博麗大結界が壊れたあの日から~東京project~ 作:冬希
料理などは自分が設定しました
正午、パチュリーはいつの間にかねこみ、他はにとりに泳ぎを教わり、砂浜に戻ってきた
「もう大分マスターしたね」
にとりは満足げに言う。
その顔には企みも孕むかのように
「ああ。ありがとうだぜ」
魔理沙に続いてみんなも軽くお礼を言ったところで、みんなが見た光景は…
「こいつ、死んでんのか?」
魔理沙は寝ているパチュリーのほっぺたを軽くつねるが起きない。
「だめだ。こいつは完全に夢の世界だ」
魔理沙はふと思ったのか、首筋を触る
「パチュリーノーレッジさん、12:01:04 永眠」
と、魔理沙は首を下げた。
それにつられて、アリスは泣き、他も悲しそうにする
「ちょっと何殺してるのよ!」
パチュリーは起きた
「うわぁ生き返った!」
みんなは退いた
「なにみんなも乗せられてんの?」
パチュリーは自分が犯した罪に気づかず、怒った。
「なにって、せっかくの海なのに寝てっから起こしただけじゃねーか。なあ。みんな」
みんな、「そうそう」といわんばかりに頭を上下する
「この雰囲気を味わってただけよ…」
「開きなおるのもいいが、飯にすんぞ」
もうこのやりとりに飽きた魔理沙は強引に話を切り替える
「はいはい」
呆れんばかりの態度でパチュリーは起きた。
「昼ご飯ならそこに海の家があるよ!」
にとりが指差す先には、『氷』の文字がかかれた旗が数本翻っているのと、店と思わしき建造物が建っている
「あそこでご飯にしよう、美味しいんだって!」
パンフレット情報にも特集されていた。
各自財布を持ち、海の家に向かった
少女移動中... Girls are moving now...
風通しの良い木で出来た店。
その雰囲気はまるで南国のようである。
そして、その店のレジの行列が繁盛っぷりを指し示す。
「お、おい混んでるなあ」
その行列を見て真っ先に魔理沙は音をあける
「とりあえず並ぼう」
と、にとりは急かす。
が、今はちょうどお昼時。
昼ご飯を求めて並ぶのも至極当然のことである。
これから待っても、相当時間が経たないとこの行列は無くならないであろう
そんな行列であった
およそ20分後...
「ふう~、暑苦しかった」
魔理沙はそういって、フロートとかき氷を持っていた
昼ご飯というよりおやつである
「あなたねえ、これお昼ご飯よ?それじゃおやつじゃない」
と、カレーを片手に持ってもう一方でフロートを指差す。
「いいじゃないか。せっかくこの夏の海に来たんだぜ?好きなもの食べたいだろ?」
と、かき氷を一口。
でも、かき氷やフロートといった甘いものを買ったのは魔理沙だけで、他はカレーやフライドポテトにからあげなどである
「そもそも昼ご飯がっつり食べたら遊べなくなるだろ?」
と、魔理沙は満足げにかき氷を食べ続けた
食べ終わったのは戻りながら食べていた魔理沙が一番早かった。
が、一つの問題が生じる。
「うう、意外に寒いなあ」
海に入っていたので水着は濡れているし、更にその上からフロートとかき氷で更に冷やすという、下痢まっしぐらな行動をしている。
そりゃあ寒くなる
「そりゃ、そんな冷たいものを食べたから寒くなるわ。自業自得ね」
アリスは呆れる目つきでそういった
「しょうがないぜ、日に当たってくる!」
というと、魔理沙はどこかへ行ってしまった
「迷子にならないかな?」
にとりは不安になった。
この人だかりである。
見失うのも十分考えられる。
「大丈夫だろう。あの海の家を目印にすれば、簡単に戻れるよ」
小町は肩を叩いた。
みんなが食べ終わり、ゴミを片しに海の家へ向かった
そこに魔理沙はいない。
「本当、魔理沙ったら迷子になってないかしら…」
アリスはどこか心配そうな顔をする
「あら、珍しいわね。あなたが心配するなんて」
パチュリーは少しいじるつもりでいった
「魔理沙ったら、私がいないと何をしでかすか…」
「あら、大胆だねえ」
その言葉に小町はすかさず反応した
「い、いやそういう意味で…」
アリスが少し赤面している間に、ゴミ置き場に到着した。
「あら、これ魔理沙のじゃない?」
と、にとりが指差す先には、魔理沙がさっき買っていたフロートと同じ種類のものがあった。
「いえ、他人のかもしれないじゃない」
アリスは落ち着いてそれを制した。
「あら、みんなじゃないか?」
ふと現れた魔理沙。その手にはカレーを持っている
「なんだ、結局買ってんじゃないの」
さっきまでのことはなかったようにアリスは聞いた
「これさえ食べればあったかくなるだろ?」
魔理沙は笑顔で言った。
「…単純ね」
アリスは苦笑いした。
「じゃあ先に戻ってるわ」
パチュリーは言った。
「ああ。食べ終わったらすぐいくぜ。にとり、小町、雛、アリス。パチュリーか寝ないようにしといてな」
パチュリーは砂に少しつまづいた。
「ええ。わかったわ。パチュリーばっかりずるいものね」
と、アリスの意見に賛成した小町とにとりは親指を立てた
「むきゅ~ん…」
パチュリーの顔には悲壮感が漂う。
その後、魔理沙が帰ってくるまでパチュリーは寝させてもらえなかったことは、言うまでもない。
個人的に、後半あたりが単調に感じました。
そして眠気が…
とりあえず次回もおたのしみに。