望まれぬ人に見切りの手を 作:砂糖の切り餅
望「今日はみなさんと都内散歩にきました。」
奈美「都内で散歩ってどうなんですか?」
望「たまにこうやって自分達の住む町を歩いてみるのもよいものですよ。」
奈美「さいですか……」
望「それにこうやって散歩をしてみると日頃気づかないことに気づくこともできますよ。」
纒「そうですね。例えばほら、あそこにカルト宗教の支部があります。」
望「常月さんいたんですか……」
纒「えぇずっと。」
望「それはいいとして、実際作者の地元には創○学会の会館と幸福○科学を母体とする党の選挙事務所があり、よく危ない人を見ることがあるそうです。おや、あれは……。」
可符香「そうですみなさん。皆さんの心には必ず悪が存在します。その悪を認め懺悔することで新たな自分を見つけることができるのです。」ぱぁ~
「ワタシハワタシハ……」
望「やはり貴方ですか……。」
可符香「あ、先生!先生もどうですか?楽しいですよ。」
望「いや、遠慮しておきます。」
望「おや、あれは」
運ちゃんA「てめぇ、どこ見て走ってんだ!?」
運ちゃんB「てめぇこそ前見て走りやがれ!!」
望「何があったんです?」
運ちゃんAB「こいつが赤信号で突っ込んで来やがったんだよ!!」
望「なるほど、見切り発車ですか。」
奈美「見切り発車?」
望「自動車学校に行くと習うのですが、見切り発車というのは安全を確認せずに発車することです。この場合、双方ともに見切り発車だったのでしょう。」
望「特にここは見切り発車が多いことで有名な『見切り発車交差点』なのです。」
可符香「なんの捻りもない命名ですね。」
望「可符香さん、これが作者の限界です。スルーでお願いします。」
望「それでは、改めて。」コホン
・活躍する保証もないのに見切り発車で獲得した外国人内野手B
・国民の反対を押しきり見切り発車で無理矢理成立させた新法案
・その法案の意図も汲み取らず見切り発車で盲目的に反対する国民
・海外で活躍する保証もないのに見切り発車で名門海外クラブの10番をもらうサッカー選手
・今までの活躍を棒に振る結果になろうとも見切り発車で相手に頭突きするサッカー選手
・日本で少し活躍したからと言って見切り発車でメジャーリーグに挑戦する野球選手
・不祥事に対してろくに検証も行わず見切り発車で袋叩きにするマスメディア
・格好いい主人公が思い付いただけで見切り発車で書き始める二次創作作者
望「このように、世の中には見切り発車が溢れているのです。」
望「絶望した!!見切り発車だらけの世の中に絶望した!!」
可符香「先生、見切りも悪いものではないと思います。」
望「ほぅ、それでは貴方の持論を聞かせてもらいましょう。」
可符香「見切り発車をして、間違った方向に進んでしまうのであれば早めに見切りをつければいいのです。そうすることで様々な試行錯誤を行うことができます。たとえば、」
・見切り発車で始まった連載
→早々に見切りをつけて次の連載に備える
・見切り発車で入った大学
→早々に見切りをつけて他の大学に編入する
・見切り発車で入った会社
→早々に見切りをつけて次の会社に移る
・見切り発車で出馬した選挙
→早々に見切りをつけて社会が悪いのだと言い訳する
・見切り発車で始めた政策
→早々に見切りをつけて税金だけ巻き上げる
・見切り発車で買った航空券
→早々に見切りをつけてオークションに出す
可符香「このように、見切り発車で始めてしまったものに早々に見切りをつけることで新しい解決策を見つけることができるのです。」
望「どこか絶望的なものも含まれている気がしますが……。」
可符香「先生これを。」つヘルメット
望「どうしたんです?こんなものを渡して 。」
可符香「そろそろ千里ちゃんが暴走する頃なので備えようかと思いまして。」
望「安全のための見切り発車ですね。この場合は『転ばぬ先の杖』とも言いますが。」
千里「許せない。」
可符香「来ましたよ。」
望「しかし、私たちは見切り発車をしているので安全ですね。」
千里「見切り発車なんて許せない。きっちりと明確な見通しを持たないうちに行動を起こすなんて許せない!」
望「ギャーっ!!」
……
可符香「ご利用は計画的に。お姉ちゃんとの約束だよ♪」
……
望「因みにこの話は作者の見切り発車で書き始めたため着地地点を見切ることができなかったので落ちはありません。」
千里「見切り発車は許さない……。」
グチャ
おまけ
太郎「hop 、STAP 、jamping~」
ドンガラガッシャーン
千里「こら!マ太郎。ちゃんと見通しを持って行動しないとダメでしょう。」
太郎「そうだネ。ちゃんと準備と着地地点を考えて行動しないとダメだネ。目も当てられないような結果にっちゃうヨ。」