ひとまず、バトル回もしつつ、適度に日常回を挟めるのが理想かなあ…
今回は、とりあえず色んな意味でオリ主の酷さ(?)を知っていただけると嬉しいです。
正直ギャグにかなり振ったせいで主人公が変になってますw
お気に入り登録してくれた方。評価してくださった方。励みになります!本当にありがとうございます!
僕の朝の早い。
学校が朝8時半から始まるので、僕はいつも6時半に起きる。
僕は、私立中学である、「六頴館中学校」という所に通っている。
この中学は、ボーダーと提携しており、ボーダーの活動で忙しい学生でも学業との両立がスムーズにできるようになっている。
わざわざボーダーと学校が提携している理由は簡単で、隊員の多くが10代から20代前半で、ほとんどが普通なら学校に通っている年齢だからだ。これは、トリオンを生み出す、トリオン器官の成長限界が20歳前後であり、それ以上の年齢になるとトリオンの量はもう伸びなくなっていく。なので、ボーダーは必然的にそういう年齢の学生を多く雇っている。
8時半始業で6時半に起きるのには訳がある。徒歩数分で学校にまでは行けるのだが、自分の技術が衰えないようにするためにも、毎朝早めに起きて朝練をしてから学校に行くようにしている。
いつも、6時と6時半それぞれに目覚まし時計をセットして、6時に起きた後に6時半になってようやくベッドから出るという生活を繰り返している。なんでこんな目覚まし時計を二つセットするとかいう回りくどいことをするかというと、ボーダーがどうこうとかそういう特別な事情じゃなくて、僕の感情の問題だ。
僕は、別に朝起きるが苦手というわけでもない。ちゃんと目覚まし時計がなる数分前には起きているし、最近は23時半くらいにはいつもならもう夢の世界に飛び立っている。
ただ、目が覚めた瞬間、体が金縛りにあったと錯覚するかの如く体が動かないのだ。
暖かい布団、ふかふかなベッド、誰にも邪魔されずに休める環境、人間の三代欲求である睡眠欲を満たせる時間…脳が学校の時間だから起きろと叫んでも、身体中が拒否するのだ。
“まだ寝ていたい…!”と
勘違いするな。“起きる”のは苦手じゃない…!“ベッドから出る”ことが苦手なんだ…!
昔は、ちゃんと6時半にだけ目覚まし時計をかけていたが、身体中がベッドから出ることを拒否するため、かれこれ15分くらいまるで玩具をねだる子供のように手足をジタバタさせて(無論背中はベッドに、頭は枕にくっついたまま)、何度も寝返りを打つことで体を無理やり起こし、ようやくベッドから脱出できるようになる…が、今度は頭のどこかでこんな思考がよぎる。
“もうちょっとだけ寝てもいいじゃないか…!”と
勘違いするな。“起きる”のは苦手じゃない…!“ベッドから出る”ことが苦手なんだ…!
大事なことだから2回言ったぞ。いいな?
で、話を戻すとその訴えと連動するかのように体がまた眠気を訴え始め、またベッドか恋しくなる。僕は、昔からここでベッドの恋しさに負けて、“二度寝”という極楽の時間を過ごしたことで学校を遅刻しかけたことが何度もあった。ここまで来たら対策はない、“朝練するから起きろ!学校があるから起きろ!”と無理やり体に鞭打って、ベッドを強い意志で諦めるしかないのだ…
仮に、自分への誘惑を振り払い、心の戦いに決着をつけ、起きれたのだとしても、その目覚めは最悪だ。
長ったらしく語ったが、僕は生まれて初めて学校に通うようになってから毎朝これをやって20分くらい無駄な時間を過ごしていた。前述した通り遅刻もしかけた。幼稚園時代はこんなことなかったのに…と思いながらも、対策として練ったのが二つ目覚まし時計を使うことだったのだ…
目覚まし時計2個体制を使うと、まず一度6時に目覚まし時計を設定して無理やり起きるのだ。しかし、普通ならさっきから言っているベッドの誘惑に打ち勝つ心の戦いが始まってしまう…だが、今起きたのは6時…本来起きないといけない時間は6時“半”…そして、こう思うのだ。
“あと…30分も寝られる…!!”
