「さて、新藤。お前のユニットが届いた」
「唐突ですね」
俺のユニットかあ……自分海軍だから零戦か?
坂本少佐についていくと、新品同様のユニットがあった
「零式艦上戦闘脚32型だ」
重戦零とも呼ばれている32型。航続距離と機動力が減った代わりに上昇力と高高度性能が良くなったタイプ。
ただ、なぜ32型なのかが気になっていた。1944年ぐらいなら22型や52型があると思ってたんだけど
「32型って結構珍しい気がしますが」
「できれば52型を用意したかったが、回すのに手一杯でな……すまん」
32型のユニットを見る。角張った主翼が特徴だ。塗装は灰白色で自分の使い魔の絵も描いてあった。
ちなみに自分の使い魔はフソウオオカミみたいです。もうニホンオオカミ同様絶滅してるみたいですね
「新藤」
「バルクホルン大尉?」
お姉ちゃんことバルクホルンに呼び止められた。
「ちゃんと届いたのか?」
「はい。少しはウィッチらしくなりますよ。武器もちゃんと」
と談話(?)をしていると
「ん?何話してんのー?」
ハルトマンがやってきた。服を着ないで
「ハルトマン!服を着ろ!カールスラント軍人として恥ずかしいぞ!」
「えーだって暑いし……」
「だとしてもだ!」
やはりいつものコンビだった。
「そうだ新藤。明日、訓練で模擬空戦をやる。私とハルトマンが相手だ」
「……はい?」
ファ!?ただのMOBキャラのような存在だぞ自分?二大エースに勝てる訳無いだろおおおお!?逃げるんだあ……
「ちなみに坂本少佐が決めた事だ。拒否権は無い」
逃げ道がなくなったぞ……
「なんで模擬戦なんかやるの……私寝てたいのに……」
「ハルトマン!明日は何がなんでもやるぞと坂本少佐が決めたんだ!今更拒否なんて出来ないぞ!」
「ム〜……ま、いっか」
こう見ると最前線とは思えない穏やかムードなんだろうなと思っている。
ただ、零戦32型とG–6とドーラじゃ分が悪い気がする……
「ん……もう朝か……うん?」
何か後ろに抱きつかれている感覚がした。……誰だ?
「すぅ……すぅ……」
「………ン?」
サーニャが自分に抱きついて寝ていた。……え?なんで?
見事にだいしゅきホールドされて動くことすらままらない。
(お、起きれねえ……ってか、リトビャク中尉がなんで……おっと、皆からの視線が怖いのだが)
俺は悪くねえ!と思っていたら外からドタドタドタと走る音が聞こえた
「新藤!サーニャ知らないカ……」
エイラが思いっきり入ってきて今の状況を見た…
(あ、終わった……)
「…では、他意は無かったと言う事で今回はお咎め無しです」
「はい……」
どうやらエイラはサーニャが帰ってこないから未帰還と言う報告をしていたのだろう。
「あの……新藤さん」
「?どうしました?」
「ごめんなさい。私のせいで……」
いい子だなあ……
「いやいや!気にしないでください!……リトビャク中尉は何故私の部屋に?」
「えぇと……寝ぼけていた……から」
ああ……納得
「ま、次からは気を付ければ良いんです。リトビャク中尉」
「……サーニャって呼んでください」
「…では、自分も新藤と呼んでください」
と、百合展開?となっていた
その後それを見たエイラに嫉妬のような目で見られていたとか