黒い刺客なんですけどなんで♀︎……あとサイボーグさんや、その5本目の脚をしまいたまえ(汗) 作:何でもいいでしょ?
あと、ウマ娘編はちゃんと馬編から地続きとなっている話ですのでよくある主人公は主人公だけど違うとかそのような展開ではございません。
ウマ娘Part1『ウマ娘ってなんだよ』
カーテンから差し込む朝日が一人のウマ娘の顔を照らす。朝を告げる光を浴びた彼女は少しずつ意識を覚醒させて行き、やがて目を覚ました―――ってことで帰るわ。ギャラ置いといて
悲報。布団から起き上がったと思いきや見知らぬベッドだった件……ってかここ、どこ…?いやほんとに見覚えないんだけどマジでなんなのここ?
……いやマジで何ここ?俺の部屋はこんな女の子女の子してないんですけど?ボロッボロアパートの一室で、一部屋1LDKの最低限暮らせる部屋っていう見た目なんですけど?何処だよここ。
あとこの布団というかベッドに関してもそうだ。俺の頭にベッドなんて代物が家にあった記憶はないぞ。そもそも置いてたら他の物置けないから設置する余地もないんだが?
クッソ分からな過ぎてイライラしてくる。……いや、落ち着け、落ち着けよ俺。こんなとこでイライラしたって何にもならないだろ。
……ふぅ、とりあえず分かったことでも纏めてみるか。
まず”何故俺はこんな女の子した部屋で寝ていたのか"、か。これに関しては全くわからんから保留。
じゃあ次に”布団で寝てた筈がベッドで寝ているのか"だが、これに関しても全く分からん。故に保留。
「あ――ああぁぁぁぁあ!?」
えっ、えっ、何この声……え俺知らないんだけどなんなのこの声。え、怖…部屋がとんでもないことになってるかと思いきや声もなの…?
「あ、あー。……」
うん。やっぱ知らんわ。何この幸薄感満載の女の子ボイス。くっそ可愛いじゃんかお近付きになりて〜。あ、でもやっぱ無しで。
内面がどうかわかんないから声とか見た目だけで判断するのはよくないって俺知ってんだ。
……はい。もう諦めます。茶番はこの辺にしときます。鏡かなんかは……あったあった。そんじゃ体がどうなってるか見てみるか。どうか藪蛇じゃありませんように……
そう思い鏡を見ようとベッドから降りようとしたまさにその時。
「あいでっ」
あ し く び を く じ き ま し た 。 い た い
「いた、いたたた……へ?」
痛みに悶えながら足首を抑えていたのだが、たまたま目線をずらした先に鏡があった。ここまではいい。
そしてその鏡には
……ただ、
「な、なに…?この獣娘さん」
見慣れてる平凡サラリマンの俺じゃなくて、なんかの動物の耳と尻尾が生えた美幼女が映ってるってどういうことなんですかね……――うん?これは、足音…?それも結構急いでるのか?
「大丈夫!?なにがあったの!?」
やがてバンと慌てたようにドアを開けて入って来た一人の女せ…………。人って動物の耳が生えてる種族だったっけ?あれ、なんかそうだったような気がするなーあははいやいやそんな筈ないだろそんな記憶ない――いやあるような気もするようなないような……?????
「きゅう……」
「ライス!?」
やがて混乱が頂点に達し、俺の頭はショートした―――なんてことがつい先程あったんじゃないかな。知らんけど。
それにしても…見知らぬ天井ならぬ、見知らぬベッドの二回目を経験する羽目になるとは思わなかったな。
一回目は多分この体の持ち主の美幼女ので、今の二回目は病院のベッドっていう違いはあるけど。
ちなみにだが、備え付けらしき鏡を見て改めて体が美幼女になってるって気付かされた時は、思わず背中に宇宙を背負った気分になった。
……そういえばなんで病院にいるのかって言うと、なんか俺が気絶した時にたまたま足元に転がってた消しゴムを蹴っ飛ばしちゃって、それが壁に跳ね返って後はお察し……との事らしい。
何でもまだ未発達の体とはいえ、ウマ娘の脚力によって蹴り飛ばされた以上かなりの力が篭ってしまったという事だそうだ。
こういうと簡単だが、実際は幼女向けなのか無駄にフワッフワしてる説明のせいで、結論に辿り着くまでに結構な時間を食わされる羽目になり内心でキレていた。
というかウマ娘ってなんだよ……艦〇のパクリかなんかですか?
