暗黒の滅竜魔導士   作:エルドラス

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今回は、初変身&初戦闘回です。
それと、オリ主の滅竜魔法もいくつか出します。


ラルドvsミストガン(ジェラール)

妖精の尻尾Aチームside

 

妖精の尻尾の面々は、驚愕していた。

 

その困惑は、妖精の尻尾Bチームから出場する選手へのものではなかった。

 

チャパティ『では、発表しましょう!1日目最後の対戦カード。妖精の尻尾Bミストガンvs蛇姫の鱗ラルド・フレーリア!』

 

何故なら、蛇姫の鱗の選手は、かつて自分達妖精の尻尾の仲間だった男だからだ。

 

ナツ「嘘、だろ。今、確かにラルドって…」

 

エルザ「…いや、私にも聞こえた。今、司会者は確かにラルドと言っていた」

 

エルフマン「あぁ、俺も聞こえた」

 

ナツ「っ!ラルド」

 

ナツが困惑するのも無理はない。エルザとエルフマンですら、いまだに信じられないと思っているのだから。

 

 

 

 

妖精の尻尾Bチームside

 

ミラ「嘘、本当に」

 

ラクサス「……」

 

ガジル「?なんだ?」

 

こちらでも、ミラは驚愕し、ラクサスは無言だった。唯一、ガジルだけは、相手が誰だかを知らない為、置いてきぼりみたいになってしまった。

 

 

 

 

妖精の尻尾メンバー応援席side

 

マカロフ(まさか、出場しておったとは)

 

周りにいるメンバー達が驚愕する中、マカロフだけは冷静だった。

 

メイビス「6代目、何故皆は驚いているのですか?」

 

そんなマカロフに話しかけてきたのは、魔導士ギルド妖精の尻尾の創設者にして、初代マスターでもあった『メイビス・ヴァーミリオン』その人である。

 

マカロフ「あぁいや、実はですねぇ初代、話せば長くなるのですが……」

 

そうして、マカロフはラルドのことについて、メイビスに説明をするのだった。

 

 

 

 

ラルド&ミストガンside

 

チャパティ『妖精の尻尾内でも、その素顔を知るものは少ないという、謎の魔導士ミストガン!対するは、今大会初出場のラルド・フレーリア!』

 

ヤジマ『一体どんなバトルになるのか、楽すみだねぇ』

 

そして、バトルフィールドにラルドとミストガンが、ゲートを潜って現れた。

 

ラルド「久しぶりだね、ミストガン。と言っても、こうして正面から話すのは二、三度目くらいだけど」

 

ミストガン(ジェラール)「……」

 

ラルド「ふふっ、相変わらず無口なんだね。ま、俺が言えた立場じゃないけど……勝たせてもらうよ、たとえ、『元』仲間でも」

 

ミストガン「…私もだ」

 

チャパティ『蛇姫の鱗、ラルド・フレーリアvs妖精の尻尾Bミストガン!本日の最終試合、開始!』

 

そして今、試合のゴングがなると、ラルドは、手に持っていた『紫色の竜が描かれた小さな本』を開いた。

 

 

 

 

ジャアクドラゴン!

 

 

『かつて、世界を包み込んだ暗闇を生んだのはたった1体の神獣だった…』

 

 

 

 

チャパティ『この声は、いったい?』

 

ヤジマ『彼が本を開いたら、変な声が聞こえたねぇ』

 

チャパティとヤジマまでもが困惑していたが、ラルドは、すぐ様、腰に差していた紫色の剣『闇黒剣月闇』を抜くと、その皮の付け根部分に、小さな本『ジャアクドラゴンワンダーライドブック』を押し当てる。

 

 

 

ジャアクリード!

 

 

 

その後、腰に現れた『邪剣カリバードライバー』に本をセットすると、剣のポンメル部分にあたる、『グリップエンド』でドライバーの上部ボタンを打ち込み、叫ぶ。

 

 

 

 

闇黒剣月闇!

 

 

ラルド「変身!」

 

 

Get go! (月光!)

 

under conquer!(暗黒!)

 

than get keen!(斬撃!)

 

 

ジャアクドラゴン!

 

 

『月闇翻訳!光を奪いし漆黒の剣が、冷酷無情に暗黒竜を支配する!』

 

曲が流れ終わると、ラルドは、腰の右辺りには、黒いローブの垂れ下がった。紫と銀の鎧と仮面を纏っていた。

 

これこそが、ラルドの戦闘形態『仮面ライダーカリバー』である。

 

チャパティ『おーっとこれは!ラルド!その身体に鎧を纏ったー!これがラルドの魔法なのでしょうか!』

 

ラルドがカリバー変身したことで、司会者や観客は、大いに盛り上がっていた。

 

メイビス「あれは、換装。いえ、少し違う様ですね」

 

マカロフ「えぇ、アイツは自身の持っている本と剣を使って、あの鎧を召喚して身に纏っているのです。しかもエルザの『換装』とは違い、魔力を全く消費せずに使えると言うところが、あれの強みですなぁ」

 

マカロフがメイビスに説明をしていると、試合に動きがあった。

 

ラルド改めカリバー「ミストガン、こうして戦うのは初めてになるね、でも負けないよ」

 

ミストガン(ジェラール)「……悪いが、こちらも負けられない」(妖精の尻尾の為に、俺ができること……それは、お前に勝つことだ!)

