ハイスクールD×D ~歌姫と罪の王~   作:黒樹

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第一のロストクリスマス。


全てを失ったクリスマス

 

 

 

 あれから時が過ぎ、12月24日・・・・・・私の結婚も明日に迫り、それと同時に私は嬉しいのか悲しいのかわからないクリスマス・イヴがやってきた。空は曇っていて、まるで私の心のようだ。今更じたばたしたって、自己中心的な親が結婚を取りやめるとは思えない。今まで散々言ってきたのだが、それすらも聞いてくれなかった。

 

 ───桜歌、私を"好き"って言ってくれたのに───

 

 口を聞いてくれなくなってから、一週間。桜歌は泣く私に、『好き』だと言ってくれた。『結婚なんてさせない、こんな不条理な事は誰も幸せにならない』と・・・・・・。

 

 何度目の愚痴かわからないけど、やっぱり桜歌は大人だ。トリトンは自分のことしか見えてないけど、桜歌は私のことを考えてくれている。だからこそ、『好き』だと言ってくれたのかも・・・・・・それが偽りでも、桜歌が私の事を考えてくれているのは本当だ。

 

 

 そして、今日・・・・・・

 

 

 私は家を出てきた。今頃、あっちでは私が居ないことには大騒ぎ・・・・・・でも、よく居なくなるから心配なんてしてないかも知れないわ。

 

 だけど、桜歌は私を家に置いてやるって言ってくれた。幸い、親の残したお金が残っているらしいし、その額も一応、1人でなら20歳まで暮らせるとか。後は、はぐれ悪魔でも狩ればいい。

 

 私と桜歌は恋人同士で、今までしてくれなかったデートもした。相変わらずに"夜の営み"はやってくれないけど、桜歌は私の家出を許して、手伝ってくれてる。

 

 

「誰も来ないといいけど・・・・・・」

 

 桜歌と二人のリビングで、私はそう呟いた。不安材料としては、トリトンが此処を知っていることだけなのだが、こんな時に約束を守る馬鹿はいないだろう。第一、花嫁を探しに来るのは当たり前。あれだけ求婚してくる馬鹿だったら、尚更此処に来る可能性が高まる。

 

「11時か・・・・・・真名、デートでも行こうか?」

 

「えっ、いいの?」

 

「うん。家にいても、逆に見つかるだけだよ」

 

「やったー♪」

 

 桜歌はデートの誘いをしてくれて、私は嬉しかった。年の差はあるけど、身長の差はあまり変わらない。周りにどう思われるかわからないけど、私にとっては幸せだ。

 

 

 

 

 

 寒い冬空、更に周りのクリスマスムードの所為で余計に寒さを感じる。今にも雪が降り出しそうな寒空の中、私と桜歌は家を出て街を歩いていた。可愛く魅せるためとはいえ、可愛いコートに短いスカート、黒ニーソでは流石に寒い。主に足下だけだが、そこからでも全身が寒いような気がする。

 

 桜歌はコートを着て、ジーンズを履いているから寒くないだろう。それに、首にはマフラーをかけていて凄く温かそうで羨ましい。(主に、私が一緒にマフラーを使いたいだけだけど)

 

「真名、マフラーいる?」

 

「いらないわ」

 

 私の思いに気づいたのか、桜歌はマフラーを自分の首から外してそう言ってきた。私が断ると、また巻き直そうとするも手が途中で止まる。そして、何を考えたのかいきなり私の首にマフラーを巻きつけ、更に自分の首にもマフラーを巻きつけた。手は桜歌に握られて、少し温かい。距離も、さっきより近い。

 

「コレでいいよね、そうして欲しそうだったし」

 

「うん・・・・・・凄く温かい」

 

 手を引っ張ってくれる桜歌は、若干恥ずかしそう。無理にでも、私の要望に応えてくれたのだろう。周りの視線が気にならなくもないが、もう私は幸せいっぱいだ。

 

