MOTHER2×SPY   作:ハヤモ

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前書き
ネスサン。
あと作者は にわか で 間違い 色々 おkデスカ?


PSI

 

ネスは"ココロノチカラ"PSI(サイ)を使える。

 

簡単に言えば超能力で、アーニャを助けたPK……悪党を怯ませた光や衝撃波はコレである。

 

他にも傷を癒したり、攻撃から身を守るものなど様々だが、今はおいておこう。

 

そんな超能力者ネス。

どうにかしてイーグルランドに戻るべく、学校や本屋等に出向いて情報を集めている最中だった。

 

PSIにテレポートがあるから、それで戻れるか試しもしたが……だめ でした……。

 

ネスはPPの無駄だと早々に諦めて、今日も自分の足でアレコレしていたのだが、そんな彼を呼ぶはピンク髪の幼女。

 

 

「ネス! ネス!」

 

 

アーニャが名を叫び背を追った。

迫る危機を知らせる為だが、その表情は どこか嬉しそうである。

 

アーニャにとって、ネスの心と行動は常に優しくて憧れるものだ。

 

だからこそネスには死んで欲しくない。

そしてずっと、一緒にいて欲しい。

 

同時に格好良い所を見たい、ドキドキしたいという私的願望もある。

どちらかというとソレが1番だった。

 

アーニャはネスに追いつくと、嬉々として指を指しては、こう告げた!

 

 

「ボンド、未来わかる。 ネス、ボコボコ!」

「ええっ!?」

 

 

ニコニコ笑顔で言われて驚くネス。

 

タチの悪い冗談なら良かったが、互いを知る身としてはコレが冗談ではないのを既に知り得ていたから、余計タチが悪い。

 

ボンドという白くて大きな犬が、未来予知出来るのは知っていたが……まさか自分に災難が降りかかるなんて。

 

ネスは動物と話せる。

フォージャー家にお邪魔した日の挨拶で知った。

 

それからアーニャも能力者である事も。

 

どうも両親には秘密にしているそうだから、ネスも言わないでいたのだが、逆に2人きりの時は秘密を共有する仲という事で遠慮がなくなっていた。

 

お陰でこうして仲良くなれたのだが、同時に問題も招いている感が否めない。

 

 

「えーと……じゃあボンドに聞いてみるね」

「うぃ」

 

 

ネスは家に戻り、ボンドに話しかけた。

ボンドは床で横になっていたが、ネスが来るやワンとひと声。

 

 

(やぁネス。 アーニャから聞いたんだね?)

 

「実は そうなんだ。 ぼく ボコボコなの?」

 

(図書館で秘密警察にパンッてされて攫われて人体実験されるんだよ)

 

「ひみつ けいさつ?」

 

 

聞き馴染みの無い言葉だ。

警察に殺されてしまうとは、どういうこと。

 

 

(怪しい人を捕まえて痛め付けるんだ。 ネス、君は突然現れて時々チンピラにPKしてる怪しい人に違いないからね)

 

「うぐっ」

 

 

痛いところを突かれた。

 

心優しいネスは悪意を放置出来ず、路地裏でチンピラに襲われている女子供を何度も助けている。

 

その際、バットだけでなくPSIも使用している。

倒した悪党はそのまま路地に寝かせている所為で、情報が上にまで出回ってしまったらしい。

 

"不思議な能力の少年が出没してる"と。

 

赤い帽子に青と黄色のストライプの服という特徴的な格好をしてるのもあって、場所を絞れば見つけるのは容易いだろう。

 

 

(アーニャを助けてくれたのは嬉しいけど、家族を危険に晒すのはやめてほしいな)

 

「ごめん……」

 

(取り敢えず倒しておくれよ)

 

「えっ、逃げるんじゃなくて?」

 

(逃げたら追われるよ。 それに倒さないと調べ物も出来ないよ? 相手は凶器を持ってるだろうけど……君なら何とかする方法あるんじゃない?)

 

 

あるかと聞かれたなら、ある。

 

 

「オネット警察との戦いを思い出すなぁ」

 

 

当時と比べたら随分と強くなったが。

今なら警察官を1人ずつ相手にせずともPKで纏めて吹き飛ばして終わりだ。

 

 

(ボクもついていってあげようか?)

 

「うん。 アーニャを お願いしようかな」

 

(仕方ないからお守りくらいはしてあげる。 じゃ、行こうか)

 

 

ボンドが仲間になった!

