“苺”と“月”と“一番星”   作:【豆腐の角】

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新しい豆腐を作ってみた。

(くち)に合うかはわかんない。

ご賞味あれ。



“苺”と“月”と“泣き落とし”

 

 夜の(とばり)が下り始め、酒場の集まる通りに人の気配が増え始めた頃。

 

 地元に古くからある大衆(たいしゅう)居酒屋(いざかや)暖簾(のれん)を、一人の男が潜り抜けた。

 

 金髪にチョビ髭、サングラスという()()ちをした男だ。

 

 男の名は斎藤壱護(いちご)

 

 こう見えて、芸能事務所『苺プロダクション』の社長である。

 

「予約していた斎藤です」

 

 店に入ってすぐに、壱護(いちご)は近くにいた女性店員に声をかけた。

 

 話しかけられた店員は予約客の書かれたボードを確認すると、手慣れた様子で案内を始める。

 

 その店員の後を追いながら、壱護(いちご)は店の奥へと進んでいく。

 

 場所取りされていた部屋(へや)は、店の最奥に近い位置にあった。

 

 (たたみ)四上半(よんじょうはん)程度の小さな和室だ。

 

 (ふすま)で仕切られた入口以外の三方向は、厚めに塗られた漆喰(しっくい)の壁で作られていて、外から聞こえてくる声や音を抑える造りになっている。

 

 完全に遮断できるわけではないが、周りを気にせず、少人数で静かに飲みたい時にはうってつけの部屋だった。

 

「とりあえず(なま)(びん)でお願いします」

 

 案内をしてくれた店員に注文を頼んでから、個室へと足を踏み入れる。

 

 それから、備えつけられた座布団(ざぶとん)へと腰を下ろした。

 

 ふぅ、とひと息ついて、(ふところ)を漁りながら灰皿を探す。

 

 探し物はなかったものの、その代わりに、座卓の端に『禁煙席』と書かれたプレートが貼りついていることに気がついた。

 

 どうやら、予約の際に指定するのを忘れていたらしい。

 

 しまったな、と一瞬考えるも、彼自身は煙愛家(ヘビースモーカー)というわけでもない。

 

 むしろ、同業者や業界人から()()()()()()()()()()という意識から、ファッション感覚で吸っているだけだ。

 

 相席予定の人物も、煙草を吸っているわけではない。

 

 なので、別にいいか、と諦めた。

 

「ビールをお持ちしました」

 

 ハッとして顔をあげると、先ほどの店員がお盆を片手に戻ってきていた。

 

 見るからに冷えきったコップと瓶が座卓に並ぶ。

 

 その(かたわ)らに、いくつかの小皿が追加で置かれた。

 

 小皿に入った『柿ピー』は、ビールを頼めば必ず付いてくるものらしい。

 

 漬け物と酢の物が入った小皿は『お通し』のようだ。

 

 ビールの栓を開けようとする店員に「自分でやるよ」と声をかけ、栓抜きを渡してもらう。

 

 店員はお盆の上に残っていた おしぼり を置くと、「ごゆっくり」と一言添えてから(ふすま)を閉めて去っていった。

 

 閉め切った個室には、外からの音はほとんど入らない。

 

 静けさが増したところで、袋に包まれた おしぼり を手に取ってみる。

 

 どうやら、先ほどまで温められていたらしい。

 

 ほどよい温度を保っている。

 

 袋を破って取り出すと、ふわっと湯気が上がった。

 

 それを使って汗ばんだ顔や首筋を(ぬぐ)うと気持ちがよく、さっぱりとする。

 

 そのあとは、いよいよビールの開栓だ。

 

 慣れた手つきで栓抜きを操り、瓶の王冠(おうかん)を開ける。

 

──しゅぽん。

 

 静かになった室内に小気味よい音が響いた。

 

(いい音だ)

 

 そんなことを考えながら、冷えたコップに中身を注ぐ。

 

 すると、琥珀色の液体と白い泡が、あっという間にコップを()たしてしまった。

 

「おっとっと」

 

 (あふ)れそうになった泡を、慌てて(くち)でお迎えして吸い上げる。

 

 (こぼ)してしまっては、もったいない。

 

 中身の落ち着いたコップから(くち)を離したあと、卓上に置かれたメニュー表を手に取った。

 