30分、“二度寝”という素晴らしき時間を、“起きなきゃいけない…”という背徳感0で過ごせるのだ、これほど素晴らしいことはない…!30分後起きた時には、“二度寝”した事により、心がスッキリしてベッドから抜けられるのだ…!
そして、気持ちよく起きた後は、気持ちいい心をそのままに、朝の火の光を浴びるため、そして、あることをするために庭に出る。
「ふっ…!ふっ…!あと…121回…!」
“素振り”だ。
継続は力なり…なんてよく言うが、正直あれは事実だ。
最初は数回振るうだけで手の皮が剥け、血が出て痛くなった。でも、諦めず何回も振るうことで体つきも良くなってくるし、段々と重く感じていた“バット”も軽く感じるようになってくるし、余計な動きもなくなってくる…これなら、今日の放課後の練習は楽しくなりそうだ…柵越えの打球も打てそうで気持ちが昂る。
え?“何振ってるんだお前”…だって?そりゃお前…
“
木刀とかだと思った?竹刀とかだと思った?申し訳ないけど、僕、野球部なんだ…木刀とか竹刀、いつか欲しいとは思っているけど持っていないのよね…
だが、野球のバットの素振りというのは、割とレイガストを使いこなす練習になってくるのだ。
考えてみて欲しい。“野球のバットと言う棒切れ一本で、なんであんなにボールが飛ぶのか”…と。プロなんか飛距離が100mなんて簡単に超えてドームの天井を貫通したり、電光掲示板を一部破壊したりしているのだ…やばいって思わないか?
なぜそうなるのかという仕組みは、全部書くとえげつない程長くなるので色々省いて言わせてもらうが、やはり、“全身を使って重い棒を振るっている”というのが挙げられる。
重い棒…まあ、これはバットのことだが、バットをただ力任せに腕力だけで振るうと、思うように力が伝わらないのだ。上手い人は、体のバネや腰の回転、体重移動などあらゆるものを駆使してバットを振るうことで絶大な威力を生み出すのだ。
で、今の説明の中で、バットをレイガストに置き換えて考えて欲しい。レイガストも言って仕舞えば“重い棒”だ。わかるだろう?野球のスイングが、レイガストで効率的な一撃を生み出すのにも応用できるのだ…!
野球は、小4くらいからやっており、今でもやっているのだが、当時は100本も素振りすることすら面倒臭かった。だが、親にしつこく何度もやるように言われて、“騙されたと思ってやってみろ”って言われて渋々素振りをやるようになった。だが、しばらく続けると長打を繰り返すようになり、目に見えて結果が出るようになった。僕はその時に初めて努力の面白さを知った。
僕がめげずにゲームで不遇な武器やキャラを使い続けられるのも、努力の大切さを知って、どこかで目に見えて結果が出るようになることを小さい時から知れたから…というのも大きい。まあ、報われない努力というのも存在するのは重々承知しているが、努力なしにただでさえ“不遇”なモノを使いこなせるようになる訳ないだろう?
