ビルドNewWorld スーパースター!!   作:松兄

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第16話:シュワッと弾ける

今日は土曜日。学校はお休みで俺と万丈は久しぶりに朝をゆっくり過ごしていた。

 

戦兎「そういえば万丈、メイと若菜さんに俺たちの正体バレたぞ?」

 

万丈「はぁ?! 大丈夫なのか!?」

 

万丈がガタッ!と、音を立てて勢い良く立ち上がる。

 

戦兎「話は二人の間だけで()めておいてくれるらしいからこれ以上広まらないことを願うばかりだな……」

 

万丈「面倒は勘弁だぞ………」

 

戦兎「そうだな……」ズズッ

 

俺はコーヒーを飲み終わり、デスクに向かいパソコンを起動する。

そしてラビットフルボトル、

タンクフルボトル、

アイドルフルボトル、

スクールフルボトルの4本をマシンにセット。

そしてパソコンから伸びたケーブルにラビットタンクスパークリングをセットする。

 

戦兎「よし、作業開始だ……」

 

俺がパソコンを操作してデータを入力して行く。画面の中を凄まじい勢いで数列が出ていき、それに対してコマンドを入力して行く俺。

 

マシンは4本のフルボトルからそれぞれ主要成分をコピー、増幅したものをラビットタンクスパークリングに淹れていく。

 

そして1時間後、

 

戦兎「よし!! ラビットタンクスパークリング復活だ!!」

 

万丈「おお!!」

 

戦兎「試しに変身して違和感ないかチェックするか」

 

そして俺はビルドドライバーを腰に巻き変身する。結果は問題なしだった。

 

ビルド「よし、オッケーだ」シュンッ!

 

俺は変身を解除して、今度は以前に修復をスタートしたフルフルラビットタンクボトルの途中経過を見ることにする。

 

万丈「どうだ?」

 

戦兎「ん? おお……だいぶ進んでる。52%ってところかな?」

 

万丈「これだけかかってやっと半分ちょっとか……」

 

戦兎「まぁスパークリングも復活したしスクラッシュドライバーも復活した。後はお前のクローズマグマを復活すれば戦力としては充分だろう……」

 

そして俺は万丈の成分の抜けたドラゴンマグマフルボトルを預かり、ドラゴンフルボトル、アイドルフルボトル、スクールフルボトルをマシンにセット。

そしてドラゴンフルボトルの成分データをコピーしてアイドルフルボトル、スクールフルボトルの成分のコピーデータと混ぜてドラゴンマグマフルボトルに注入していく。

 

この作業は30分程で終わった。

 

戦兎「よし、終わった。ただ、ナックルが完全でもこのままじゃあ変身できないけどな」

 

万丈「はぁ!? なんでだよ!!」

 

戦兎「お前の中のエボルトの遺伝子と、お前の心が最高に高まった時に封印が解けると言っておく」

 

万丈「………?」

 

万丈は理解できてないようだ。

 

戦兎「まぁ、その時が来たら変身できるさ。後はクローズマグマナックルの修復だな」

 

俺が修復に入ろうとすると、

 

ピーーっ!ピーーっ!

 

ここでスマッシュ探知システムが反応。俺は急いでビルドフォンにライオンフルボトルをセットしてマシンビルダーに変形させる。

 

【ビルドチェンジ!】

 

俺はマシンビルダーに跨るとタッチパネルを操作。ヘルメットを2つ取り出して片方を万丈に投げる。

 

戦兎「スクラッシュドライバーとドラゴンスクラッシュゼリーは持ったか?」

 

万丈「おう、持ったぜ!!」

 

戦兎「よし、なら行くぞ!!」

 

万丈がマシンビルダーに跨ると、俺はマシンビルダーを発進させた。

 

 

現場では、Liella!のメンバーが現場に居合わせてしまっていた。

 

かのん「皆逃げて!!」

 

可可「バケモノ〜!!」

 

恋「きな子さん早く!!」

 

きな子「ハイッす〜!!」

 

すみれ「何なのよったら、なんなのよ〜!!」

 

千砂都「メイちゃん四季ちゃん早く!!」

 

メイ「は、はい!! ほら、鬼塚!!」

 

四季「撮影よりも命が大事!!」

 

夏美「分かってますの〜!!」

 

メイ(桐生先生、万丈先生っ! 早くっ!!)

 

逃げるメンバー。しかしスマッシュとの距離はどんどん縮まる。

 

きな子「あっ!!」ドテッ!

 

かのん「っ! きな子ちゃん!!」

 

転んでしまったきな子さんに、かのんさんが駆け寄る。そこに……

 

スマッシュ「ぐぅううう………ッ」

 

かのん「ひっ!!」

 

きな子「かのん先輩!!」

 

2人は抱き合って目を閉じる。

 

すみれ「2人共!!」

 

そしてスマッシュがその剛腕を振り下ろ……、

 

ビルド・クローズ「「うらぁあぁあああっ!!」」ドガァアァアアッ!!

