過去改変船団 船内
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(いやー今回は随分とやられたンゴwwww
ま、歴史変えればおしまいなんですけどね(キリッ
うはwwwm漏れら強すぎワロタww))
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(ワイらが歴史を変える(キリッ
10万年後には滅んでる種族無駄な努力本当にありがとうございました)
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(しかし5週目で神、いわゆるゴッドをヌッ殺したモンキーがどこにいるかわからないのが気になるな……
って、積極的に死亡フラグ立てる拙者自重汁ww
おっ、そろそろ過去に出…………る…)
小高い丘の上に現れた過去改変船団
その中で最新式の言葉を使うプライマー達の見たもの
それは丘を埋め尽くす歩兵、戦車、コンバットフレーム、Electromagnetic Material Collapser、後ろには狂気の人型クレーンまでが鎮座していた
その先頭に立つ、大型狙撃銃を二丁持った男が口元を歪め言い放つ
「Welcome(ようこそ)」
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(ちょwwwwをまwwwwww)
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(漏れオワタ\(^o^)/www)
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(俺、この歴史改変が終わったら結婚するんだ……)
歩兵、コンバットフレームの弾幕
Electromagnetic Material Collapserの光線
人型クレーンの拳が歴史改変船団に叩き込まれる
その圧倒的な暴力は、船団が弱点部位をさらけ出すまでもなく全機撃沈せしめるだけの力を内包していた
「さすがえころ様! さすえこ!
やっぱ愛の天使は最高だぜ!」
『そういう恥ずかしいことを大声で叫ばないでください!』
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[リング破壊前]
「たった1つ、針の穴を通すような可能性ならばある
過去改変船団を、タイムトラベル直後に迎え撃ち、未来の情報から奴らを遮断することだ」
プロフェッサーの言葉にえころは口を開けぽかんとした顔をしている
それとは対象的に、ストームワンは得心がいったと言いたげに難しい顔をしながら頷いていた
「なるほど、これから再びリングを破壊して3年前に戻り、歴史改変船団の現れる可能性の高い場所で待ち構え、出現したところで全機撃墜
するとプライマーは今回の歴史で何が起きたのかが分からず大混乱に陥る
そして最後にもう一度リングを破壊することで人類の勝利となる、そういうことだな」
『あ、あの脳筋のストームさんが頭の良い解説をあたたたたたたた!!』
運動力2500の力を使いえころのほっぺたを左右に引っ張っている姿からは想像もできず、学力2500のプロフェッサーとは比べるべくもないが、ストームワンとて学力75のそこそこ優秀な頭脳を持っている
ただあまりにも頭の悪い戦場からも毎度毎度生還するためそうは見えないだけなのだ
『でも、船団が現れる可能性の高い場所に現れなかったらどうするんですか?』
「ん? 駄目なら三年間生き延びて、またリングを破壊するところから始めればいいんじゃないか?」
『前言撤回します! やっぱりあなたは脳筋です!』
プロフェッサーによると、現在可能性のある地点は6箇所
その何処かに現れることはわかっているが、現在の観測データではそれ以上に エリアを絞ることができなかった
『………ちょっと待ってください
それって、これから最悪6×3=18年も戦い続けるってこと……ですか?』
「ああ、その通りだ」
「さすがエリート天使、計算は間違っていないぞ」
いつものようにからかい口調のストームワンの胸ぐらを、目を見開いたえころが掴み上げる
『ふざけないでください!!
どうして……どうしてあなたたちが……あなたたちばっかりが!!』
言葉は涙声になり途中で詰まるが、ストームワンもプロフェッサーも、この臆病(EDF基準)でドジで優しい天使が、自分たちのために憤っていることはよくわかった
「希望はある」
『え?』
「5週目にプライマーの神を倒した時、プロフェッサーがそう言ったんだよ
まあその後もタイムトラベルは続くわ戦局も大変なことになるわでさんざんだかな
でもな、今回は結構見えてたんだよ、希望
今はこんな事になっちまったけどさ、俺、あのゲーミングシティが見えた時さ、えころにバレないようにしてたけど、少し泣いちまったんだ」
「私も似たようなものだ
飽きてしまったチーズバーガーだが、あの都市で妻と二人で食べたときは何よりも美味しく感じられた
そんなささやかな、人々の希望を守るために我々EDFは戦うんだ」
「俺たちはここまでさんざん地獄を見てきたんだ、あと18年程度なんてことはないな」
『……………』
目に涙をため、嗚咽を漏らしながらも、えころはまっすぐ二人の戦士の見つめる
その目はまるで、死地に赴きながらも生きること、戦うことを諦めないEDF兵士のような目だった
『ストームさん、プロフェッサーさん
もしかしたら私はここでお別れになるかもしれません
女神様に、プライマーの出現座標を聞き出します
下手をすれば女神様の怒りを買って、悪魔へ堕天もありえますね』
「待てえころくん、君の主神はそこまで君に肩入れをしてくれるのか?