“優遇”された武器やキャラは最初から強い、雑に使っても強いなんてことが普通にあるが、“不遇”な武器やキャラは地道な積み重ねによって初めて強くなるパターンが多い。
そもそも、“不遇”な武器やキャラを使うこと自体“茨の道”を進むのと同じだ。だが、努力の末に存在する“結果”を一度知ってしまったからこそ、その茨の道の辛さに耐えて、突き進むことができるのだ。
そして、その積み重ねが初めて身を結んで“優遇”されたやつを打ち倒すあの瞬間!ん〜やっぱりいいもんだ。
で、不遇な武器を使いこなせるようになるためには、マトモに練習しても効果がない。これは、どの事象においても言えるが、意外な着目点からのアプローチが思った以上に効果的な影響を及ぼすことだってあるのだ。ただ木刀とか竹刀を素振りするのは、普通の“優遇”された、それこそ弧月とかに適した練習方法だ。僕の場合、ただでさえ他の武器とは違うレイガストを使っているのだから、普通の練習法じゃ強くならない。そこで考えたのが “野球”という意外な着目点からの練習だ。
バットのスイングをレイガストに見立てれば、得るものは多い…そう踏んで、僕はボーダーに入隊してから忙しくなっても、なるべく欠かさずバットを振るっている。
昔行ってた道場も、数ヶ月で辞めちゃったので、僕がレイガストを新入りにもかかわらずある程度うまく使えている理由は、どっちかというと野球経験があったからという理由の方がでかいかもしれない。
“不遇”と言うのは、別に弱いんじゃなくて、『才能を持ちながらも活躍の機会に恵まれない』ことを指すのだ。活躍の機会を与えるか与えないかは使い手の問題だ。こう言う“努力の積み重ねなしに、不遇扱いされているキャラや武器に簡単に見せ場をあげることなんてできない”というのが僕の持論だ。
まあ、多分優遇されたモノだろうとそれは変わらないんだろうけど…ただ、大事なのはその努力の量と質だ。あえて不遇なものを使うからには下手な努力ではダメだ。
その持論に従うためにも、日々の努力は抜かさない。野球もその点は同じ。この素振りはレイガストの練習にもなるし、もちろん野球の練習にもなる…一石二鳥な練習なのだ!
(まあ、元々野球の練習で毎日してた素振りが、たまたまレイガストにも応用できるって後から気づいただけなんだけど…)
で、数百回ほど素振りを終えたら、顔洗って、飯食って、着替えて、学校に行く。数百回と聞いて、数が少なく感じるかもしれない。野球漫画だと1000本とか当たり前のように振ってるし。僕は数をこなすより一本一本の質を高くして大事に振るうことが大事だと思っているので、これでいいのだ。一本一本なんも考えず雑に振るより、あらゆる状況をシミュレーションして振ることで、あらゆる状況や球がきても大丈夫になるだろうし。
本当はランニングとかも日課にしたいのだが、素振りを丁寧に数百回もやっていたら時間がないし、朝から走ったら疲れて学校で寝落ちする可能性が高くなるのでやろうにもできない。
これが
◆◇◆◇
「ああ…うう…くそぅ…やばい…たまに教室じゃない景色が目に浮かぶ…!なんだあれ…お花畑か…?夢見かけてるのか?僕…」
今の僕がその“いつも”の状態じゃないからだ。本当なら僕のいつものルーティンを見せてやりたかったが、もう限界だ…なんかもう色々どうでもよくなってきた…寝たい…寝たい…寝たいっ!