そう説明してきた医師に質問しようとしたのだが、ここでもこの体の更なる神秘を知ってしまう羽目になったのだ。
「えっと…ウマ娘って、なんなのかな……」
なんとこの幼女ボディ、目上の立場の人にもタメ口でしか喋れないのである。いや、ええ……と困惑する俺に対し医師はあくまで冷静にといった態度で質問を投げかけて来たのである。
そのあんまりな対応に某殺人鬼の如く質問を質問で返すなあーっ!!と言いたくなったのだが、敬語を使えない不便な体でこんなことを言うと拗れそうな予感がプンプンした為泣く泣くやめることに。
そんな内心の葛藤に打ち勝った俺に医師が語ったウマ娘という存在の話なのだが……うん一言で言うとファンタジー。
科学的な観点から見て結論:神秘的な種族ってどういう事だよ。訳分からんからって神秘の一言で片付けんなよ。
なんでもウマソウルという異界由来の魂を受け継いで産まれてくるらしいのだが、ウマソウルが何なのかすらよく分かっていないそうだ。
当然なぜウマソウルを持って産まれることで人間の女性に動物の耳と尻尾が生えたような見た目になり、人間を軽く超えるフィジカルを持った超生物となるのかも不明なんだとか。
「ウマソウルってなんなの…」
ちなみにだがこれはウマソウルの説明を軽く受けた時の俺の言葉である。他にも本格化等様々な神秘渦巻くウマ娘の体において最もたる神秘の塊というだけあって、ファンタジーマックスで何言ってるのか全く理解できなかった。
というか、異世界に存在するらしい動物の魂が三女神に導かれ、次元を渡ってウマ娘として誕生するって言われて理解できるやつなんかいる?少なくとも俺は無理だわ。
しかもこれをめっちゃ大真面目な表情で語られるんだぞ?あまりに訳分からな過ぎて、一瞬俺の頭の方がイカれてるのかって疑っちゃったよ。
「いやライスは大丈夫、だよね…」
とまあこんな感じで謎口調も訳分からんし、そもそもこの体の持ち主の幼女がどうなったのかも気になるしで、落ち着かない様子の俺を見た医師達は落ち着くまで待ってると退室して行った。
退室前にお母さんが来てくれるとか言ってたけど……お母さんって、やっぱ気絶前に見たあの推定ウマ娘らしき女性か?
……よく考えるとあの人に大分悪いことしてるかも。てか大分超えてかなりマズイのでは……?特に娘さんの体奪うとかマジ極刑物だろ、やべえ俺死んだわ。
「でも、元はと言えばライスのせい、だし……」
がぁぁぁぁぁ!なんか焦ってると謎一人称にまで腹たってくるぅぅぅ!!つーかライスってなんなんだよ!米か!?米なのか!?俺バ鹿だから米以外のライス知らないんだが!?
「ってダメ…深呼吸……ふぅ」
……ハァ、とりあえず落ち着いたところでもう一度考えてみるか。まず恐らく――というかほぼ確定だが――この世界は俺が住んでた世界とは異なる世界、所謂"異世界”ってやつであり、この世界では人と人によく似た種族であるウマ娘が共存している。
そしてウマ娘はウマソウルというファンタジー要素を確実に持っていて、頭と尾骨から謎の動物……いや、さっきから思ってたけど…これ思いっきり馬の耳と尻尾だよな?形状とかまさにそれだしさ。
……ん?ってことはあれか?ウマ娘のウマの部分って馬なのか?んでもって異世界から流れてくるっていうウマソウルも馬の魂?……逆なんだけど畜生道経験したみたいでなんか嫌なんだけど。
「……あ、可愛い」
いつもの体の感覚で顔を顰め、それがたまたま映った鏡が目に入り思わず一言。美幼女ボディはこんな表情でも可愛いですね。せっかくだし可愛い表情百選でもやってみるか?
なんてくだらないことを考えたまさにその時、俺のポンコツな頭の引き出しに仕舞われていたとある記憶が飛び出した。
それは、バラエティ番組を見ていた際に見た数々のCM郡の中にあったウマ娘プリティーダービーというアプリゲームの広告であり、軽く見ただけの時点でかなりの数のキャラクターがいてほぼ覚えてないが、ウマ娘らしき少女達がコースみたいなとこを走っていたのは覚えている。
あっ、そういえばウマ娘といえばライスシャワーについて調べていたらかなりの頻度で出てきた、如何にも幸薄少女ですって見た目の獣娘の画像もあったな。あの画像の子も登場してたりするのか?
そういえばあのキャラの見た目ってどことなくこの体と似てたような気がするんだが……まさかな?
ウマ娘の神秘に対しての反応は五本目の脚(以下略)からウマ娘に関して調べ始めた時の私の反応そのものだったりします。
深く考える必要はないとしても…???ってなりましたね。
そして、本当はただ間が悪いだけのライスシャワーちゃんなのですが、本作の刺客さんの場合は行動によって引き金を引くとマジで不幸を引き寄せます。
そして引き寄せた不幸の分だけ周りの人達に幸せが訪れます。
言ってしまえば周囲にしか幸せが訪れない範囲特化タイプの某希望厨ですね。
馬編での記憶が復活するのはとある人物と合流してからとなります。
※サラリマンは仕様です。
戸山さん(ミホノブルボンの調教師)モデルの登場人物を生存させるか、させないか
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させる
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させない