 周りには、興味津々なオバサン、仕事中で彼氏持ちなのか妬みの視線をぶつけてくれる女の人(多分、約束でもあるんだろう)、男同士で遊んでいる人(目から血の涙を流している)、喫茶店のウェイトレスさん(微笑んでくる)。

 

 その中で、ウェイトレスさんがこっちに来て話しかけてきた。

 

「ほら。そこの君達、カップルよね?」

 

「はい、そうです!」

 

 ウェイトレスさんの問いに、私は元気よく答える。桜歌は喋らずに、ただ私を見ながらぼーっとしているので、私は桜歌に抱き付いてカップルアピールをする。

 

 その瞬間、妬みの視線と血の涙が現実になったのは気にしないで置こう。

 

 ウェイトレスさんは、あらあらと言いながらも微笑んでくる。

 

「じゃあ、これなんてどう?」

 

「?」

 

 紙を差し出され、私は受け取ってその表紙を見てみる。そこにはクリスマスのカップル限定であろう、

スペシャルメニューが書かれていた。

 

 デートのお昼ご飯には、ちょうど良い。

 

「ありがとうございます。行ってみます!」

 

「あら、それはよかった。・・・・・・ところで、君達って中学生?」

 

 お礼を言ったところ、凄く興味深そうな顔で私と桜歌を交互に見てきた。確かに桜歌はまだ小学生で、私は中学生だし判断に困るのだろう。まあ、無理もないけど・・・・・・。

 

「私は13歳で、彼が7、8かな?」

 

「年の差が凄いわね・・・・・・でも、大人っぽいわね、7、8なのに・・・・・・」

 

 驚くウェイトレスさんも、桜歌の年齢がわからなかったらしい。まあ、雰囲気と身長が可笑しいのは前からだから当然と言えば当然だ。寧ろ、私が小さいのかも・・・・・・頭一個分しか、身長の差がないし。

 

「───最近の子は進んでるのね、羨ましいわ。じゃあ、私はまだ仕事だからこれで」

 

 そう言い残すと、ウェイトレスさんはまたチラシ配りを始める。私は桜歌の手を引いて、その店のある場所に向かって歩き出した。

 

 通りを少し歩き、町の中心近くに来るとそこはもうクリスマスムードがヤバい。さっきのところより、呼び込みなどの仕事をしている人がいっぱいいた。クリスマスツリーもあって、その近くにはチラシと同じファミレスがある。見たところ、

最近出来たようなお店だ。

 

 桜歌は私に手を引かれるがままに、ただついてくる。何か考え事をしているのか、心此処にあらずといった雰囲気だけど手を強く握って『大丈夫』だと伝えてくる。

 

「入ろ♪」

 

「ふぁぁ~うん・・・・・・」

 

 眠そうな桜歌は、頷くと私の手を引いて店の中に入っていった。

 

 中に入ると、カップルばかりが席に座っており、家族連れも居るけどそっちの方が少なかった。

 

「2名様でよろしいでしょうか?」

 

「はい」

 

 ウェイトレスがそう聞くと、私はそう答えて、ウェイトレスが前を歩く。私はそれに、桜歌はマフラーを外しながらついて行く。そして、席に着くとウェイトレスは微笑ましそうな顔で聞いてきた。

 

「カップルですか?」

 

「はい、カップルです!」

 

「ご注文はどうしますか?」

 

「えっと、クリスマス限定のラブ・イヴセットお願いします!」

 

「はい、かしこまりました」

 

 桜歌は『なんだ、そのネーミングセンスは?』と言うような顔でチラシを見ている。ウェイトレスはクスクスと笑い、注文の品の名を繰り返すと去っていった。

 

 

 ───十分後───

 

 

 ウェイトレスが料理を運んできた。

 

 サラダにスープ、チキンにパン、ケーキにジュースと色とりどりの料理が揃う。しかも、ジャンルが違う筈の酢豚と回鍋肉と肉まんも。

 

 中華だよね、最後の3つって?

