宮藤視点
「舞奈ちゃん!?」
あの人型のネウロイが舞奈ちゃんの方に手を向けたら突然痙攣し出した。
攻撃しているのかどうかも分からず困惑していると、舞奈さんの体の力が抜けた。
「ま……舞奈ちゃん……?」
まだ反応が無い舞奈ちゃんに声をかけてみると、ゆっくりと顔が上がった。
でも、何か雰囲気が変わったと言うか……目の色が茶色じゃなくて、赤色に変わってる……
『申し訳ありません。私は喋れないので、彼女に代弁者になっていただきました』
「だ、代弁者?」
『はい』
この人型ネウロイの代弁者として、舞奈ちゃんを使ったってことなの……
それって良いの???
『大丈夫ですよ。彼女には一才後遺症等は残りませんので』
「は、はぁ……」
舞奈ちゃんの声で喋ってても、どうも機械的と言うか……
ネウロイの意思が憑依?してるからかな……
『それで、宮藤さんと言いましたか。貴女に、伝えたいことがあります』
「伝えたいこと?」
『はい。こちらに』
ネウロイと憑依された舞奈さんが、案内してくれた所は黒い雲の先……ネウロイの巣の方向へと向かった。
でも、舞奈さんのストライカーユニットは動いてないのに何で浮いてるんだろう?これもネウロイが持ってる力なのだろうか?
「いたっ!一緒にいるよ!」
宮藤と新藤を追って基地を発信したウィッチーズ隊が到着した。ハルトマンが宮藤と新藤と人型ネウロイを発見した。
「ネウロイ!ヤツが新藤を!!」
坂本を庇って撃墜された新藤。バルクホルンは怒りを抑えきれずに二丁のMG42を構える。
「待って!」
「新藤のやつ、何かおかしくないか?」
ミーナがバルクホルンを制止し、シャーリーが新藤の異変に気づいていた。
側からみると、新藤と人型ネウロイが巣に案内しているようにしか見えないが、ここでも異変に気づいたのはハルトマンだった
「恐らく、“洗脳“されてるかもしれないよ新藤は」
「洗脳だと……!?」
新藤は意識は人型ネウロイに乗っ取られている(と言っても代弁されただけだが)。
「二人が巣に入ってくよ!」
「何だと!?」
宮藤と意識を乗っ取られた新藤はネウロイの巣へと入っていった。
「芳佳!舞奈!」
「待ちなさい!」
ルッキーニが行こうとするが、ミーナがそれを止めた。
「……様子を見ましょう」
ミーナは巣の様子を見据える。本当なら宮藤と新藤を助けたい気持ちだが、今は二人が無事に戻って来る事を願うしか無かった
「ーーーこれは」
『見せたいものがあります』
と言う声と同時に私の周りに無数のモニタアーが現れた。
その映像には、大戦初期のネウロイとの戦争が流れ始めた。欧州の街をネウロイが焼き尽くしている
『この戦争は……最早理由なき戦い、無差別的な侵略戦争であると』
そうして、一人のウィッチである坂本さんの姿、人型ネウロイと私の初めての邂逅、坂本さんを庇って被弾する舞奈ちゃんの姿も……
『我々は、ウィッチという存在に興味を持ちました。貴女達がネウロイを知るように、人類もネウロイを知ろうとした……」
場面は変わり、謎の大穴に残る光る結晶……それはネウロイのコアだった。その後には研究所らしき建物の内部に、謎の何か……
『私は、貴女達とは争いたくない。身勝手な願いだとは重々承知です。ですが、こんな争いは誰も望んでなど居ません』
「うん……多分だけど……きっと分かり合えるよ!」
『……宮藤さん。それと……握手を、していただけませんか?』
「うん……」
と言っても、舞奈ちゃんの体と意識を借りて喋っているが、私はそんなことは関係なかった。
そうして、握手をしようとした次の瞬間だった
『……何か来ます』
「え……?」
『待っててください。すぐに戻ります』
人型ネウロイと舞奈ちゃんは何処かに姿を消した
「さっきのやつだ!新藤と一緒!」
「まだ洗脳が解けてない!?」
「芳佳は!?」
「居ない!やはり罠か!」
外では急に現れた人型ネウロイと新藤に警戒をあげる
すると、新藤の方から声がした
『逃げてください……!今すぐ!』
「こいつ……何を……?」
その言葉と同時に、振動が突然シールドを展開した。
それと同時にビームが着弾する。
「!?」
「何だと!?」
「ネウロイが……私達を庇った……?」
『逃げて!早く!!』
それと同時に、意識を乗っ取っていたネウロイから解放され、ストライカーユニットのプロペラが復活した
ーーーーな、何があった!?
