結界が壊れたあの日から~東京project~ 作:冬希
なんか不自然です。
ここにかくことも前書きというか愚痴になってます
PM6:30 紅色の雲はその色を徐々に濃くしていき、東から暗闇に徐々に溶け込んでいく。
幽々子はひたすら食い、小町はひたすら萌え、魔理沙はひたすら不機嫌である
そんななか、魅魔と神綺が戻ってきた。
「あら、魔理沙。不機嫌そうね」
「聞いてくださいよ、師匠。私だって異変解決してんのに評価されるのは霊夢ばっかで…」
なにげなくあの馬鹿ペアが口に出したあの言葉が心に突き刺さっていた
「いい?魔理沙。本当の英雄というのは、そういうので威張らないの。霊夢はそういうので威張ってないでしょ?」
「あなたもそのような点では威張らないようにしなさい。そうすれば、いずれは報われるわ」
正直、威張ったつもりはないが、目立ちたいという気持ちは気づかぬうちに先行してしまっていたかもしれない。
「はい…」
魔理沙は涙目にして返事をした。
「あれはちょっと言い過ぎたかもしれませんねえ」
「はい。四季様」
映姫と小町は少々反省していた。
「魔理沙さん」
「…ん?」
「先ほど私たちは言い過ぎました。すみません。私はあなたの影での努力はわかっています。その善行はいずれ報われるでしょう」
「ああ。わかったぜ」
「やっぱりツンデレ四季ちゃん、萌えるねえ」
「小町!」
「はあい四季様」
なにがはあいなのか理解はしていないようである。
そして、すぐ近くでこんなことが起きているにも関わらず、幽々子は焼きそばの空箱をすでに8つ捨てていた。
その箸は勢いを捨てず、もくもくと焼きそばを口へと運んでいく。
そこに満面の笑顔を咲かせながら
宵闇が辺り一面を覆う頃、昨日きていたメンバーのほとんどが揃っていた。
チルノたちは昨日のメンバーに大妖精を加えて、遊ぶ。
地霊殿一家も集まり、輝夜と妹紅の口喧嘩も始まっていた。
そして、美鈴が合流した紅魔勢は、再び賑わいの中へ。
そして、こんな声まで響きわたった
「おお~アリスちゃ~ん!」
この声は神綺である
「ちょ、恥ずかしいからやめて」
アリスは神綺が抱きつこうとするのを必死にふりほどく。
神綺は魔界で一番偉いのだが、まるでそんなかけらもない。
「いいじゃない、久しぶりの再開なんだからさ~」
「じゃあせめて奥でやろう?ここすごく人目についてるよ?」
「わかったわかった」
「いや、絶対わかってないでしょ!」
このあと、悲痛ともとれるアリスの叫びが遠くから聞こえた気がしたが、賑わいにかき消された。
「ただいまから15分の休憩とします。また、アイスを配布いたしますので、お子様、女性の方を優先に、どうぞ食べてください」
これは昨日にはなかった。
このアナウンスを聞いてる最中、右側を何かが通り抜けていった。
「あれ?こんな大事なときに幽々子様、焼きそばを放置してどこいったんだ?」
幻想郷のみんなも、ぞろぞろともらいに行こうとした瞬間、またもや風がすり抜ける。
「ゆ、幽々子様?アイスの配布は…」
そこには6つほどのアイスを抱えた幽々子の姿が。
「次は妖夢の番よ。行ってらっしゃーい」
「あ、はい幽々子様」
焼きそばは一旦休憩し、アイスをほうばっていた。
幽々子が食べ終わるちょうどその頃、妖夢が帰ってきた。
この二人だけでアイスを10本以上消費していた。
「あら、あなたも食べなよ?」
「あ、いいんですか?幽々子様」
「ええ。食べすぎてお腹壊さないようにね」
「あ、ありがとうございます」
「礼はいらないわ。あなたがとってきたものでしょ?」
「はい」
幽々子は再び焼きそばに手をつけた。すでに残りは半分をきっている。
ちょうどその頃、アイスを持ってみんなが帰って来ていた。
「へえ、こんなサービスがあるとは、祭りの本部もなかなか粋ね」
霊夢がぼやいたその瞬間、信じられないアナウンスが。
「えー、人様のお呼びだしをいたします。西行寺 幽々子様。西行寺幽々子様、いらっしゃったらすぐ、本部までお願いします」
霊夢「あら、幽々子、万引きでもしたのかしら?」
永琳「やりかねないわね」
妖夢「幽々子様…?またなにかやったんじゃ…」
幽々子「とりあえずいきましょう」
本部へのんびり向かう二人組。
そこで、信じられない光景を目にする。
今回も主に幽々子視点です。
じつは祭りの休憩時間にアイスを配布するのも実体験から採用しました
ただ、もちろん、あんな風に全員から強奪
なんてことはありませんでしたよ?