 

 まあ、それは良い。目の前の桜歌は難しそうな顔で、ただ一つのスプーンとフォークを見つめている。ジュースはミックスジュースで、ストローは1つ・・・・・・しかも、普通のストローだ。先が別れているわけでも、カップル専用と言うわけでもない。普通のストロー・・・・・・。

 

 桜歌がスプーンなどを取ろうとした瞬間、私は全てを取った。

 

「真名、せめて片方残してくれない?」

 

「ダメ、私が食べさせるの♪」

 

 この後、桜歌は恥ずかしそうな顔で私と間接キス(一本のスプーンとフォークとストロー)を、何度もやらされることになったのだった。

 

 ───ナイス、店員さん♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 暗い帰り道、私と桜歌は来たときのようにまた二人でマフラーを装備して、手を繋ぎながら家路をゆっくりと歩いてる。

楽しい時間も、日が暮れるとともに終わった。後は、家に帰ってイチャつくだけ。あの後はゲームセンターに行ったり、映画を見たりした。どこもカップル割で安く、楽しかった。

 

「あのシーンの再現、しない?」

 

「ベッドには行かないよ?」

 

 映画の話題をネタに誘うも、あえなく撃沈。私と桜歌が見たのはラブストーリーで、そういう展開はあったのだが性的描写はなかった。うん、見たらまずいしね・・・・・・。

 

 でも、連れ込むシーンはあったのよ?

 

 そこからは、場面が変わっちゃったけど。

 

「あぅ・・・・・・別に良いじゃない、私は好きなんだし」

 

「・・・・・・まあ、僕が中学生になったら、ね・・・・・・」

 

 桜歌は諦めたようにそう言うと、顔は何処か赤くなっていた。寒いのか照れ隠しか、"約束"してくれたのは嬉しい。

 

「さて、出て来たらどうだい? 君は、つけ回してまるでストーカーだよね」

 

 桜歌がそう言うと、暗闇の中から二人の男が出て来た。1人はトリトンで、もう1人は一度だけみた、トリトンの親であるウァレフォル卿。見るからにウァレフォル卿とトリトンは、怒りを目にしている。

 

「これはこれは、人間の分際で私の気配に気づくとはね? アンドロマリウスのお嬢さん、そこの男とはどういう関係だか教えてくれるか?」

 

「マナ、帰ろう。明日は結婚式だよ、それともそいつを殺した方がいいのかな?」

 

 最悪だ・・・・・・。

 

 トリトンは親を連れてきた。バレるのがトリトンだけならば、なんとかなったかもしれない。だけど、私は桜歌との時間を楽しんでた余りに警戒をしていなかった。

 

 桜歌は私のために、ずっと警戒を・・・・・・私が、今日を楽しめるように。

 

 隣の桜歌は、殺気を放って怒りを露わにしている。ウァレフォル卿を目の前に、今すぐにでも飛び出しそうなくらいにその場で足に力を入れ、ただ好機を伺っている。

 

 ───全ては、復讐のために

 

 ───ただ、感情だけで勝てないとわかりながらも

 

 ───勝つのではなく、殺すために

 

「悪いけど、真名は俺の物だ。理不尽な結婚をさせようとして、親として恥ずかしくないのか? そこのクズも、勝てないからって親に頼ったのか? とんだクズだなぁ!」

 

「お前、言わせておけばぁぁぁぁ!!」

 

 言い切った桜歌に、トリトンは激怒。今にも飛びかかってきそうだけど、それをウァレフォル卿が止める。お互いに睨み合っては、動こうとしない。

 

「ほう、ならば殺せば問題ないな?」

 

「えっ?」

 

 ウァレフォル卿はそう言うと、魔力弾を手に形成してそれを打ち出した。桜歌に向かって、頭を吹き飛ばすように的確な場所を狙っている。

 

 避けようとしても、桜歌は逃げれない。私と桜歌の首には今だにマフラーが巻かれていて、それが距離を取ることを妨げている。だけど、それは一時の不安にしかならなかった。

 

