クズゲー転生だけは嫌だった   作:作蓋

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プロットにない話が生えてきた!?


2話〜修行編は……ありません〜

 ――君、これもやっといて。

 ……はい。

 

「はっ! 夢か」

「どうしたの?」

「……ごめん……覚えてない」

 

 なんだったっけな? なんか、上司に仕事押し付けられる悪夢を見た気がする。よし、これからはもう少し説明していこう。

 おー、いたのかお前ら。おはよう、寝覚めが悪い袙瑠さんだ。

 

「そっかー。起きたなら、準備しようね。遅刻しちゃうよー」

「ありがと」

 

 あー、そういえば今日が初授業か。

 

 このあと滅茶苦茶準備した。

 

 

 

 

 

 

 であるからして、と始まるのが通例だが。残念ながら今から授業だ。

 うるさくて話が長い教師を含めたクラス、40名での授業が、今……始まる(ノリで言ってる)。

 

「いきなりで悪いが。今日は授業だ」

 

 うるさいが、この辺りスキップ仕勝ちだから説明してくれるのはありがたい。

 

「まず、固有スキルと我々が呼称するものは。世界に存在する概念、またはその概念を複製、切り分けたものを、魂を介してこの世界に出力した際の特性につけらる名前だ。固有スキルには戦闘系、支援系、特殊系、生活系、職業系と別けたものをスキル系統という。そして固有スキルを持つ者を便宜上スキル持ちと呼んでいる。そもそも固有スキルが最初に確認されたのは1984年で…………先日後藤さんが使っていた。詠唱という技術は本来は支援系か特殊系が使うもの。だが、条件付き固有スキルの条件を詠唱とエネルギーの消費によって条件を無視して起動することができる。ということが先月判明した。それを入学時に習得しているのは優秀と言わざるえないだろう。それとここでかなり説明したが、詳しくは随時説明していく」

 

 話クソ長いな。要するに俺がすごいということだろ。はいQED。とてつもないポカなどやらかしていない。やらかしてないからな!

 

「水野、授業のあと制服の件で話がある」

 

 柳は制服を魔改造した件でこってりと絞られた。だからか翌日には普通の制服を着ていた。

 

 

 

 

 

 

─────────────────────────

 なんか虚無だな。勝ったのに。あれでいいのか? 決勝なのに。

 ん? なにも知らなそうなのがきたな。時は流れて約2年。今、俺は優勝台に立っていた。ここから多分回想シーンだな――

 

 ――よぉお前ら、今日から生徒会選抜試験という各スキル系統の順位付けと称した。大会があるんだよ。優勝が決まっているような。を付け加える必要があるんだが。

 でもなんかふざけてるよな、この大会。優勝賞品が生徒会への所属(強制)なんだよ。

 

 それはともあれこの大会は、トーナメント方式で進められる。スキル持ち同士の殴り合い(なんでもあり)だ。あと剣買いました。今回使うのはただの鉄の棒なのだが。

 

「ほけー」

 

 なんかいるな!?

 ふぅ――落ち着いた。……あそこにいるほけっとしたのはサブヒロインの凍根 姫桜(こおりね きお)1個下(最推し)だ。

 後輩キャラとしてhobby world(クズゲー)の良心だと言われた彼女。だが彼女も例に洩れず闇落ち後に主人公に依存する。姫桜を汚すな!!

 俺の行動指針に彼女を守ることが増えた瞬間だった。

 

 

 

 

 

「今、大戦がはじまる!!」

「そだねー頑張ろー」

 

 またあの二人だ。コンビなのかな? 頑張れー。と間の抜けた応援をひっそりとしていたら。

 

「今、ここに生徒会選抜試験”職業系“ブロックの開始を宣言する!」

 

 始まったな。じゃあ、俺の出番まで待とうか。……上手に待てましたー。

 

「次の試合の方、どうぞー」

 

 えっそれでいいの!? 開始の合図それでいいの!?

 まあいいか。さて相手は?

