理事長の紹介で、警察の本願寺さんと泊刑事に出会い問題点だった戸籍の方を解決できそうだった。
そして大型連休の
万丈「ここだよな……?」
戦兎「貰った住所ではここのはずだ」
しかし、表札には「追田」と書かれていた。
万丈「間違えてんじゃねぇのか?」
戦兎「取り敢えずインターホンを押してみよう」
そして俺はインターホンを押す。すると中から四十代くらいの女性が出てきた。
女性「は〜い。どちら様で?」
戦兎「えっと、こちらに沢神りんな博士はいらっしゃるでしょうか?」
女性「えっ? 私の旧姓ですけど」
戦兎「えっ、アナタが?」
りんな「ええ。現八…旦那と結婚して名字が変わったの。ひょっとして課長と進ノ介くんたちから連絡あった2人?」
良かった。話は通ってたみたいだ。
戦兎「はい。桐生戦兎です」
万丈「万丈龍我だ」
りんな「初めまして。追田りんなです。中へどうぞ……」
そしてりんなさんに中へと案内された俺と万丈。俺はドライブのライダーシステムと戦闘データの情報を受け取り、博士にはこちらのライダーシステムの情報を渡す。お互いの力を使って速くライダーシステムを直そうと提案されたのが今回の面談だ。
戦兎「ふ~む。これならドライブのドライバーを復元できるな」
りんな「本当に? クリムでも世紀の発明レベルだったのに……」
戦兎「はい。天才物理学者ですから!!」
万丈「お前そのナルシスト癖どうにかならねぇのか?」
万丈に呆れた目を向けられる。
りんな「こっちもビルドとクローズのドライバーのデータは見せてもらったわ。この発想は私達には無かったわね……」
戦兎「では、」
りんな「ええ。万丈くんのスクラッシュドライバーの修理は私に任せてちょうだい。戦兎くんはドライブのベルトをお願いね?」
戦兎「分かりました!」
そして、お互いにデータの受け渡しをした後俺と万丈は倉庫に戻った。
戦兎「じゃあドライブのベルトを復元するから万丈は筋トレでもしてろ」
万丈「おう!!」
そして早速筋トレを始める万丈。なんか最近食事を気をつけるようになってから筋肉が付いてきたって言ってたからな。
戦兎「さて……、」
俺はドライブのベルトの復元を始める。しかしこのベルトを開発した人も相当な天才であることには変わりないな。
そして3日後、
戦兎「完成だ!!」
俺はドライブのベルトとシフトカー、シフトブレスの復元を完了。残念ながらマシンに意思が宿ってる感じでは無いがそれでも十分だろう。
万丈「おっ、できたのか?」
万丈が今日も行っていた筋トレを中断して近づいてくる。
戦兎「ああ。泊刑事に連絡しないとな」
そして、俺は泊刑事に連絡する。するとりんなさんの方もスクラッシュドライバーの修理が完了したと連絡があったらしく、警視庁のロビーで落ち合う約束をする。
戦兎「よし、万丈行くぞ」
万丈「おう!!」
そしてビルドフォンにライオンフルボトルを挿し込みマシンビルダーに変形させる俺。
マシンビルダーのタッチパネルを操作してヘルメットを2個取り出す。
戦兎「ほら」
俺は万丈にヘルメットを投げる。受け取った万丈はヘルメットを被り、マシンビルダーの後ろに跨る。
戦兎「よし、行くぞ?」
そしてマシンビルダーのアクセルを入れて警視庁に向けて走り出す。
すると、
ピーーっ! ピーーっ!
スマッシュの探知システムが反応した。こんな時に!!
万丈「どうすんだ戦兎?」
戦兎「スマッシュの方に行くぞ。恐らく連絡を受けた泊さんやりんな博士もそっちに向かうはずだ。現場で落ち合う!」
万丈「分かった!!」
俺達は目的地を変更。スマッシュの出現場所へとマシンビルダーを走らせた。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
現場では、既に到着していた泊刑事や、元特状課の追田警部を中心とした警官たちが拳銃を発泡してスマッシュの注意を引きながら住民を避難させて持ち堪えていた。
追田「進ノ介! 本当に大丈夫なのか!?」
進ノ介「ええ。もう直に到着するはずです」
でも、こちらも消耗が大きい……。桐生さん、万丈さん、急いでくれ!!
警官『このっ! ガチッ !?弾切れ!?』
するとここで一人の警官の銃に弾切れが起き、スマッシュはその警官にとどめを刺そうと近づき拳を振り上げる。
警官『っ! うわぁっ!!』
進ノ介「不味い!!」
すると、
戦兎「おらぁあぁああぁあああっ!!」ドゴォオォオオォオオンッ!!
追田「っ! 誰だ!?」
戦兎「泊刑事!!」ブンッ!
俺は泊刑事にドライバーを投げる。
進ノ介「っ!!」パシッ!