突然意識が戻ったと思ったらみんながいるし!
「新藤!大丈夫か!?」
「だ、大丈夫です。それよりも、何が……?」
ネウ子に意識乗っ取られた後から全く記憶が無いゾ……
ただ、微かにだが、映像だけは残ってるな……
「あれは……ロボットか?」
そういえばいたなぁロボット……
急にガンダムみたいな世界観だが、あれはもう見た人ならわかるはずだろう
あれが“ウォーロック“……ネウロイの技術を使った禁断の兵器ってわけか……まさか生で見れるとは
「なんだあいつは?」
「ネウロイを一撃で…」
「…まずいです。巣の中には宮藤さんが…」
「うじゅぁぁ!?芳佳ぁっ!?」
「宮藤ィィ!」
二人が巣から落ちる宮藤を確保する。
その間にもウォーロックは反転し、元きたと思しき方角へと向かっていった
「舞奈ちゃん……あれは……」
「……取り敢えず、無事そうですね宮藤さん。私も無事です」
洗脳されるとは思わなかったが……
「新藤、一体何があった?」
「バルクホルンさん……分かりません。人型ネウロイに意識を乗っ取られた後の記憶はすっからかんです」
「その話は後よ。宮藤軍曹、貴女を無許可離隊で拘束します」
そうして、基地へと戻る。
さぁて………問題はここからですよ。この後の記憶が正しければ………
「あれ、基地に誰かいるよ?」
……いましたねぇ……
何となくわかっていましたが、原作通りかぁ……
「ご苦労だった。ミーナ中佐」
その言葉と同時に周りの兵士が小銃を向ける。
おーおー怖いねぇ……
「まるでクーデターですね。マロニー大将」
「正式な配置転換だよ。この基地は、我々ウォーロックが引き継ぐ」
基地から出撃してないエイラ達も出てきた。
「ウィッチーズ全員集合かね?……君が宮藤軍曹か。ミーナ中佐、彼女には撃墜命令が出ているはずだ」
『…宮藤さん、うっすらとですが後ろのあれって』
『…うん、やっぱり…』
「何をこそこそ話している!」
「いえ、後ろの兵器が気になりまして……」
「後ろ?ああ、ウォーロックのことか」
だが、ここではあえての口出しはしないでおく。
どうせ口出ししても結果は変わらなさそうだしなぁ悲しい事に
「私、見ました!それがネウロイと同じ部屋で!実験室のような部屋で!」
「何を言い出すんだ、君は!」
「でも私、見たんです!」
「質問に答えたまえ!君は脱走をした、そうだな?」
「はい、でも――」
「中佐!私は脱走者は撃墜するように命令したはずだ!」
「はい、ですが――」
「隊員は脱走を企てる。それを追うべき上官も司令部からの命令を守らない。まったく残念だ、ミーナ中佐。そしてウィッチーズの諸君……」
かくして、例の解散宣言をさせられる事になる……
だが、これも楽しむ為なんだ……許してくれ皆んな(ゲス魔女)
「本日只今をもって、第501統合戦闘航空団『ストライクウィッチーズ』は解散する!」
「えっ!?」
「各隊員は、可及的速やかに各国の原隊に復帰せよ。以上、分かったかね中佐?」
「……了解しました」
うーん、やはり強引だね(笑)
こういう上司仕事場にでも居そうだな(小並感)
「君の独断専行が原因なのだよ?宮藤軍曹」
「私……でも、私……」
「安心したまえ。ネウロイはこのウォーロックが撃滅する。ブリタニアを守るのに、君達はもう必要ないのだ」
の言葉と同時に、宮藤が気を失ってしまった
………さぁて?私もここからどうしましょうかね……?
ここからちょくちょく書いていきます