博麗大結界が壊れたあの日から~東京project~   作:冬希

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題名は気にしたら負けです

とりあえず海に行きます



38話 Go To Ocean~集合~

8月22日(日) AM3:45

四人はすでに駅前にいた。

「かーっ、早すぎたぜ」

「ていうかあたいたち、ほとんど寝なかったもんな…」

「正確には眠れなかった。だね。雛は寝てたけど…」

「睡眠は大切よ」

夏とはいえど、まだ暗い。

電車まで45分。というか4時集合は少し早かった

少し後悔した。

「あそこのコンビニはやってるみたいだぜ」

「そうだね。あと二人が来たらあそこで買いだめしよう」

「わかったよ。ふわ~~、ほとんど寝てないせいで眠気がくるね…」

「明日はバイトだからみんな、寝坊しないようにね」

「ああ…わかっているよ。午後5時ぐらいに終われば午後9時に眠れるさ…」

たわいもなくしゃべっていると、アリスとパチュリーがまぶたを重そうにやってきた。

なにやらほっぺたをつねり合ってたように見えた。

「やっぱり早すぎるわよ…」

アリスは眠そうに言う。

「道具持って来たか?」

「あたりまえよ…ってパチュリー?」

「Zzz…」

「こいつ、立ちながら寝やがったぞ」

パチュリーはそれほど眠かった。

「パチュリー、そんなとこで寝てると転ぶぞ」

「わっ!な、何よ魔理沙…ドッキリ?」

「いつまで寝ぼけてんだ。もうみんな行っちゃったぞ?」

アリス達はコンビニに行っていた

「え?もう電車出ちゃった?むきゅ~」

「人の話を最後まで聞くのといい加減目を覚まそうぜ?」

「…? みんなは?」

「あっちだ」

「置いてかないで~」

「いや、それは明らか因果応報だぜ…」

「魔理沙、いくわよ」

パチュリーは魔理沙の服を引っ張る

珍しい光景である。

あの本しか読まず、日陰の少女だとか不健康少女だとか言われたパチュリーが、魔理沙の服を引っ張る姿を見た一同はびっくりした。

「あんなにパチュリーって積極的だったっけ?」

「パチュリー、待て、服を引っ張らないでくれ、ちゃんとついてくから!」

「あら、ごめんなさいね」

「珍しいな…お前はそんなに積極的なやつじゃないだろ?」

「ちょっと急ぎすぎじゃった」

まったく、誰のせいだよ…と思いつつ、引っ張られた場所を気にしながらついていった

 

 

いくらか飲み物や食べ物を買い終えた時には、4:15と、ちょうど良い時間になっていた。

さて、一同は券売機までやってきた。

「みんな、切符の買い方は…」

といい、にとりはお金を入れて、切符を買った。

「こうだよ。わかったかい?」

彼女たちの半分は顔を振る。

「…じゃあ私が買うからお金ちょうだい」

 

切符の購入を終え、電車のホームへ向かう。

電光掲示板を見て、乗る電車と照らしあわせて何番線かを判断し、ホームに向かう。

 

4:27 東京行きが入線。

彼女たちは電車にのり、席について出発を待つ。

「みんな、座ると寝過ごすぜ?」

「魔理沙…ついたら起こしてね…」

「頼んだよ、魔理沙…」

「それじゃあ、おやすみ…」

「おやすみなさい。良い夢を」

「それじゃあおやすみ~」

というと、五人はドミノ倒しみたいに、右隣によりかかって寝た。

 

「電気ながしてやりてえぜ」

魔理沙は一人、そうつぶやいてじたんだを踏んだ。

 

約20分後。もう少しで新宿に着く

殆どいない車内だからこそできる、そんな起こし方を実践した。

一番右端の、にとりを左側に倒す。

そうすることで逆ドミノとなり、反対側に倒すことができる

電車は新宿の二つ前の東中野を出て、大久保に向かった。

でも、それには一つの問題がある。

座っているとはいえ、5人の体重があるために、相当な力が必要となる。

そこで魔理沙はひらめいた。

「発車と同時ににとりを倒そう」

発車の時にかかる慣性を利用することで、必要な力を軽減する

最初で最後のチャンスは大久保駅出発時。魔理沙は無性にドキドキした。

「大久保~大久保~」

勝負の時間は近い

ドアがしまる。列車は加速する。

「いまだ!」

魔理沙は精一杯の力でにとりを倒す

が、力は足りず、真ん中でストップしてしまった

「くそ…失敗したか…」

計画は失敗したかと思った

「ひゅい!?」

にとりは立ち上がる。

寄りかかる先をなくした右隣…雛は倒れ、そこに隣だった小町がのっかり、横たわった小町の腹にうまくアリスはのっかった。パチュリーは何故か反対に倒れる。

「なんなのよ…」

「お、おはようございます。まもなく、まもなく新宿です。お、降りる方は忘れもののないようにご注意ください」

にとりはごまかした。

(なんかよくわかんないけど成功ってことでいいよな!)

魔理沙は背を向け苦笑いを浮かべる。

「も、もう着くぜ…」

魔理沙は笑いをこらえて言った。

 

道のりはまだまだ遠い。




まだ着きませんでした

次回、初めての海へ。お楽しみに。

単調にいってみました。
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