「ちょ…!神立君!大丈夫!?なんかさっきから顔色すごく悪いし、時々白目になっていたけど…今、顔すごいことになってるよ!?」
隣の席の女子である、ボブカットで幼い顔立ちが特徴的な同級生で人気者の“みかみか”こと
「大丈夫だよ〜…三上さ〜ん…ただ寝不足なだけ〜…」
そう言いはするが、睡魔がやばい。マジで寝ちゃいそう…三上さんの心配そうな顔がかろうじて閉じかけた目から見える…
この三上さんも、風の噂で聞いたが、来季にはボーダーに入るらしい。ただ、戦闘要員ではなく、“オペレーター”という後方支援職に就くって前に女子の会話から聞いた。
え?“女子の会話盗み聞くとかきもい”だって?あのね、三上さんってクラスじゃすごい人気で、よく人が集まってくるの。で、僕の席は彼女の席の隣なの。聞きたくなくても聞こえてまうねん…
にしても、クラスメイトということ以外こんなただの寝不足を心配してくれるなんて…なんて良い人なんだ…
「こんな具合悪そうになっちゃうなんて…昨日一体何があったの…?夜勤で防衛任務で徹夜したとか?」
「いや…そういうのじゃなくてだな…あの、本当に気にしなくて良い理由」
防衛任務がどうこう聞かれるが、僕がこんな状態になっているのはそういう訳じゃない。むしろ昨日はボーダー本部にすら行ってない。
「そ、そうなの?でも、そんなに顔色悪いし、具合悪いなら保健室に行ったほうがいいんじゃ…」
「ああ、いやいや、気にしなくて大丈夫…自業自得だから…ほら、この通り元ki…ぐう…」
限界が来た。みんな、今までありがとう…
「ちょ!神立君!あと一限で学校終わりだから頑張って!」
ゆさゆさと体が揺らされる…ああ…すごい、家族以外の女子に触れられたのなんて何年振りだろう…三上さんは優しいなあ…なんというか、面倒見が良くて…可愛くて…
「好きぃ…」
「大丈夫!?戻ってきて!神立君!」
今なんか本来ならノリでも口にしちゃいけないセリフが僕の口から出た気がするが…まあ、それは置いておいて、僕がなんでこんなことになっているのかというと、さっき僕の口から出た通り寝不足で体調が悪いのだ。
くそ…たった6時間睡眠時間削っただけなのになんでこんなに…!
なんで睡眠時間を削ってしまっていたのというと、それは昨日の僕が何をしていたのかを言わないといけない…確か、僕は…まず…
◆◇◆◇
「はははぁ!!痒い所に手が届くようになったぁのがぁ!?こんなに気持ちいいものとはなぁ!!ハイッ連続16キル目だ!」
「馴染むッ…実に馴染むぞ…!このキャラ…この火力ッ…!」
「ウリィィィアアア!!!強化されたウルトの前に!ぶっ潰れろォ!!!」
…最高にハイな状態になってFPSをしていた。
昨日の夜に、僕が最近ハマっている、キャラごとに射程とか火力が分かれるようになっている今さっきFPSゲームにアップデートが入って、キャラの能力調整が行われたのだ。で、色々なキャラが調整を受ける中、僕が愛用する“不遇”キャラにも調整が入ったのだ。
僕の使うキャラは、リーチと回転率の高い通常攻撃を持ち、ウルト…まあ、必殺技が若干難しいがかなり強いという特徴を持つキャラなのだが、懐に入り込まれたら火力が低くて一方的にやられてしまうので、使用率がぶっちぎりで低く、“不遇”扱いされていた。
このゲームの当時の環境は、懐に入り込むのが上手い短距離高火力キャラが全体的に多い環境だったので、僕の使うキャラの天敵が結構いたのだ。天敵であるその環境キャラどもは、大体あと1発こっちがあてれば勝ちってところで火力で押し負けることが大半だった。
だが、昨夜のアップデートで、“攻撃力上昇”のアップデートを受けたのだ。
弱点だった火力が強化され、苦手なキャラも1発少ない手数で倒せるようになった。
そう…環境キャラに対抗しやすくなったのだ…たかが1発、されど1発。この知らせを受けて、帰ってからコントローラーを握ってずっとテレビと向かい合っていた。
そして、多分帰って飯と風呂の時以外ぶっ通しでやっていたから5時間以上は普通にやっていたかな?そんな時に、事件は起きた。
「(やばい…脳汁止まんない…このキャラ最高…!)」
「(“タケジー”君、ずっとそのキャラ使ってたもんね〜。にしても、ここまで強くなるとはお姉さんも驚きだよ〜)」
マッチ終了後、ゲーム内のチャットで話しかけてきたのは、ネット友達の“ユズw2”さんだ。この人とは、よくいろんなゲームを一緒にやっており、ネッ友の中では中のいい方だと思う。僕は“ユズさん”って呼んでる。チャットではお姉さんって言っているが、リアルで会ったことがないので向こうが年上なのか、女性なのかどうかも不明だ。
ちなみに、僕は武治の“治”が“ジ”と読めるので、ゲーム内のニックネームを“タケジー”という名前にしてよくゲームしている。
「(いやあ…このキャラずっと使っててよかったって思える瞬間ですよ…あと1発撃てれば仕留め切れたって状況が続いてたのにこの強化。弱いわけがないですし)」
「(まあね〜…それがそのキャラの長年の
ちなみに、僕はネットゲームで話すときは相手がリア友じゃない限り敬語で話すようにしている。その方が印象いいだろうし。
(にしても、本当にそうなんだよな…長年の“課題”がこうもあっさり…)
ん…?kadai?
