暗黒の滅竜魔導士   作:エルドラス

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レイル「今回のお話では、予選の試合はカットとなるようですね」

ラルド「おい、作者。なんでシェリアの活躍を書かなかったんだ」←首根っこ掴んでる。

エルドラス「だっ、だって、原作やアニメでも、そんなシーンなかったし、とある理由から書けなかったんだよ!」

ラルド「どうでもいい、このまま折る」

エルドラス「ちょ!やめてーーー!」

グキッ!

レイル「……それではどうぞ、お楽しみください♪」


選手入場

カボチャ頭の男「大魔闘演武予選、空中迷宮(スカイラビリンス)開始!」

 

そう言うと、リオン達は急いで階段を駆け上がっていく。

 

リオン「では、先に言っているぞ!ラルド」

 

ラルド「うん、行ってらっしゃい!」

 

シェリア「ラルド!また後でねー!」

 

ラルド「シェリア!また後で!」

 

リオン達は、ラルドにそう言うと、空中迷宮の中へと入っていった。

 

ラルド「……さてと、俺たちも行こっか」

 

レイル「そうですね、急がないと間に合わなくなっちゃいますよ」

 

それを見届けたラルドとレイルは、自分達も急がなきゃと、一足先に大魔闘演武本戦の舞台となるドムスフラウに向かって行く。

 

 

 

 

〜数日前〜

 

その日、蛇姫の鱗の中で、誰が大魔闘演武に出場するかをオーバから発表された。

 

オーバ「ラルド、お主はリザーブ枠で出ておくれ」

 

ラルド「分かりました」

 

『リザーブ枠』それは、大魔闘演武の特別ルール。各チーム一人、大会中に負傷したメンバーや、競技パートと闘技パートが連続で来た場合など、選手の温存の為に控えとしてもう一人選手をおいて置けると言う制度である。

 

その制度を使えば、五人+一人と、実質六人チームで戦うことができるのである。

 

今回はその制度を利用し、ラルドも参戦するのである。

 

 

 

 

〜大魔闘演武本戦会場ドムスフラウ・メンバー応援席〜

 

ラルドとレイルがメンバー応援席に着くと、そこにはオーバや他のギルドメンバーもいた。

 

オーバ「やっと着いたのかい」

 

レイル「すみませんマスター」

 

ラルド「もしかして、遅れてしまいましたか?」

 

もしや選手入場の場面に遅れたのではないかと思っていた二人だったが、その心配は杞憂に終わった。

 

チャパティ『さぁ、まもなく大魔闘演武の開幕です。実況は私『チャパティ・ローラ』解説には、元評議委員の『ヤジマ』さんにお越しいただいております。ヤジマさん、よろしくお願いします』

 

ヤジマ『よろすく』

 

チャパティ『そして、1日目のゲストには、ミスフィオーレにも輝いた、『青い天馬』の『ジェニー・リアライト』さんをお招きしております』

 

ジェニー『今年はうちが優勝しちゃうぞー♪』

 

どうやら、今から選手入場が始まる様で、二人はホッとするのだった。

 

シェリー「ほぉら、お二人とも、選手発表ですわよ」

 

シェリーがそう言っていると、いよいよ選手入場が始まった。

 

チャパティ『さぁ!いよいよ選手入場です!』

 

チャパティがそう言うと、トンネルの様な出入り口から、選手達が入場してきた。

 

チャパティ『先ずは予選八位、過去の栄光を取り戻せるか!名前に反した荒くれ集団!『妖精の尻尾』‼︎』

 

先ずは予選八位である妖精の尻尾のチームが入場してきたが、観客達からは、ブーイングの嵐だった。

 

チャパティ『毎年最下位だった妖精の尻尾が、予選を突破し、すでに八位以内確定ですからねぇ、大陸中を騒がせた天狼組の帰還により、フィオーレ一となるか!』

 

ヤジマ『本当、良かったなぇ、おめでとう妖精の尻尾♪』

 

すると、妖精の尻尾のマスター及びギルドメンバー全員による、全力のエールが、メンバー応援席から降り注いだ。

 

ラルド「相変わらずですね、『爺様』達は…ん?」

 

かつての仲間達が、変わらず楽しそうなのを見ていたラルドとレイルだったが、その中に、見たことのない人物がいることに気がついた。

 

その人物は、金髪の、幼い少女だった。

 

レイル「あんな子、妖精の尻尾にいましたっけ?」

 

ラルド「うーん、新しく入ったのかもね」

 

成程と、レイルは納得するのだった。

 

……何故か、マカロフが動揺していたのかは、ラルドは、分からなかったが。

 

 

 

 

その後も、七位に『四つ首の番犬』、六位に『人魚の踵』、五位に『青い天馬』と、次々に実力派揃いのチームが入場してきた。

 

チャパティ『続いて予選四位!愛と戦いの女神!聖なる破壊者!『蛇姫の鱗』‼︎』

 

オーバ「なんで、予選四位なんだ!手を抜いたのかい馬鹿者!」

 

レイル「まぁまぁ、落ち着いて」

 

ラルド「後で、取り返せばいいんですよ」

 

自身のギルドが予選四位なのが納得いかなかったのか、少しキレていたオーバをレイルとラルドが宥めるのだった。

 

シェリア「ごめんなさいオババ様、ラルド、私ドジしちゃって、うわっ!」

 

シェリアは、申し訳なさそうにしていたが、足元にある小石に気づかず、転けてしまった。

 

ラルド「ふふっ、全く、シェリアったら」

 

因みにラルドは、自身の恋人のドジなところを可愛いと思いながら見ていたのだった。

 

その後も、三位に『大鴉の尻尾』、二位にはなんと、今回からの新ルール、『各ギルド二チームまで、参加できる』を使って参加した、『妖精の尻尾Bチーム』が、入場してきた。

 

ラルド(あの二人は見たことないし、あの女の子と同じで、最近入ってきたのかなぁ?それに、ミストガンも、雰囲気変わったかなぁ?)

 

ラルドは、『ガジル・レッドフォックス』と、『ジュビア・ロクサー』と、『ジェラール・フェルナンデス』が変装した『ミストガン』を見て、そう思った。

 

チャパティ『さぁ!いよいよ予選突破チームも残すところ後一つ!そう!みなさんすでにご存知!最強!天下無敵!これぞ絶対王者!『剣咬の虎』だぁ‼︎』

 

そうして出てきたのは、現在、フィオーレ最強のギルドと名高い剣咬の虎のチームが入場してきたのだった。

 

レイル「やっぱり、予選一位になりましたね、剣咬の虎」

 

ラルド「うん、やっぱり、フィオーレ最強の名は伊達じゃないね……でも、今回の大魔闘演武優勝は、僕たち蛇姫の鱗がいただくよ」

 

そう言うラルドの腰の辺りには『紫色の剣』が、携えられていた。




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