明るい音と共に、そう聞こえてきそう。

 

そうしてネスを先頭に列を組み、一同は敵の元へと向かったのであった。

 

 

 

 

 

「……ネスサンかな?」

 

 

警察ぽい帽子を被った2人組に話しかけられ、ネスは距離を取り身構えた。

ボンドとアーニャは影から見守っている。

 

 

「おじさん達は?」

「……その身のこなし、間違いない。 皆やるぞ」

 

 

雰囲気が変わると、ゾロゾロと大人達が出てきて、ネスを取り囲んだ。

たった1人の少年相手に容赦がない。

 

 

「旧政権の研究所から逃げ出した子供か、はたまたスパイか……素直に吐けば痛い目に遭わずに済むぞ?」

「いやだよ」

 

 

短く返答。

はい/いいえの何方を選んでも攻撃される問答だろうからと。

 

バットを構えて臨戦状態。

秘密警察は拳を握りナイフを取り出した。

 

普通、こんな事をされたら大人でもビビって命乞いをしてもおかしくないだろう。

だが、ネスは似た経験を多くしてきた。

 

オネット警察の時もだが、多くのダンジョンもだし、スリークでゾンビ達にボコボコにされて地下牢に放り込まれた事もある。

 

今じゃ、ひっさつPKで蹴散らせるだろうけど、別のPSIに集中した。

 

 

「ならば死んで地獄へ、いや天国へ行け!」

 

 

ワッと飛び掛かってくる秘密警察。

ネスはバットを振らず自分に集中すると薄い白い膜に包まれた。

 

すると、どうだろうか。

 

 

「ごふっ!?」「ギャッ!?」「ぐはっ!」

 

 

ネスを殴った者は、自身も殴った様にダメージを喰らい、ナイフで斬りつけた者も同じ様に裂かれていく。

 

反撃のシールドだ。

物理攻撃のいくらかを相手に反射するのだ。

 

 

「くっ」

 

 

ネスも無事ではないが、これくらい何のその。

クラーケンだの恐竜だのと比べたらマシだ。

 

そして次こそはと、手を構え直すネス。

彼のみが使い熟せるひっさつPKだ!

 

 

「PK.ヒーロー!」

 

 

チンピラ相手より強めの衝撃波。

 

 

「グアアアアッ!?」「こ、これが、ぐふ」

 

 

秘密警察全体に伝播し、皆揃って吹き飛ぶと仲良く気絶してくれた。

 

YOU WIN!

青文字が浮かんできそうである。

 

 

「ネス!」

 

 

アーニャが飛び出してネスに抱きついた。

気持ちはヒーローとの握手以上の興奮だ。

 

 

「ネス、今日も格好よかった!」

「ッ、ありがとうアーニャ」

 

 

顰め面をされて、アーニャは気が付いた。

ネスが殴られ斬られ、怪我している事に。

 

 

「ネス、痛そう……ごめんなさい」

「ううん、アーニャのせいじゃないよ」

 

 

ネス、自分の体に手を翳す。

今度はみるみる内に怪我が治っていくから、アーニャは目を白黒するばかり。

 

 

「ネス、けが治った!?」

 

 

PSI、ライフアップだ。

ネスの超能力は1つだけという事はなくて、この様に幅が広い。

 

出来ない事もあるし、ガールフレンドや友だちの方が凄い事が出来たりもするが、ネスにはネスの強みがあった。

それと比べてしまうと、アーニャの心が読めるというのは微々たるものにも感じて……アーニャは更に落ち込んでしまった。

 

 

「アーニャ、何もできない……」

 

 

そんなことないよ、とネス。

 

 

「ぼく が 危ないって、教えてくれたじゃないか。 アーニャがいなかったら、ぼく は おじさん達にやられていたよ」

「……ほんと?」

「うん。 だから落ち込む事、ないんだよ」

 

 

心が読めるアーニャは、それが嘘じゃないのを知っている。

アーニャは素直に気持ちを受け止めて、笑顔を取り戻したのだった。

 

 

「うん! ネス、だいすき!」

 

 

アーニャとネスの秘め事ごっこは続くのだった。




後書き
ポーラ:(^_^#)ネスサン?(フライパン片手
ボンド:(゚ω゚)空気にしないで欲しいなぁ

時々MOTHER2ネタ挟みつつも続かない(殴
羞恥心で削除。 ぽえ〜ん(殴
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