"にわか"は言う「だから『推しの子』だって言ってんだろ!」   作:あるミカンの上にアルミ缶

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初めまして、あるミカンの上にアルミ缶です。



※以下の注意事項を先にお読みください。



原作、アニメ、カップリングであるとか、これら王道で清く正しい真っ当な感性で『推しの子』が好きという方は、そう遠くない未来で「やっぱり読まなきゃよかった……」と激しく後悔するであろう事間違い無しなので、予めご了承の程願います。
『推しの子』によって著しく脳を焼かれ、何でもいいから推しの子を見せてくれという、酔狂であり見事に狂った方のみご覧頂けますと幸いです。




上記に同意出来る出来ないの判断が付かなくなってしまった御仁のみ、お楽しみください。









プロローグ

 『推しの子』って、知ってるか?

 完璧で究極のアイドルが真実のアイを見つける、そんな物語。

 

 幼少の頃から愛を知らず愛を探し愛を欲した少女。

 けれども彼女は愛されていた。

 嘘、という類い稀な才能に。

 

 けれども彼女は求めていた。

 

 彼女は絶対的な一番星。

 他の皆は夜空に燦々と輝く、絶対に堕ちる事のない確固たる灯に魅入り、拝み、崇める、そして目を奪われる。

 

 しかし彼女は?

 自らの灯りの周りは漆黒の闇、少女からは何も見えない。

 それもその筈。

 自らを際限なく輝かせるには周りは一切の闇でないといけないのだから。

 だから彼女は今日も"ウソ"という闇を纏う。

 纏えば纏う程、輝けるのは自分だけになるから。

 

 しかし少女は願っている。

 この闇を纏い尽くした先にやがて自分を照らす星が現れる事を。

 

 やがてそれは現実となった。

 彼女を照らしたのは一つの輝きではなく、とても温かい二つの輝き。

 一つの光では必ず影が出来る。

 

 しかし嘘で塗り固められた彼女を、それぞれから包む様に照らされれば?

 影など出来る場所は無い。

 少女は漸く見つけた。見付ける事が出来た。

 闇を纏う事の出来ない中で生まれたその感情を。

 言葉を。

 

 それは最初にして最後の言葉。

 

 そう――。

 

 

 

 

 真実からの、絶対に嘘じゃない「愛してる」。

 

 

 

 

 

 ――――らしい。

 

 すまん、アラサーの社会人の身ではもうアニメや漫画は視る気が起きなくてね……。

 友達から『推しの子』だけは絶対に視ろよと言われたが、やはり自分からアニメを視る気にはなれず、とりあえず話を合わせられる様に解説や二次小説なんかはめっちゃ読んだから、にわか程度の知識しか無いが、つまりそういった作品の様だ。

 というのが俺の見解である。

 原作やアニメを視ていないからかもしれないが、一番星である最強で無敵のアイドル――星野アイの波乱万丈な人生が本編で、そこからの復讐編が個人的には最早スピンオフに思えてしまう。

 そしてどうやら俺が本編と思っている部分までがアニメでは一話目らしい。

 視てないから何とも言えないが、ダイジェストでお届けしすぎではないだろうか……。

 一体どれだけの奴隷(ファン)が脳をやられたんだか。

 

 とまあ屍となった者たちにはご愁傷様と頭の片隅で弔いつつ、何故俺が視てもいない『推しの子』について脳内で考察しているのかというと――。

 

 

 

 

「――星野アイです」

 

 

 隣の席の美幼女が、弱弱しくも確かな一番星をその瞳に携えて、新学年の初日に自己紹介を宣ったからだ。

 

 完璧で究極で最強で無敵で全部手に入れる欲張りなアイドル様に関われる?

 

 

 いや、無理でしょ……。




初投稿だもので、お見苦しい駄文ではございますが何卒ご容赦の程を……!
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