博麗大結界が壊れたあの日から~東京project~   作:冬希

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第4節のスタートは、出発までのあらすじ的なのです。

この話以外に、4節でにとり達以外はでません(笑)


4節 鬼怒川温泉旅旅情
4⑨話 白昼のキセキ


9月11日(土曜日) 飛ばされて42日目の午後4時頃。

 

「おんしゃあ!!」

と、誰かの声が外から聞こえた。

バイトから帰ってきていた一同のうち、魔理沙は、思わず家のドアを開ける

「まったく…誰だ?」

魔理沙はドアを開けた瞬間…

「魔理沙あ!」

にとりは突然魔理沙に抱きついた

「は、恥ずかしいんだぜ」

魔理沙はほうを赤らめる

「やった!やった!」

それでも止まらないにとりはそのまま家に入る。

なにやら本を持っている

「いてっ!」

にとりが足から放った靴はみごとに魔理沙のふとももへ命中。

「ど、どうしたのにとり?」

何者かに憑かれたのように踊るにとりを見た雛や小町は止めようとした

「おい、なんか悪い物で食ったのかい?」

そう言ってる小町を余所に、にとりは踊る。

そんなにとりを止めたのは…

「いでえ!」

…と、このまま悶絶してその場に止まる。

「壁の端っこに小指ぶつけたあ」

 

「なにやともあれ、とまったね」

「ええ」

にとりは壁に踊りを止められた。

 

 

「で?どうしたんだ?にとり」

魔理沙は改まって聞く。

「当たったんだよ!当たったの!」

と、二度笑顔でいう

「当たったって、壁に小指をか?」

魔理沙はあえて屁理屈をいってみる

「ちがうよ、ち が う!」

何故か二度言う。それほど興奮しているのか。

「じゃあ何に当たったんだ?」

「この前海にいったろ?その時、本を買ったろ?その後ろについていた懸賞はがきってのを出してみたわけよ。そしたら「2泊3日鬼怒川温泉旅行券」があたったわけさ!」

一応、段階を分けて言ってるがその間が短すぎて、一つながりの文にしか聞こえない

だが、何を言いたいかは一番最後の「2泊3日鬼怒川温泉旅行があたったわけさ!」

で分かった。

要は懸賞に当たった。

そういうことなんだ。

と、三人は考えた

「えー!?」

三人はほぼ同時に声を上げる

「へへーん。これが証拠さ!」

というと、前に海へ行った時に買った雑誌の9月号を出した。

「えーっと、これだ!これこれ!」

と、自慢のページと、自慢の場所を指差す

「「「鬼怒川温泉2泊3日旅行 河城にとり様」」」

と、音読をした。

「へへーん」

自慢げににとりは笑う。

「おー!すげえよそれ!」

「あんたやるねえ!」

「ありがとうにとり!」

といっていると…

「すみませーん、もう少し静かにお願いします!」

苦情が来た。

 

 

これは一週間前。これはにとりが懸賞を出したその5日後である。

「おー、ここだここ」

そこは、巷で有名な神社である、

なにやら、木の狛犬で有名らしい。

そして、そこには二人の元神様、神奈子と諏訪子が働いてる場所でもある。

…住み込みかはわからない。とにかく、神頼みということで神社に来た

「あらー、あんたはにとりじゃない、お久しぶりだね~」

相変わらずの暢気な態度でにとりと接する。

「あー、私前に懸賞はがきを出したんです!それが当たるようにと、祈りに来ました!」

と神奈子に言う

「神奈子~?お客さん~?」

諏訪子が奥から出てくる

「あらー、あなたはふもとのにとりじゃない、どうしたの?」

「いやね、どうやら懸賞はがきを出したらしいのよ」

神奈子が軽く説明した。

すると、諏訪子はこういった。

「あなたの神様を思う気持ちはきっと、この神様にも届くはずよ。あとはお祈りしておきましょう」

と、諏訪子は笑顔で言った。

「…うん!」

 

その後、神様にお祈りしたあとしっかりとお賽銭を入れた。

そして、今日に至る。

 

今再び、にとりは神社に行った。

御礼参りといわれるやつである。

そこにはもちろん、例の二人がいた。

「おっ、にとりじゃない、どうだった?」

と、神奈子が言ったが…

「うふふ、言わなくてもいいわ。その顔は当たったようね」

諏訪子は笑顔で言った。

「おかげさまで一番良いのがあたりましたよ」

と、二人に軽く一礼をした。

「おおっ!すごいじゃない やはり神様にお祈りを捧げたからだね」

神奈子はそういった。

その後、にとりはしっかりと御礼参りを果たした。

「またなにか懸賞はがき出したらおいでね~!」

なんか小学生みたいな会話である。

「は~い!」

と、にとりも手を振った。

 

その約三日後、宅急便とかいうもので、その「鬼怒川温泉2泊3日旅券」というのが送られてきた。

それには、

「ホテル鬼怒川2泊3日宿泊券」

「浅草駅から鬼怒川温泉駅までの特急スペーシア鬼怒川の指定席券と往復切符」

「鬼怒川温泉周辺の温泉群(川俣温泉 奥鬼怒温泉 鬼怒川温泉 川治温泉 日光湯元温泉 塩原温泉 那須温泉 板室温泉 喜連川温泉 馬頭温泉)で使えるフリー券」

の3つがあった。

三鷹から浅草までや、それ以外の電車や、バス費用は自己負担。

期間は9月中に旅行を開始する。

ということらしい。

 

「これ、夢じゃないんだよな?」

魔理沙は確認した。

それも、かなり慎重に。

「ああ。現実さ」

にとりはそう返した。

 

それからの日々は、バイトの時間を除き、調査買い出しに手を回した。

当然バイトは出られないので休みを入れる。

指定席券はさっさと予約しないと埋まってしまうので早々と日程を決める。

「じゃあ、この10日後でいいな?」

と、魔理沙は確認した。

「ああ。9月24の金曜日からだね。丁度いいんじゃない?」

他の2人も賛成の意を示す。

 

「じゃあ、色々調べてくるぜ!」

と、瞬く間に魔理沙は図書館へ向かう。

調べるというのは、当然電車の時間である。

ついでにバスの時間なども調べておくことにした。

 

そして、魔理沙は良さそうな温泉の情報をコピーして、電車の時間もしっかりメモしたその紙を、前に見せたように見せた。

 

「おおっ!サンキュー魔理沙」

といい、手にとったのは川治温泉と奥鬼怒温泉の資料であった。

「へえ~、これ良さそうじゃない 『関東最後の秘湯!奥鬼怒温泉』と、『洪水から出来た温泉!川治温泉』。というか他は最寄り駅の路線が違うらしいからこの2つが一番良くない?」

というと、地図を指差した。

「う~ん、それもそうだね。あたいたちは温泉もよくわからないから、どれでも同じなら近い方がいいものね」

と、徐々に決まっていった。

この後、にとりは駅へ向かい、[9時浅草発]の指定席を予約した。

これで残りはタオルなど、細かいものの補填などの準備を残すのみとなった。

 

 

そして、これから旅行までの一日一日は、いつもより長く感じた。

そんななか、しっかりと準備を済ませていく。

 

 

そして、着々とへっていくカウントダウンは、ついに0となった。

 




後半なんだか急ぎぎみですね。

次回からは旅に出ます。

何があるかは私にもわかりませんが、とりあえずお楽しみに(笑)
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