それに、愛の女神にプライマーの事を聞くのは管轄違いではないだろうか」
『けれど、私があなた達の力になれることといえばこれくらいです
それに愛の女神様は、刻、慈悲、調和の神様に次ぐ力があります、例えば戒律の神様とか維新の神様くらいは
だからきっと---』
Prrrrr… Prrrr……
突然鳴り出したえころの携帯のディスプレイには、[女神様]と表示されていた
「……えころ、これ、聞かれてたんじゃないか?」
『ま、まさかそんな……あははは…』
PI
《座標なら知ってるわよぉ〜
でも、教えるには条件が2つあるけどねぇ〜》
『会話をそのまんま続けないでください!
……それで、条件ってなんでしょうか』
すると突然えころの通話がスピーカーになり、女神様の声がストームワンたちにも聞こえるようになった
地味な神の奇跡である
《まずはプロフェッサーさんの、ドキドキゴーグルの技術を教えてもらえるかしら〜
それが続編に必要なのよ〜》
「……続編?
よくは分からないが、私の発明を女神様が欲してくれるのは光栄だ
設計図を書面にしてえころくんに渡せばいいのだろうか」
《はぁ〜い、交渉成立ねぇ〜、それで2つ目はぁ〜
えころちゃん、どうしてあなたがそこまでするのか、本当の理由を言いなさい》
ほんわかとした声は変わらないものの、女神様の口調が変わる
これはマジなやつだ、空気変わったなとストームワンも感じ取った
例えて言うならば228基地にテレポーションアンカーが刺さりまくっていた中、地下からバルガが発進してきたくらいの空気の変わり方である
『……それは当然プライマーに滅ぼされそうになっている人類を、そのために酷使され続けてるプロフェッサーさんとストームさんを助けたいと思ったからです』
《嘘は言っていないけれどダウトね
わたしはね、えころちゃん、本当の理由を言いなさいって言ったの
プライマーの出現座標は、その本当の理由とトレードよ》
『……』
物凄く悩んでいる様子で口ごもるえころ
3年の付き合いになるストームワンも、ここまで悩む様子は初めて見た
それに、先に述べた理由以外に、えころがプライマーの出現座標を知りたがる理由も心当たりが無かった
「なぁプロフェッサー、えころがここまで悩む理由って分かるか?
例えば、実はえころは地球をバラバラにしようとしてるプライマーとは別の宇宙人の尖兵だったとか」
「デジボク地球防衛軍2発売決定おめでとう1もブラザーチェンジシステムは画期的で過去1で地球が大変なことになっても前向きなキャラクターたちのストーリーもとても楽しかった2は私も出られると嬉しい
……ではなく、君が分からないならば私が口を出すことでは無い
間違いなく女神様も分かって聞いているのだろうからな」
「えぇ?」
首を傾げるストームワン
悩みに悩むえころ
デジボクの話になると早口になるプロフェッサー
60からカウントを始める女神様
そんな中、顔を真っ赤にしてヤケクソ気味にえころが叫ぶ
『えーえー分かりましたよ言ってやりますよ!』
《よっ!えころちゃん言っちゃって!》
『私がストームさんを好きになったからですよ!
好きな人にどうしても死んでほしくないからですよ!
これでいいですか!!!』
《さすがえころちゃん!さすえこよ!
愛の女神様ポイント1億点あげちゃうわ!》
「………えっ?」
「本気で気づいていなかったんだな
戦場では敵の気配を敏感に察知するストームワンも、少女の気持ちには鈍感なのか
私がドキドキゴーグルを作り彼女を見たときから、すでにえころくんは君に恋する乙女の目をしていたぞ」
これはマジなやつだ、空気変わったなとストームワンも感じ取った
例えて言うならば228基地にテレポーションアンカーが刺さりまくっていた中、空からアーマメントバルガ隊が発進してきたくらいの空気の変わり方である
『ストームさんはがさつで頭悪くて私にはいじわるですけど、みんなのために本気で戦える人で、そんなところばっかり見せされてたらずっとこの人のそばにいたい、って女の子なら思っても仕方ないですよね! ね!!』
《いいわぁ〜!女神様そういう初々しい恋バナ大好きよぉ〜!
しかもそれが愛の天使と人類の代表者の話なんて、天界コミケでの薄い新刊本が山ほど書けちゃうわ〜!
プロフェッサーさん、出現座標はえころちゃんの携帯にメールで送るからあとはよろしくねぇ~!》
PI
嵐のような電話が終わる
3人は今の電話に、気になるところを感じ取った
「……ストームワンが、人類の代表者?
いやまさか、だがそう考えるとこれまでの事象にも辻褄が……」
「いやそんなことよりも俺たちの薄い本を女神様が書くってなんだ!?
天界コミケで売り出すって!?!?」
『め、女神様は壁サークルのトップですよ……
天界コミケ3日目の新刊の売れ行き一万部は固いです……』
「しかも3日目!?」
気になるところが違ってはいた
それからもストームワンとえころはなんだかんだと変な声で叫んではいたが、それは自分が聞く話ではない
あとは若い者に任せようと、どさくさに紛れてえころの携帯をポケットに入れたプロフェッサーはその場を離れるのだった
デジボク地球防衛軍2楽しみです