それを受け取った泊刑事はニヤリと笑った。
追田「お、お前それ!!」
進ノ介「ありがとう桐生さん! 変身さえできればこっちのものだ!!」
すると泊刑事はベルトを腰に巻き、シフトキーを回す。
【スタート・ユア・エンジン!!】
そして泊刑事はシフトブレスにシフトカーを装填。シフトレバーを引く。
進ノ介「変身!!」
泊刑事が構えを取り叫ぶ。すると電子空間から赤い車をモチーフにしたアーマーが装着される。
【ドラ〜イブ! タイプ・スピード!!】
ドライブ「よし、行くぞ!!」
万丈「戦兎、俺たちも!」
戦兎「ああ!!」
俺と万丈はビルドドライバーを腰に巻き、俺はラビットフルボトルとタンクフルボトルを振って成分を活性化。
ベルトに装填する。
万丈もクローズドラゴンをドライバーにセットする。
【ラビット!タンク! ベストマッチ!】
【ウェイクアップ! クローズドラゴン!】
俺と万丈のドライバーがそれぞれの反応し、レバーを回す。すると瞬時にスナップライドビルダー展開。
スナップライドビルダーからトラルジェルソリッドが流れ赤と青のハーフボディアーマーを形成する。
【Are You Ready?】
俺と万丈のドライバーの電子音が鳴り響くと俺はボクシングのような構えをして叫ぶ
戦兎「変身!」
万丈「変身ッ!」
俺と万丈が同じタイミングで叫ぶと、スナップライドビルダーが俺を挟み込むようにアーマーを装着させる。
【鋼のムーンサルト! ラビットタンク! イェーイ!】
【Wake Up Burning! Get CROSSーZ DRAGON!Yeah!】
俺と万丈は、それぞれ仮面ライダービルドと仮面ライダークローズに変身した。
追田「っ?! 新しい仮面ライダー!?」
俺と万丈はスマッシュと戦っているドライブに加勢。3人で3方向から連携して攻めたてる。
クローズ「おらぁっ!!」ドカッ!!
万丈の一撃がスマッシュの顔面にクリーンヒット。スマッシュはよろける。
ドライブ「まだだ!!」ガキィッ!!
今度はドライブのパンチがボディに刺さる。するとスマッシュは巨大な腕を振り回してこちらを薙ぎ払ってきた。
ドライブ「くっ!」
クローズ「ぐわっ!?」
ビルド「危ない……」
スマッシュの反撃に急いで飛び退く俺とドライブ。しかし、踏み込み過ぎていた為に攻撃を喰らってしまった万丈。ダメージを見るにこのスマッシュ攻撃力が馬鹿みたいに高いぞ……。
万丈「野郎!!」
戦兎「バカ! 無闇に突っ込むな!!」
スマッシュはクローズに応戦。万丈の攻撃を的確にガード。返しの一撃を入れてくる。
万丈「ぐあぁあっ!!」シュンっ!
万丈をは吹き飛ばされて変身解除。地面にうつ伏せに倒れ込む。
嘘だろ!? たった2発しか喰らってないのにもう変身解除に追い込まれただと!?
ドライブ「桐生さん、コイツ……、攻撃力が……」
ビルド「ええ。(2vs1か……まだ数の有利があるとはいえキツイな……)」
だがそこへ……、1台の車が飛び込んできて運転席からりんなさんが飛び出してきた。
追田「りんな!?」
りんな「お待たせ万丈くん!!」ブンッ!!
りんな博士は万丈にスクラッシュドライバーとドラゴンスクラッシュゼリーを投げる。
万丈「っ!!」ググッ ガシッ!
這いながら何とかベルトを手に取り立ち上がる万丈。ビルドドライバーを外し、スクラッシュドライバーを腰に巻く。
〈スクラッシュドライバー!〉
そして、ドラゴンスクラッシュゼリーをベルトに挿し込む。
【ドラゴンゼリー!】
万丈「変身!」
万丈の声とともにスクラッシュドライバーのレンチを下げる万丈。万丈をケミカライドビルダーが包み、頭上から流れ出るヴァリアブルゼリーがクロスアーマーを構成する。
【潰れる! 流れる! 溢れ出る! ドラゴンインクローズチャージ! ブラァ!】
そして、万丈は久しぶりの仮面ライダークローズチャージに変身した。
万丈「今の俺は、負ける気がしねぇ!!」
万丈は勢い良くダッシュしてスマッシュに飛び蹴りを食らわせる。それだけで、スマッシュは吹き飛ばされた。やはりビルドドライバーとは出力が段違いだ。
ビルド「俺たちも行きましょう!!」
ドライブ「ああ!!」
そして再び3対1で戦い始める。相手の攻撃は脅威だが、今度はパワーアップした万丈がガッシリと受け止めてくれていた。
ビルド・ドライブ「「うらぁあぁあああっ!!」」ドゴォおおオッ!!
ビルドとドライブのツインパンチがスマッシュに直撃。スマッシュは膝をついた。
万丈「今の俺は負ける気がしねぇ!」
万丈がドライバーのレンチを捻ると音声が鳴り、右脚にドラゴンスクラッシュゼリーの成分を纏わせるとスマッシュ目掛けて跳躍する。
【スクラップブレイク!】
そして万丈はスマッシュにライダーキックを叩き込んだ。
スマッシュが大爆発を起こしスマッシュが倒れる。残骸ではない。ってことは…、
ビルド「泊刑事、このスマッシュは人間の可能性があります」
ドライブ「えっ?」
俺はエンプティボトルをスマッシュに向けて成分を抜き取る。するとその場には、三十代くらいの男性が倒れていた。
ドライブ「っ! 大丈夫ですか!!」
変身解除して被害にあった男性に駆け寄る泊刑事。他の警官たちは急いで救急車を呼ぶ。
さて、
りんな「良かった。ちゃんと動いたみたいね……」
戦兎「はい。ありがとうございました!」
追田「お、おい、どういう事だ? りんなとこの二人は……」
りんな「前に課長と進ノ介くんが言ってた異世界の仮面ライダーよ」
その話を聞いた追田警部は「ああっ!」と納得し、小声で……
追田「話は聞いてる、戸籍の方は心配すんな。これから世話になるかもしれないからな……それと、進ノ介のベルトのこと、サンキューな?」
戦兎「ええ。どういたしまして」
そして、その日は倉庫に戻った。
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