俺の家に勇者が住み着いてしまったようです 作:大家さん
イネスを出ようとした時。銀の友達の須美さんと園子さんと偶然すれ違った。
『聡太どうしよう!話しかけるべきか!?』
「銀、ど、動揺してるぞ?」
『聡太もだろ!?』
動揺していたら2人が話しかけてきた。よく見たらこの2人中学生の時に会っていたような・・・あっ!思い出した。
「あら、まえっちじゃん!ふーみん先輩と一緒じゃないのー?」
『園子と須美が話しかけてきたぞ!?』
「今日は一緒じゃないぞ?」
『てゆーか、聡太は須美と園子の知り合いなのか!?』
「俺、犬吠埼と友達だったから自然と交流があってな?まさか、銀がその2人の友達だって知らなかったし」
東郷美森と乃木園子は讃州中では結構有名人だし、俺は犬吠埼とクラスメイトだったから自然と交流してきた。
『言っていなかったアタシが悪いんだ・・・気にすんな』
「前野君、どうしたの?」
流石に幽霊の銀が居るなんて言えない・・・適当に何か言って逃げよう。
「いいや、なんでもない!夕飯の買い物に来ただから・・・」
「怪しいですね・・・隠さずに教えてほしいです!」
「そうだよね!わっしー。まえっち教えてよー」
「教えません!それじゃあ失礼します!!」
「あっ・・・待ってください!!」
2人に嘘をついて逃げてしまった。
『ごめん!聡太!』
「謝る事じゃないよ?」
『ありがと。やっぱりダメだなー』
「そんなことない。銀は、東郷さんと乃木さんの事、大好きなんでしょ?」
『・・・・うん、大好き』
「じゃあ、家に帰ろうか。」
『うん!』
それから家に帰って晩御飯を作って食べてる途中だった。
「銀、2人にメッセージぐらい送ったら?」
「今更送るって言うのも恥ずかしいと言うかなんというか・・・」
「銀の友達でしょ?勇気出そうぜ」
「うぅ・・・分かったよ」
銀は俺に憑依して便せんを用意してメッセージを書こうとしてる。
『大丈夫だよ。全部神樹様が何とかしてくれるさ』
「聡太・・・・もう神樹様はないぞ?」
『そうだったな・・・』
銀が書き始めた。銀の思いをこの手紙に書き留めた。
きっと銀の友達も喜ぶだろう。
「これでどうかな?」
『いいと思うよ?』
銀が俺に憑依したら銀の書き方に変わるんだな・・・銀はすぐに俺の身体から離れた。
「良く書けてるじゃん」
「そうかな・・・?」
「見えなくても思いは伝わる。さて、これをどこに出そうかな?」
「慰霊碑に置いたら?」
「アタシじゃあ渡せられないから聡太、任せた!」
「こき使うねぇ・・・」
「頼むよ?アタシの代わりに届けてほしい」
「わかったよ、銀の思いちゃんと届けてやる」
こうして俺は1人でまたあの場所に向かった。
「またここに来るとは・・・」
俺は牡丹の花束を置いて手を合わせた。
「届くといいな・・・」
俺はそう言って銀が書いた手紙を置いて慰霊碑から去っていった。
銀編は一旦終了で次回からは西暦組ですぞ。
東郷美森
元須美さんで銀のお友達。オリ主とは顔見知り。
乃木園子
銀のお友達。学校行きながら大赦運営の改革を頑張ってる。オリ主の事は『まえっち』って呼んでる
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