かだい…?
課題!?
顔が“ぐにゃあ”と曲がった気がした。てか、世界がねじ曲がったような気がした。
そう、この時僕はすっかり忘れていた。四日前に結構大きな課題が出されていたことを…そしてそれの提出期限が明日までだということを…!
「(ユズさん!ごめんなさい!諸事情あってもうやめないといけなくなった!)」
「(おや?もう眠くなったのかい?おやすみ〜)」
全然違うけど、そんなことはどうでもいい。
僕は早急に課題を終わらせないといけない。
いつも、僕はめんどくさがり屋なので、課題を追い詰められないとやらない。課題を計画的にやることは、基本的にしない。大体最後の方にまで後回しにして、追い詰められたらやる。こういうところで時間管理とか人間性が中途半端なのが目に見えるのだろうが、問題はそこじゃない。
多分、集中すれば数時間で終わる課題だったので、提出日前日にちょっと睡眠時間削ってやれば間に合うだろうと楽観的な考えで僕はその課題を今日まで放置していた。
しかし、現実は違った。好きなゲームのアプデで、僕の脳内は埋め尽くされ、課題のことなんて忘れていた。今考えれば、最近は防衛任務を入れに入れまくっていたのもあって、疲れていたことも一因だったと思う。
うちの学校は、クラスが学業の成績ごとに上から順にA、B、C…と別れているのだが、できるのなら次の学期には一つ上のAクラスに上がりたいと思っている。というのも、うちの学校内で、ボーダー隊員がAクラスに上がったら学費が少し安くなるという制度があるのだ。多分、ボーダーの活動ばっかりして学業を疎かにしてしまう学生を減らすために設けた制度なのだろう。別に金欠というわけではないのだが、出費は少ない方が当然いいはずだ。
だが、多分提出物の期限を守らないような人間はAクラスにはいけない…という噂があるので、提出物の期限は絶対守らないといけない…え?“そんな噂信憑性ないだろ”って?うるせえ、本当だったらどうするんだよ。
時刻は11時をとっくに過ぎており、寝る時間も過ぎている。
タイムリミット:明日の昼休みも含めて約9時間
ボディコンディション:今興奮してゲームしてたせいで疲れ気味…しかもなかなか眠い
量:完璧なボディコンディションなら、多分5時間あれば終わる。つまり、今ゲームしてなければ終わっていた。
…状況は絶望的だ、しかしそれでもやるしかない…!僕はゲームをログアウトして、そのままカバンを開き、机へ直行。なるべく多くの睡眠時間を確保するため、死力を尽くさねばなるまい…
(まあ、中途半端にやればいい。中身はどうでもいい。提出期限内に出すのが大事なんだ…)
そう考えると気が楽になってきた。とにかく、やるしかないんだ!やれぇぇぇぇ神立ぃぃぃぃ!!!
◆◇◆◇
で、今に至る。
中途半端にやるのだとしても、予想に反してなかなか重い課題だった。くそ…“アリとキリギリス”でもそうだっただろう…一気にやるのはよくないんだよ普通…!子供の頃から何度も後回しにしてきたせいで、その身を持って苦労してきてるのになんで後回しにして一気にやる癖が治らないんだ…!