 開いたメニュー表の欄は一品物のコーナーだったらしく、定番の唐揚げや枝豆、冷ややっこなどの写真が掲載されている。

 

 ふむ、と(うな)ったあと、腕時計に目をやった。

 

 今日、会う予定にしている人物は、時間をきっちりと守る手合(てあい)だ。

 

 だが、勤め先の都合上、約束の時間に来れない可能性があるくらいには多忙な人物でもある。

 

 今のところ、遅れるというような連絡は来ていない。

 

 だが、念のために確認を取ってみるべきだろうか。

 

 そんなことを考えていると、閉めていた(ふすま)がさっと開いた。

 

 どうやら、時間通りに待ち人が来たらしい。

 

「待たせたか……?」

 

 開いた(ふすま)の先には、ひと目見て堅気(かたぎ)の人間とは思えない男が立っていた。

 

 上背(うわぜい)肩幅(かたはば)のある、ガタイがいい体。

 

 その身を包む仕立ての良い黒のスーツと、視線を隠す黒いサングラス。

 

 極めつけは、服の上からでもわかるほどに鍛えられた肉体が醸し出す、強者の風格。

 

 斎藤の脳裏に、某国産のSF映画に登場する工作員(エージェント)が浮かんできたのも無理はないだろう。

 

 ちなみに、店の裏側では店員たちが同じような話題で盛り上がっていたりするのだが、完全に余談である。

 

「いいや、時間通りだよ。急に呼び出して悪かったな、ミッチー」

 

「久しいな……壱護(いちご)……」

 

 気安い渾名(あだな)で呼ばれた男──継国(つぎくに)巌勝(みちかつ)は、気を悪くした様子もなく(くち)もとを(ゆる)めた。

 

「仕事上がりか?」

 

壱護(いちご)の問いかけに、友人は首を横に振る。

 

「所用があると……一時的に抜けて来ただけだ……また事務所に戻らねばならん……」

 

 店員に何かしらの注文を伝えながら、来たばかりの友人は事も無げに言う。

 

 思わず、壱護(いちご)はビールを飲む手を止めた。

 

「おいおい、残業か?」

 

「残業だ……いつものことではあるのだがな……」

 

 それを聞いて壱護(いちご)は顔をしかめた。

 

「噂に聞く以上に真っ黒(ブラック)だな。議員の秘書官ってのは、(みんな)そうなのか? ミッチーの勤め先は確か……悪徳政治家って言われる鬼舞辻(きぶつじ)議員の所だったっけ?」

 

「うむ……自他ともに認める……悪徳政治家だな……」

 

 なんともないように笑っているが、そんな場所に勤めていると知った側としては気が気でない。

 

 (しぶ)い顔をして言った。

 

「前から思ってたんだがよ。なんで悪徳議員の所なんだ? お前、元々は産屋敷(うぶやしき)*1に勤めてただろ? 変えるにしたって、四宮*2とか四条*3とか……他にもあっただろ」

 

「……まあ……色々とあったのだ……」

 

 誤魔化すように友人は笑う。

 

 少しだけ、(かげ)のある笑い方だった。

 

 それが気になった壱護(いちご)だが、あえて触れはしない。

 

 そのかわりに、努めて軽く話を振った。

 

「なぁ、うちに転職しねぇか?」

 

「ふっ……断る」

 

 あまりにも早い決断に、壱護(いちご)は「そうか」と笑う。

 

 だが、わざわざ呼び出した自身の目的を考えると笑える話ではない。

 

(これは手強そうだ)

 

 どう話をしたものかと考えながら、空いたコップにビールを注いだ。

 

「お待たせしましたー」

 

 そこに店員が料理を持ってやってきた。

 

 先ほど友人が頼んでいたものだろう。

 

 座卓(ざたく)の上に料理が並ぶ。

 

 湯豆腐。

 

 ざる豆腐。

 

 揚げ出し豆腐。

 

 豆腐の野菜(あん)かけ。

 

 やわらか豆腐のお好み焼き。

 

「──って、相変わらず豆腐が好きだな、オイ!」

 

 頼んだ料理の(かたよ)り具合に、壱護(いちご)は呆れてツッコんだ。

 

