「海水浴だー!」
と隣で喜ぶ宮藤が。耳痛い……
「宮藤さん、恐らく訓練なのでは…?」
と言ったらしょぼんとなってしまった。
「なんだ宮藤、訓練は嫌か?」
と坂本少佐が聞き返した。ミーナ中佐がもしかしたら遊べる時間もあるかもと示唆した
こりゃ無いですね!(確信)
というわけで始まります。自分もな!
宮藤、リーネ、自分はユニットを履いて岩場に居ます。
墜落した用の訓練かな?
「な、なんでこんなの履くんですか!」
「何度も言わすな! 万が一海上に落ちた時の為だ」
ミーナが他の人たちもやったと言い、坂本が飛び込むように急かしたので、芳佳とリーネは勢いよく飛び込んだ。あー…もう覚悟を決めろ!!
バシャーン!
「……出てこないわね」
「そろそろ心配になってくるぞ……」
坂本とミーナがそう言った途端、一人が這い上がってきた。新藤だ
「ハア……ハア……なんとか上がれた……」
と疲れてはいるもののなんとか泳げている姿を見て、ミーナと坂本はホッとしていた。
坂本は新藤に合格を出すと、その後上がってきた宮藤とリーネを見る。二人は犬かきをしていた
「こらーいつまで犬かきをやっとるか。ペリーヌを見習わんか」
訓練で死ぬのはもう笑い話以前の問題だ。
新藤は、さっき履いていたユニットを持ち、トラックに入れた。
本当に軍曹なのかしらとミーナは思っていた。
「あ“あ“ー……疲れた……」
いやね?現実世界の体育の時間、結構苦手なんですよ……水泳はクロールぐらいしか出来んし
「新藤さん、欧州の海はどうでしたか?」
欧州の海……あー
「特に問題はありません。普通でした」
これを答えればいいかな?
「そう……でもよくユニットを履いてたのに上がってこれたわね?」
「泳ぎが苦手ですが、練習を重ねてましたから、上がれました」
ある意味裏で練習していた。軍人って泳ぎも大事だと聞く。だから海兵隊とかは本当に優秀な人たちなんだなって改めて思う。その分訓練は半端じゃ無いくらい厳しいが。海上保安庁の海猿並みに厳しいんじゃ無いのかな?
と今日一日海水浴と言う名の訓練は終了した。宮藤が泳げなかった……と愚痴を言っていたが
訓練があった日の数日後のこと
司令部からの呼び出しがあり、予算削減を言い渡された。
帰りの輸送機の中で、坂本は司令部の文句を言い、ミーナと会話を繰り広げていた。
エスコートに来てくれた夜間哨戒ウィッチ、サーニャが戦闘を開始した。だがエースであるサーニャの攻撃に特に反応する事無く、遠ざかって行った。
「うーん……次は夜間哨戒になりそうだなあ……Bf110G–4に乗りてえ……」
とこぼした。