 魔力弾が弾け飛んだと思うと、そこにはアポカリプス結晶が浮かんでおり、桜歌は無事で私の後ろにはいのりが無表情で立っている。助けたのは、いのりのようだ。

 

「ウァレフォル卿、今すぐここから消えて・・・マナの邪魔はさせない。それに、桜歌は恩人だから、死なせない・・・」

 

「楯突くか、アンドロマリウス・・・・・・ならば、目の前でそいつを殺してやろう」

 

 そう言うと同時に、ウァレフォル卿は手に魔力を発生させて殴りかかろうと桜歌に飛びかかった。地面を蹴り、桜歌の顔面に拳を浴びせようと肉薄。

 

 それを桜歌は、何時取り出したのかいのりの《剣のヴォイド》で応戦。若干押されながらも、ちゃんと剣で相手の体を押し返して斬り返した。

 

「ただの人間ではない、か・・・・・・だが、たかが人間だ! くたばれ、小僧が!」

 

「黙れ、この悪魔が、ただでは死なねえよ。お前は絶対に殺す!」

 

 繰り出された拳を桜歌は斬り返し、雷撃のような斬撃を容赦なく放っていく。ウァレフォル卿は本気で桜歌を殺そうとしているようで、手加減はしていない。

 

 トリトンは、親の容赦ない攻撃に見取れているようだ。

 

 桜歌の剣を持つ手は曲がり、血を流しているがそれすら気にせずに桜歌はもう片方の手で剣を持って斬りかかる。それをウァレフォル卿は手で殴り返し、剣を弾いた。そして、もう一発と桜歌の腕に殴りつけると桜歌の腕が曲がり、更に蹴りで桜歌は地面に叩きつけられた。

 

 私は見ていることしかできなかった。

 

 駆け寄り、私は桜歌を抱き起こす。いのりは私の後ろで、介入できなかった戦いを悔いるようにウァレフォル卿の前に立っている。その間にも、私はボロボロの桜歌を治療魔法で治そうとした。

 

 あんなの、誰も参加できない。数秒で、簡単に殺されかけたのだ。私達じゃ、どうやっても勝てるわけがないし参加した瞬間に腕の一本でも持って行かれたであろう。

 

「どけ、アンドロマリウスよ。そいつは、殺さなければいけない」

 

「ああぁぁぁーーーーッ!!!!」

 

 ウァレフォル卿は立ちふさがるいのりの腕を一本、私に見せびらかすように折った。泣き叫ぶいのりは、その腕を抱えてうずくまる。それに、桜歌は反応して立ち上がった。

 

 ───絶叫

 

 ───泣き声

 

 ───涙

 

 ───血

 

 ───少女

 

 それら全てを見た桜歌は、完全に理性がない。自分の怪我の方が重傷なのに、ただ怒りを露わにしてウァレフォル卿を睨みつけてはいのりの隣に歩き、屈む。

 

「ごめん、俺の所為で・・・・・・」

 

「い、痛い・・・大、丈夫」

 

 そう声をかけると、いのりはただ苦しそうな声でそう言った。

 

「小僧、お前が死ななければ今度はどうなるかわからんぞ? 女として生きられないようになるかもしれんし、傷物になるかもしれん。何せ、証拠は残らん。魔王様だって、私の言葉を信じるだろう」

 

 子も子だけど、親も親だった・・・・・・何の警告もなく、いのりの腕を折って、権力の元にそれを全て"無かったこと"にしようとしている。

 

「お前、今なんて言った? こいつを傷つけるつもりか・・・・・・?」

 

「そうだ。もし貴様が死に、マナが我が子の伴侶となるのならば、助けてやろう。どうだ、良い条件だろう? 一切それからはそこの娘を傷つけんし、お前も大事なそこの娘が傷つくのは見たくないだろう?」

 

 薄気味の悪い笑みを浮かべるウァレフォル卿は、そう言うと魔力を手にためていのりに向けた。同じ悪魔だというのに、

何の躊躇もなく、いのりを消そうとしている。

 

 ───目的は何?