「焼き鳥とか唐揚げとか頼めよ! 俺は飲んでるんだぜ?」

 

 壱護(いちご)(からか)いに、友人はむっつりした顔で言った。

 

「それらを食べれば……酒が欲しくなるに決まっているだろう……」

 

「そりゃご(もっと)も」

 

 壱護(いちご)は笑いながらメニュー表に再び目を向け、店員が立ち去る前に注文を告げる。

 

「お姉さん。焼き鳥のおまかせセットと唐揚げ、あと餃子(ぎょうざ)に枝豆をお願いします」

 

「は〜い」

 

 これぞ見よがしに酒に合う料理を頼む。

 

 友人は(うら)めしそうにジト目を向けるが、壱護(いちご)はどこ吹く風と気にしない。

 

「……焼き鳥と唐揚げを……土産(みやげ)用に頼んでおくか……」

 

 苦々しい顔をした友人はポツリと(つぶや)くと、ざる豆腐をひと(くち)頬張った。

 

 

☆★☆★☆★

 

 

 二人(ふたり)きりの食事会は、穏やかな雰囲気で続いていた。

 

 お互いの近状を話しながら料理をつまみ、昔話に花を咲かせる。

 

「お前、同窓会にもなかなか顔を出さないからなぁ。仕事の内容が内容なだけに、時間が取れないのは理解できるけどよ。みんな寂しがってたぞ? ──とくにお前の弟とか」

 

「む……」

 

 家族の話題に触れたからか、友人は(くち)をへの字に曲げた。

 

 (からか)う程度に収めるつもりが、ちょっと仕掛けを間違ったらしい。

 

 家族関係は改善していると思っていたが、案外そうでもなかったようだ。

 

「なんだ。またアイツ関係で(こじ)らせてるのか? ──ちゃんと吐き出させてスッキリさせたろうが」

 

 壱護(いちご)の言い分に、友人の額に青筋が立つ。

 

「吐き出させて……スッキリさせただと……? 大人数で無理やり酒飲みに付き合わせ……酩酊(めいてい)状態になった挙げ句……暴れすぎて店を出禁*4にされ……全員仲良く二日酔いになっただけだろうが……!」

 

「酔って(くち)が軽くなって弟に対するコンプレックスをボロボロこぼしてたじゃん」

 

(やかま)しい」

 

 友人は壱護(いちご)(げん)を一刀両断に斬り捨てた。

 

「あの一件(いっけん)に関して……私は許した覚えはないぞ……なにせ……お気に入りの店*5だったのだからな……! ──それよりも……わざわざ私を呼び出した用件はなんだ……」

 

 あまり家族関係の話をしたくないらしく、友人は話を切り替えにかかる。

 

 壱護(いちご)は呆れた様子でため息を()くと、相変わらずだなぁ、と笑った。

 

 とは言え、これ以上に(やぶ)をつついて蛇を出す必要もない。

 

 壱護(いちご)は呼び出した理由を話し始めた。

 

「俺が芸能事務所の社長をやってるのはさっき話したと思うが──じつはな、少し前に『B小町(こまち)』っていう新しいアイドルユニットを作ったんだ」

 

「ふむ……」

 

「メンバーは10代前半の子たちでな。しばらくは事務所でダンスやら歌やらのレッスンを重ねて面倒を見てたんだ。──んで、なかなか見れるようになったからユニット組ませて、歌とダンスの振り付けも仕込んで、 P V (プロモーションビデオ)も出来た。SNSとかから宣伝もしてるし、物販のグッズも(そろ)えられた。──で、だ。そろそろ初ライブといきたいわけだ」

 

「そうか……」

 

「その初ライブをやるときに、虫除けっつぅか、番犬っつぅか。まあ、とりあえず、そんな感じでミッチーに付いてきて欲しいんだわ」

 

「──断る」

 

 バッサリと切り捨てた友人に対し、壱護(いちご)は「そう言うと思った」と笑う。

 

 だが、それで諦めるわけにはいかない。

 

 説得するべく、壱護(いちご)は言葉を重ねた。

 

「だけどよ、そこを曲げて頼む。ファンとの交流会*6の時だけでもいいからさ」

 

「そもそも……私は議員の秘書官として既に雇われている身……そこまで自由に動けるわけではない……他を当たるといい……例えば──」

 