 

「両方! 固有スキルの開示を!」

「トラック運転手」

「配達員」

「では、はじめ!」

 

 トラック運転手さんだー。最悪だー! いきなり運ちゃん(ゲームでの愛称)に当たるとか最悪すぎだろッ! 運ちゃん最強! 運ちゃん最強!

 

 そんな事を考えていると。眼前にトラックが迫っていた。

 

「ッ! boot(固有スキル起動)

 

 咄嗟に固有スキルを起動させ。横に飛んで避ける。いきなりは危ないだろ!

 俺にできることは単純、近づいて、叩く! ていうかそれ以外何もできん。

 

「ここに私の敗北はない。」

 

 固有スキルの効果で運ちゃんの耳元まで近づきふ~、と息を吹きかけてかーらーのー。斬る! 

 

「おぅふ――ぐぇっ」

 

 おぉ、いい反応するなぁ……運ちゃんごめん。……まあいい思いできたんだから許せ。

 

「勝者! 後藤 袙瑠!!」

 

 勝ったぞー! この後もいろんな奴がいた。だがなんかいろいろ飛んで次が決勝戦だ。

 

「はい、決勝。固有スキルの開示どうぞ」

 

 雑すぎないか?

 

「政治家」

「配達員」

「はじめ!」

 

 さあ、どう仕掛けようか。まずは四肢逝っちゃう。だが決勝だしそれなりに強いだろう。

 

「おい、お前聞け。私に勝ったら犯罪者にするぞ。」

「……boot(固有スキル起動)skill set(凡庸スキル選択)早口。必殺の記憶消去によく使われるハリセンアターック!!」

「き、決まったー! 今年の生徒会選抜試験“職業系”の優勝者は後藤 袙瑠だーー!!」

 

 ……なんか虚無だな。勝ったのに。あれでいいのか? 決勝なのに。

 ん? なにも知らなそうなのがきたな。時は流れて約2年。今、俺は優勝台に立っていた。ここから多分回想シーンだな。

 

 完璧な導入だったな。やったぜ。

 

 

 

 

 

 

 

「そこのやっといて」

「……はい」

 

 生徒会室に入った途端に仕事を振られた。かー。最近の若者はいかんね。でもまあ、相手は序列1位の生徒会長様だ。言う事を訊いてあげよう。

 そうして俺は“渋々”仕事をすることにした。

 

 仕事に一区切りが付き。今は生徒会での優雅なティータイムの時間だ。

 この時間を利用してお前らにこのイカれた生徒会メンバーを紹介しよう(本当にイカれてるからたちが悪い)。

 上から支援系 戦場支配、生徒会長灰氏 戦(はいし せん)。特殊系 魔法少女、副会長真鳳 乙女(まほう おとめ)。職業系 配達員、会計俺。戦闘系 ガンカタ、書記虎風 元(こふう げん)。生活系 爪楊枝、お茶係葉路 都万(ようじ つま)

 この5人で生徒会だ。

 そういえば忘れてたけど。お前らと、こうやって会話出来ているのは固有スキル(配達員)に内包されているパッシブスキル的な、異常なまでの存在察知の効果だ。

 

 よし会話に戻ろうか。

 

「それで誰がダーク……アップルパイを食べる?」

「戦君が食べてくれるといいな~」

「それは露骨すぎると思うよ、真鳳さん」

「じゃあ元君! 食べて♡」

「断固として断る」

 

 なんの話をしているんだ!?

 ちょっと待て。この流れは不味い。俺が食うことになるんじゃないか? 俺は都万ちゃんにたすけをもとめた。

 

「……?」

 

 しかしりかいされなかった。

 悲しいね~。俺は結局ダーク……アップルパイを食うことになった。ちなみにこのダーク……アップルパイは都万ちゃん作だ。

 

 俺はこの後、知らない天井だ。をやった。




一人称が俺なの自分の男の部分を守る為だったそうです。かわいいですね。

書き直した一話はこの後出します。プロローグは先行公開です。作者が持ってる最後の一票で出すのです。

狼の名前どれが良いんでしょうか?

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