 

ミストガン(ジェラール)は、背負っていた杖4本を浮かせると、そのままカリバーに向かって走りだした。

 

カリバー「ふっ…いくよ!」

 

それに応える様に、カリバーもミストガン(ジェラール)に向かって走り出し、剣を何度も振り下ろすが、ミストガン(ジェラール)はその攻撃を悉く避けていく。

 

カリバー(ま、この程度の攻撃避けるのなんて、ミストガンからしたら、簡単だよね……じゃあ早速、俺の『技』を使うとするかな)

 

そして、カリバーは、ミストガン(ジェラール)から距離を取ると、剣に『黒い魔力』を込め出した。

 

カリバー「『暗黒竜の飛翔斬』!」

 

カリバーはそう言うと、黒い魔力を纏った剣を振り下ろす。すると、黒い魔力は飛ぶ斬撃となりミストガン(ジェラール)に迫ってきた。

 

ミストガン(ジェラール)「くっ!」

 

それをミストガン(ジェラール)は紙一重で躱わした。

 

カリバー「やっぱり飼わされるか、でもっ」

 

カリバーはその後も、飛ぶ斬撃を何度もミストガンに向かって放ち続け、ミストガン(ジェラール)は、それを紙一重で避けていく。

 

チャパティ『おーっとこれは!凄まじい斬撃の嵐!しかしミストガンはそれを紙一重で躱わしていく!』

 

ヤジマ『凄じいね』

 

暫く、飛翔斬を避けていたミストガン(ジェラール)だったが、宙に浮かせていた5本の杖をカリバーの側に突き立てる。

 

カリバー「これは…」

 

そして、ミストガン(ジェラール)は、魔法を発動する。

 

ミストガン(ジェラール)「『五重魔法陣 御神楽 』!」

 

すると、カリバーの頭の上に五重の魔法陣が浮かび上がり、そこから魔法がくり出された。

 

シェリア「ラルド!」

 

シェリアはラルドを心配していたが、リオンは、余裕の表情をしていた。

 

リオン「心配は要らんさ。何故ならラルドは……『強い』」

 

リオンのその言葉通り、カリバーはピンピンして、ほとんど効いていないようだった。

 

ミストガン(ジェラール)「っ!」

 

カリバー「ふぅ…どうしたのミストガン。前より魔法の威力がおちてるみたいだけど、まさかそれで俺に勝つつもり……舐められたもんだね」

 

するとカリバーは、思いっきり息を吸い出した。

 

ミストガン(ジェラール)「っ!まさか!」

 

ミストガン(ジェラール)は、それが何を意味するのかを即座に理解した。

 

カリバー「『暗黒竜の咆哮』!」

 

次の瞬間、カリバーは黒いブレスをミストガン(ジェラール)に放った。

 

ミストガン(ジェラール)「くっ!『三重魔法陣 鏡水』!」

 

が、ミストガン(ジェラール)は、それを魔法で跳ね返した。

 

カリバー「まっ、そうなるよ、ね!」

 

カリバーは、跳ね返ってきた自身のブレスを、ジャンプすることで避けた。

 

カリバー「じゃあもう一度、暗黒竜の飛翔斬!」

 

ミストガン(ジェラール)「っ!があぁ!」

 

カリバーは、ジャンプして即座に飛ぶ斬撃を放ち、ミストガン(ジェラール)は、それに対応できずに遂に攻撃に当たってしまう。

 

チャパティ『強い!流石蛇姫の鱗の魔導士と言ったところか!s級魔導士のミストガン相手に善戦している!』

 

オーバ「そこだよラルド!早くトドメを刺しなぁ!回すよ!」

 

レイル「もうすでに回ってますーーー!」

 

シェリー「あはは」

 

メンバー応援席からオーバが、レイルを回しながら応援していた。因みにシェリーは、苦笑いをしていた。

 

ミストガン(ジェラール)「くっ!」(やはり、付け焼き刃の魔法で勝てる相手ではないか…)

 

すると、ミストガン(ジェラール)は、急に体勢を低くする。

 

ミストガン(ジェラール)「『流星(ミーティア)』!」

 

すると、ミストガン(ジェラール)の身体が光り輝き、超スピードで動き出した。

 

カリバー「!アレは…」

 

ミストガン(ジェラール)は、そのまま超スピードでカリバーに向かって突進していった。

 

カリバー「っ、危な!」

 

カリバーはその突進をギリギリ避けたが、ミストガン(ジェラール)は、直ぐにこちらに向かってきた。

 

カリバー「くっ!暗黒竜の飛翔斬!」

 