 先ほど話題に上がった『弟』とか。

 

 そう言いかける友人より先に、壱護(いちご)が口を開いた。

 

「いや、言いたいことはわかる。あいつに頼めば付いてきてもらえるとは思うぞ? こう言ったら気を悪くするだろうが、あいつはミッチーより腕が立つし、あくまでも一般人だから、仕事の都合もつけやすいだろうさ。──ただなぁ……」

 

 壱護(いちご)は言いにくそうにしながら頭を()く。

 

 それから少し間をおいて、深刻そうな表情をしながらハッキリと言った。

 

「──()()()()を置いといて、ビビってくれるヤツはいないだろう?」

 

 その言いように、友人は思わず(くち)(つぐ)む。

 

 この友人の弟は、とても物静かな人物である。

 

 あまりにも静かすぎる雰囲気からして植物に例えられることもあり、感情の起伏も少ない人柄も手伝ってか、放っておくと犬や猫が集まるだけでなく、小鳥がとまることすらあった。

 

 そういった姿を見知った者からすると、警備のためとは言え、他者を威嚇する様子など想像しがたいものがある。

 

 壱護(いちご)の言う『いくら腕が立とうが視覚的な警備に向いていない』という意見に反論の余地はなく、ただただ納得するしかなかった。

 

「だから、な? 頼むよ、ミッチー!」

 

 壱護(いちご)は身を乗り出すようにして頼み込む。

 

「頼れるヤツがミッチーしかいないんだ! この通りだ、頼む!」

 

 後頭部が見えるほどに頭を下げた壱護(いちご)の姿に、友人は小さく息を()いた。

 

「──で、本音は……?」

 

 なんだかんだと長い付き合いのある二人である。

 

 壱護(いちご)が『友人だから』という理由で話を持ちかけたわけではない、と見抜いていた。

 

「いやぁ、大手から独立して事務所を立ち上げたばっかで資金が足りなくってさぁ! ミッチーだったら能力的に間違いないし、(かね)を取られるにしても()()()()()でお安く済ませられるかなぁって……あっ」

 

 思わず、といったような反応。

 

 それを見た友人は、さっと席を立つ。

 

「──よし、帰る」

 

 そして、そのまま(きびす)を返した。

 

「待って! 待ってミッチー!」

 

「待たん」

 

 個室をあとにする友人の足に、壱護(いちご)は慌てて飛びついた。

 

「待って待って! 今のは俺が悪かった! だから待って! 待ってくれ!」

 

「帰ると言った」

 

 足に(すが)りつく壱護(いちご)を引きずりながら、友人は帰る足を止めない。

 

 そんな状態で店の奥から出てきたものだから、カウンターやテーブル席にいた客たちからは『何事(なにごと)か?』と視線が集まっている。

 

 だが、帰ろうとする友人はともかく、引きずられている壱護(いちご)には気にする余裕がなかった。

 

 壱護(いちご)からすれば、絶対に味方につけたい人物である。

 

 この友人は面倒見が良く、責任感もある。

 

 ついでに言うなら(かね)もある。

 

 一度でも関われば、なんだかんだ言いながら付き合ってくれるだろうし、余程のことがなければ見捨てられはしないという信頼があった。

 

 だからこそ、ここで逃すわけにはいかない。

 

 壱護(いちご)は友人の説得を続けた。

 

「舞台に上がるのは10代の(いたいけ)な女の子ばっかりなんだぞ? 俺からのスカウトを受けて、望んでアイドルになったからって……群がる野郎どもの前にいきなり立たされて、少しも怖さを感じないわけがないだろう!?」

 

「む……」

 

 その訴えが届いたのか、友人の歩みが少しだけ(にぶ)る。

 

 それを機会(チャンス)と見たのか、壱護(いちご)はたたみかけた。

 

「あの子らが安心して舞台に上がってファンとの交流もこなせるように、信頼できる大人(おとな)が欲しいんだよ!」 

 

「ぬ……」

 

 壱護(いちご)からは見えないが、友人の表情が(わず)かに歪む。

 

 もう一息だ、とばかりに壱護(いちご)は締めに入った。

 

「だからさぁ、頼むよ! ミッチーだけが頼りなんだって! ──この通りだ……!」

 