まあ、そんな感じなので、もう今朝は目覚まし時計2つ体制とかなしに、ルーティンとか関係なしにもうギリギリまで寝た。朝食取る時間も抜きにして全部睡眠時間に当てた。目覚まし時計がなった時に久しぶりに無生物の物体に殺意を持った視線を送った気がする。で、今限界が来てる。
「三上さん…もし授業中寝てたら起こしてくれない…?もう、三上さんだけが頼りなんだ…」
「それはいいんだけど…本当に大丈夫?保健室行った方がいいなら連れて行くよ?」
「大丈夫だから…うん…大丈夫…」
課題はどうにかなったから、あとは授業で寝なければいい…!結局あの課題、ちゃんと確認していないから、問題点が多くて評定が下がってしまう可能性がある。それなのに、今寝たら授業態度の評定も下がってしまう…保健室にたとえ行くとしても、これだとサボった扱いされて結局下げられかねない…!なんとか…それは避けたい…!6時間目まではなんとか耐えてたのになんで急にこんなに眠気が…!
席が近くて、先生にバレる前に寝てるのを起こせるのは君しかいないんだ…!僕のことはいいから…!それだけ…!頼みます…!
そう言おうとした矢先だった。
「先生が来るまで寝ちゃったら?私が責任持って起こすから」
「…え?」
その瞬間…夢のような出来事が起きた。
「なんか、まるで弟のこと見てるみたい…
なんと、彼女が背中を
「おっふ…」
僕は、二つの理由と意味で死んだ。一つ目の理由と意味は、単純に睡魔に負けて、死人のように眠りに落ちたということ。二つ目の意味は…わかるだろう?
友達も少ない。異性交遊の経験も少ない。てかむしろない。そんな男が、かわいい同級生に背中とはいえ撫でられる…
そう言えば、クラスの女子が言ってたな…
『みかみかって、とっても面倒見良くて小さくて可愛いよね…でも、なんかみかみかに世話焼かれると変な感覚がするんだよね…』
『あー!それ、もう“みかみか”パワーのバブ味に侵されてるじゃん!でもわかるよお…その気持ち…』
『三上さんって、確か3人くらい他に弟さんとか妹さんいたと思うから、その影響かもしれないけど、なんというか…お姉ちゃんみたいに思っちゃうんだよね…』
『わかる…!でも、本人はちっちゃくて可愛いってのがさあ…!もう…!』
最初こいつら何言ってるんだって思った。みかみかってなんだよただのあだ名じゃねえのかよって…でも、今になってわかる。
(ああ…なんだろう…まるでお姉さんのような…お母さんのような…でも、見た目は…ああ…そうか…これが…これが…!)
これが、“みかみか”か…!
この後の記憶は、ほぼなかった。
誕生日的にみかみかは早生まれなため一歳年下なので、これは『バブ味』です(暴論)。
とまあ、主人公の不遇なものに対する努力と考え方についてある程度触れた後の日常回(?)でした。これでいいのか初日常回…
-『ユズさん』って誰?オリキャラ?
-皆さん多分わかってると思いますけど、ロングの神にタレ目のゆるふわオペレーターです。知らない人向けにいうと原作キャラです。
-なんで野球部所属にわざわざしたの?
-ある原作キャラと絡みを持たせたいからこうしました。あと私が単純に野球経験者だったからってのもあります。野球要素は今後ほとんど出てこないので、野球知らないとストーリー理解できないってことはない…と思います。まあ、ある程度知っておいた方が良いというのは確かですが。ただ、ボーダーの上層部のあの人を見る限り、多分ラグビー部に入れていた方が良かったかもしれない()
-この神立って奴もしかして頭おかしい?
-まあ、もしかしなくてもある意味おかしいですねw
次の話では不遇トリガーがもう一つ登場します。では
感想、評価お待ちしております。
文字数今8000文字超えるくらいなのですが、序章が終わるあたりには少し減らすつもりです。大丈夫ですか?
-
大丈夫!
-
いや、変えない方が良い。
-
何言ってんだ、むしろ増やせよ
-
俺に質問をするな(どうでもいい)