 

 わからない。何で、此処までして結婚を成功させようとするのか。

 

「何でそこまで、可笑しいじゃない!」

 

「なんでだと? そんなの決まっている。貴様ら、アンドロマリウスのアポカリプス結晶は特別だ。神をも殺せる力を持ち、それを無駄な弱さで棒に振る。そんなもの宝の持ち腐れだ。言ったであろう? 『傷物になる』と、貴様等のどちらかには産んでもらわなければいけないからな! ウァレフォル家に、神をも殺す力を持つ者を! そのためには、貴様等のような小娘どもは道具に過ぎん」

 

 あっさりと答えるウァレフォル卿は、狂気の笑みを浮かべ、いのりを見た。その直線上に、桜歌は出ていのりを庇うように立つ。

 

 本当にボロボロなのに、何であれだけの力が・・・・・・。

 

「では、死ぬがいい」

 

 ウァレフォル卿は、手の魔力を収束させる。

 

 そして、打ち出そうとした瞬間に私は桜歌の前に立った。両手を広げて、二人を庇うようにしてウァレフォル卿を見据える。それを見て、トリトンは焦りだした。

 

「待って、私はちゃんと結婚する・・・・・・だから、もうこの二人を傷つけないで・・・・・・!」

 

「そうか、ならば両方とも助けてやろう。だが、次は無いぞ」

 

 ウァレフォル卿は魔力を消し、勝ち誇ったような笑みを見せる。後ろのいのりと桜歌は怒りを顔に出しているが、私は二人に近づく。

 

「ごめんね、いのり、桜歌・・・・・・」

 

 私は二人を抱き締め、そう呟いた。こうなった以上は、もう最後の策しかない・・・・・・この二人を守って、尚且つ桜歌が死なないために、私にはこうすることしかできない。

 

「真名、まだ諦め───」

 

「マナ、ダメ・・・」

 

 言い終わる前に、二人は眠りについた。私がかけたのは、眠りの魔術と忘却の魔術。今までの記憶を、二人から奪ったのだ。桜歌は私と出会う前、出会った記憶を消した。いのりは、桜歌と出会い、家族旅行に行った記憶を・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 隣にはウァレフォル卿、トリトンに挟まれた私は家に帰ってきた。全てはクリスマスを思い出に残すため、虚言を吐きながらも自分の目的と、桜歌の目的を果たすために。

 

「おお、ウァレフォル卿が見つけて下さったのですか!」

 

「いえ、これも我が息子の為ですよ、アンドロマリウス卿。それでは時間も丁度ですし、始めましょう。両家の血が長く続く為の、儀式を」

 

 何も知らない、お父さんは嬉しそうな顔。お母さんも、楽しそうにウァレフォル卿の奥さんと会話。

 

 

 

「じゃあ、始めよう。鎮魂歌を踊るから、クリスマスの為の盛大な余興を・・・・・・"始まりと終わり"は私が幕を引き、幸せも絶望も無くしてあげる」

 

 

 

 ───私は踊った

 

 

 ───まずは、ウァレフォル卿を結晶に

 

 

 ───私は踊った

 

 

 ───全てを、桜歌が復讐なんてしなくていいように

 

 

 私の着ているドレスは白からアポカリプス結晶と同じ、紫へと変わり、結婚式会場を全ての人を結晶にして散らせていく踊りを私は踊る。

 

 

 ───命って儚い・・・・・・ううん、脆い

 

 

 踊りを踊る度に、悪魔どもは結晶に変わる自分の体を見ては驚き、何も出来ずに死んでいった。結晶となり、割れては冥界の紫の空に溶けていくように・・・・・・。




二まで書こうと思ってたけど、面倒だよね。
ロストクリスマス、でも書きたい!
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