お返しとばかりに、カリバーは飛ぶ斬撃を放つが、全て避けられてしまう。

 

カリバー「ッチ……そこだっ!」

 

あまりにも当たらないので、カリバーは少し舌打ちをしてしまう。その後直ぐに斬撃が一つミストガン(ジェラール)に当たる。

 

カリバー「ふぅ」

 

ミストガン(ジェラール)「ふっ、間に合った」

 

カリバー「何言っ!」

 

カリバーが空を見上げると、そこには星座の様に隊列をなしている7つの魔法陣があった。

 

レイル「攻撃を躱しながら、魔法陣を描いていたんですね」

 

そしてミストガン(ジェラール)は、地面に降り立つと、魔法を発動した。

 

ミストガン(ジェラール)「七つの星に裁かれよ、『七星剣(グランシャリオ)』!」

 

すると、その魔法陣から大量の光弾が、カリバーに向かって降り注ぐ。

 

カリバー「ッチ!だったら、『暗黒竜の障壁』!」

 

カリバーは光弾の雨を凌ぐ為、黒い魔力の障壁を頭上に展開する。

 

ミストガン(ジェラール)の光弾はカリバーに向かって降り注ぎ、その風圧は、会場全体に行き届くほどだった。

 

が、光弾が打ち終わると、カリバーは平然と試合場に立っていた。

 

カリバー(今の魔法は、流星と七星剣。前にジュラさんから聞いていた魔法。この魔法を使えるのは確か……成程、なんでミストガンに変装しているのか……まぁいいか、今はどうでもいい)

 

ミストガン(ジェラール)(……俺は妖精の尻尾の為にも勝たねばならん。………すまんなウルティア、『アレ』を使わせてもらう!)

 

すると、ミストガン(ジェラール)は、両腕を下に降ろし、構えをとった。

 

カリバー(なんだ?)

 

ミストガン(ジェラール)「真・天体魔法『星崩し(セーマ)』!」

 

すると次の瞬間、空には暗雲が立ち込め、その暗雲の中心には穴が空いていた。

 

そして、ミストガン(ジェラール)が魔法を発動しようとしたその時……何故かミストガン(ジェラール)は苦しんだ様に悶えだした。

 

ミストガン(ジェラール)「ぐおわ!口の中が……辛!」

 

チャパティ『何が起こったのでしょう!突然ミストガンが悶えだしたぁ!』

 

すると今度は、何故か急に腹を抱えて笑い出したりと、おかしな行動をし始めた。

 

ミストガン(ジェラール)「あは!あははははは!あははははは!」

 

カリバー「…なっ、何が、起こって……」

 

そして遂には、苦しそうに倒れてしまった。

 

カリバー「……………………え?」

 

チャパティ『ダウーン!よく分かりませんが、ミストガンダウンです!勝者!蛇姫の鱗ラルド・フレーリア!』

 

そして、カリバーは、訳も分からず勝利してしまった。

 

オーバ「よくやった!ラルド!」

 

カリバー「……」

 

チャパティ『これで、大魔闘演武1日目、終了!総順位はこの様になりました!』

 

一位 剣咬の虎 20ポイント

 

二位 大鴉の尻尾 18ポイント

 

三位 蛇姫の鱗 16ポイント

 

四位 青い天馬 14ポイント

 

五位 人魚の踵 3ポイント

 

六位 四つ首の番犬 2ポイント

 

七位 妖精の尻尾Bチーム 1ポイント

 

八位 妖精の尻尾Aチーム 0ポイント

 

チャパティ『如何ですか、ヤジマさん!一位はやはり剣咬の虎、方や、二チーム送り込んだ妖精の尻尾が七位と八位と言う結果になりましたが…『

 

ヤジマ『まだ一日目だすねぇ、あすたいこう、逆転劇があるといいねぇ』

 

ジェニー『うちもまだ優勝が狙えるしぃ、ほんと二日目が楽しみねぇ』

 

チャパティ『ヤジマさん、ジェニーさん本日はどうもありがとうございました』

 

ヤジマ『どうもね』

 

ジェニー『みんなー、またねー♪』

 

そうして、大魔闘演武一日目が終わった。

 

因みに、ラルドはと言うと…

 

ラルド「……」

 

シェリア「ラルド、どうしたの?」

 

レイル「どうしたんですかラルド、随分と不機嫌そうですが?」

 

不機嫌…と言うより、何か納得していない様な表情になっていることに疑問を持ったシェリアとレイルがラルドに聞く。

 

そして、ラルドは二人にこう答えた。

 

ラルド「いや……俺の初めての大魔闘演武、あんなギャグな感じで終わったのが、なんか嫌だ」

 

それを聞いて、二人は苦笑いをしながら納得するのだった。




初戦闘&初変身なのに終わりはギャグ、まぁアニメでもこんな感じでしたし、と言うか、相手がジェラールと言う時点で、多分フェアリーテイル視聴してる人は察してましたよね。

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