 歩みを止めた友人の前に回り込み、渾身(こんしん)土下座(どけざ)敢行(かんこう)する。

 

 その様子が面白かったのだろう。

 

 一部始終を見ていた客の数名が、二人のやり取りを写真や動画に撮っている。

 

 だが、壱護(いちご)は微動だにしなかった。

 

 この友人を、なんとしてでも味方につけること。

 

 それが、(みずか)ら集めた『アイドルの卵たち』に出来る最高の援護になるはずだと考えているからだ。

 

 ややあって、頭上からため息が降ってくる。

 

 帰ろうとしていた友人が、根負けしたのだ。

 

「……その初ライブとやらは……何時(いつ)だ……?」

 

「ミッチー!」

 

 呆れを(ふく)んだ友人の声に、顔を上げた壱護(いちご)の目尻には感激の涙がにじむ。

 

 壱護(いちご)が初ライブのある場所と日時を告げると、友人は(ふところ)から手帳を取り出してパラパラと(めく)った。

 

 そして、再びのため息。

 

「運が良かったな……その日……議員のスケジュールに予定はない……何事も起きなければ……私的に観に行くくらいのことは……出来るだろう……」

 

「ありがてぇ……! 助かるぜ、ミッチー!」

 

 壱護(いちご)は再び頭を下げる。

 

 友人からは見えないその顔には、とてもいい笑顔*7が浮かんでいた。

 

「ひとつ貸しだ……覚えておけ……」

 

 そんな笑顔を浮かべているとは知らない友人は、ため息を()きながら個室へと戻っていく。

 

 その後ろを、壱護(いちご)はスキップするかのような軽い足取りで追っていった。

 

「わかってる、わかってる! ──あ、どうせ来るなら物販も買ってってくれよ! 写真(チェキ)でもいいぞ? もちろん、サイン付きのヤツな! あと、ファンクラブが出来たら会員証もやるよ! もちろん、番号は一桁台で!」

 

(商魂たくましいとは……こういうことを言うのだろうか……?)

 

 友人は早くも後悔し始めているが、一度(くち)にした約束は護る(たち)である。

 

 反故(ほご)にすることだけは決してないだろう。

 

 こうして、斎藤壱護(いちご)は心強い味方を手に入れた。

 

 

 

 

 

 

【平成?令和?コソコソ噂話】

 

 斎藤壱護(いちご)

 

 芸能事務所『苺プロダクション』の社長。

 詳しくは原作を読もう。

 

 原作で実年齢が不明なので、本作ではたぶん若返っている。

 

 ミッチーこと巌勝(みちかつ)とは小学校の頃からの付き合いがあり、腐れ縁。

 

 学生時代、とある漫画*8の影響で壱護(いちご)巌勝(みちかつ)相棒(コンビ)のように扱われることが多かった。

 

 壱護(いちご)自身も甘さを捨てきれない()()()()のため、友人たちからは『チョコラテ』や『チャンイチ』、『斎藤(さいとう)じゃなくて砂糖(さとう)』などの渾名(あだな)で呼ばれている。

 

 将来、とある事件*9が原因で、今回の土下座動画や写真がSNS上でバズることになる──が、まだ先の話。

 

 ついでに『芸能界きってのチョコラテ社長』と呼ばれるようになるが、まだ知る(よし)もない。

*1
日本が誇る四大財閥のひとつ。『鬼滅の刃』『キメツ学園』参照。

*2
日本が誇る四大財閥のひとつ。『かぐや様は告らせたい』参照。

*3
日本が誇る四大財閥のひとつ。『かぐや様は告らせたい』参照。

*4
些細(ささい)なことで友人たちが喧嘩(けんか)になり、料理を投げたり投げられたりした。巻き込まれた巌勝(みちかつ)は顔面に豆腐を受けた。

*5
美味しい豆腐を扱う店だった。ちなみに、豆腐の出処(でどころ)矢琶羽(やはば)豆腐店。

*6
特典会とも言う。

*7
新世界の神「計画通り……!」

*8
死神と刀。あとはわかるよね?

*9
アイの事件とは別件を予定している。




仕事しながら書いてるから、前みたいな早さでは書けないので悪しからずー。
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