暗黒の滅竜魔導士   作:エルドラス

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今回は、原作改変をしているところがあります。
苦手な方はご注意ください。


その時が来た

競技パートが終わり、続いてはバトルパート。

 

1日目は、バトルパートは数試合あり、先程三試合目が終わったばかりだ。

 

この試合を見ていたラルドはと言うと。

 

ラルド「………」

 

シェリア「……ねぇ、レイル。何かあったの?なんか、ラルドすごい怒ってるんだけど」

 

レイル「さぁ、私にも理由を話してくださらないのです」

 

そう、ラルドはかなりイラついていた。

 

それと言うのも、少し前に行われた第一試合、妖精の尻尾Aチームのルーシィ対大鴉の尻尾のフレアの試合だったのだが、最初は二人とも互角に渡り合っていたのだが、フレアはなんと、メンバー応援席にいた『アスカ』と呼ばれていた少女の背後に自身の髪を忍ばせ、ルーシィを脅して試合を自分有利に進めたのだ。

 

が、途中でナツがそれに気づき、その髪を燃やした為、その後は逆転。ルーシィは、黄道十二門の星霊『双児宮のジェミニ』を召喚し、星霊魔導士だけが使える超魔法『ウラノメトリア』を発動しようとしたのだが、なんと、メンバー応援席にいた大鴉の尻尾の仲間の一人が(観客に気づかれないように)ルーシィの魔法を打ち消したが為に、魔法は発動されず、そのままルーシィは、倒れてしまい、敗北してしまったのだ。

 

大鴉の尻尾が、そんな不正をして、勝ち上がったということに、ラルドは、とてつもなく腹を立てていたのだ。

 

ジュラ「ラルド」

 

そうしてイラついていたラルドだったが、そんなラルドにジュラが話しかけてきた。

 

ラルド「…ジュラさん」

 

ジュラ「お主の気持ちもわかる。あの様な卑劣な手を使う様な輩、ワシも許せん。だが、今は落ち着くのだ。もし、大鴉の尻尾と当たった時に、その様な感情を表に出していれば、つけ込まれるぞ」

 

ラルド「……分かってます、ジュラさん」(大鴉の尻尾、もし、うちのメンバー、特にシェリア相手にあんな卑怯な手を使ったら……絶対に許さない)

 

そうして、ラルドが、深呼吸をしながら落ち着いていると、次の試合の選手が発表された。

 

チャパティ『さぁ、いよいよ1日目最後の試合となりますが』

 

ヤジマ『残っているのは、妖精の尻尾Bと蛇姫の鱗だねぇ』

 

ジェニー『昔はこの二つのギルド、実力が均衡していて、だから面白い試合になりそうねぇ』

 

そして遂に、その時はきた。

 

チャパティ『では、発表しましょう!1日目最後の対戦カード。妖精の尻尾Bミストガンvs蛇姫の鱗ラルド・フレーリア!』

 

ラルド「……とうとう来たか」

 

遂に自分の番となったことを確認すると、ラルドは、腰に剣を差し『小さな本』を手に持つ。

 

シェリア「ラルド!頑張って!」

 

レイル「頑張ってください!」

 

ラルド「…うん!」

 

自身の恋人と相棒、そして仲間達に見送られながら、ラルドは、試合場に足を運ぶのだった。




次回は遂に、ラルドが戦います。

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