 

間一髪、ふたりが間に合いスマッシュをキックで吹き飛ばした。

 

かのん「えっ!?」

 

かのんさんが目を開けると、2人を守るように立つ俺と万丈の背中。

 

きな子「た、助かったっすか?」

 

ビルド「早く逃げろ!!」

 

かのん「は、はい!! きな子ちゃん!!」

 

きな子「は、はいっす!!」

 

2人は急いで逃げていく。俺たちはそれをみおくった。

 

夏美「仮面ライダー!! 撮影開始ですの〜!!」

 

メイ「馬鹿野郎止めろ!!」

 

メイが鬼塚からスマホを没収する。

 

四季「逃げる…」ズルズル

 

若菜は、鬼塚を引き摺って連れて行った。

 

鬼塚「マニーがぁあぁあああっ!!」

 

 

数十秒前……

 

現場を目視で確認できる所まで近付いた俺たちは、唖然とした。

 

戦兎「またLiella!の皆が?!」

 

万丈「なんかやたらとあいつら狙われてないか?」

 

確かに…、

 

戦兎「でも今は助けるぞ!!」

 

万丈「おう!!」

 

そして俺はラビットタンクスパークリングを振り、栓を開いてドライバーに挿す。万丈もドラゴンスクラッシュゼリーをドライバーに挿す。

 

【ラビット!タンク!】

 

【ドラゴンゼリー!】

 

そして俺がレバーを回すとスナップライドビルダーが展開され、そこをトランジェルソリッドが流れ赤と青のアーマーを構築する

 

【Are You Ready?】

 

戦兎「変身ッ!!」

 

万丈「変身っ!!」

 

万丈がスクラッシュドライバーのレンチを捻ると、ケミカライドビルダーが展開され、ヴァリアブルゼリーが流れクロスアーマーを構成する。

 

俺も挟み込むようにアーマーが装着される。

 

【鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イェーイ!!】

 

【潰れる! 流れる! 溢れ出る! ドラゴンインクローズチャージ! ブラァ!】

 

俺たちは仮面ライダーに変身。間一髪の所でかのんさんときな子さんを救出した。

 

スマッシュ「グルぁああっ!!」ドンドンっ!

 

スマッシュは左腕から電気の固まりを撃ち出してくる。

 

ビルド「そんなもの!!」サッ!

 

電気の固まりを腕で振り払うように弾き飛ばす万丈に躱す俺。。そして一気にスマッシュに接近する。

 

クローズ「俺も行くぜぇっ!!」ドカッ!バキッ!

 

俺がスマッシュの胸部にパンチを叩き込むと万丈は後ろに回り込んでスマッシュの背中を蹴り飛ばす。前のめりになったスマッシュを、俺はキックでもう一度弾き飛ばした。

 

スマッシュ「グゥうぅうああっ!!」

 

スマッシュが倒れる。その好きに俺はドライバーを回して武器を取り出す。

 

【四コマ忍法刀】!!

 

忍法刀を取り出した俺はスマッシュに連続で斬撃を入れて行く。だが、万丈はともかく俺の攻撃のダメージが此ろなしか薄い気がする。

 

するとそこへ、

 

キッ!!

 

進ノ介「すまん遅くなった!!」

 

泊刑事が到着した。泊刑事はドライバーのシフトキーを回す。

 

【スタート・ユア・エンジン!!】

 

そしてシフトブレスにシフトスピードのシフトカーをセットしてシフトレバーを引く。

 

進ノ介「変身ッ!」

 

【ドラ〜イブ! タイプ・スピード!!】

 

ドライブに変身した泊刑事。ハンドル剣を取り出して俺たちに加勢する。

 

クローズ「おらぁっ!!」ドカアッ!!

 

クローズの蹴りで後退するスマッシュ。その背後から、

 

ビルド・ドライブ「「はぁあぁああっ!!」」ザンッ!!

 

それぞれ四コマ忍法刀とハンドル剣で斬撃を入れる。するとスマッシュはこちらに先程の電気の固まりを飛ばしてきた。

 

ドライブ「うわっ!?」

 

ビルド「くっ!」

 

クローズ「おわっ!!」

 

飛ばされた電気の塊を間一髪で躱す仮面ライダー。すると、

 

ドライブ「試してみるか……」

 

すると、泊刑事は黒色のオフロード車のシフトカーを取り出し、シフトスピードのシフトカーを抜いて黒色のシフトカーをセットしシフトブレスを倒す。

 

ベルトさん『ド、ラ〜イブ!タ〜イプ、ワ〜イルド!!』

 

ドライブが、黒い如何にもパワー型という見た目に姿を変えた。

 

スマッシュが再び電気の塊を飛ばしてきて、それを間に入ったドライブは、

 

ドライブ「でりゃぁあああっ!!」ドカッ!!

 

電気の塊を、圧倒的なパワーではじき返したドライブ。

 

ドライブ「行くぞ!」

 

ドライブ&ビルド&クローズ「「「はぁあぁあぁああっ!!」」」

 

3人の連係攻撃が刺さる。それに今度は耐えきれず、スマッシュは遂に膝を着いた。

 

ビルド「勝利の法則は決まった!!」

 

俺は四コマ忍法刀をしまい、レバーを回して必殺技の体勢に入る。

 

【Ready Go!】

 

俺は数学のグラフを出現させ、敵を拘束。グラフの上からそのまま滑り落ちる形でライダーキックを叩き込む。

 

【ボルテックフィニッシュ!】

 

大爆発を起こすスマッシュ。スマッシュはそのまま倒れた。

 

戦兎「今回は人間か……」

 

俺はエンプティボトルをスマッシュに向けて成分を回収する。スマッシュが倒れていた場所には、大学生くらいの女の子が倒れていた。

 

ドライブ「っ! 大丈夫ですか?」シュンッ!

 

泊刑事が変身解除して駆け寄る。俺たちも変身解除して急いで救急車を呼び、後のことは警察に任せてその場を離れた。

 

 

するとその日の夜、この間電話番号を半ば無理やり交換させられたメイからLINEで連絡が来た。

 

 

メイ『先生、今日はありがとな? 早速本題何だけど、今度夏休みに、あたしたちきな子の実家がある北海道に1年生だけで合宿しに行くんだ。良かったら引率で来てくれないかな? ほら、怪物現れたら不安だからさ……』

 

戦兎「ふ~む……まぁ、こっちには万丈と泊刑事いるから大丈夫か……」

 

戦兎『分かった。正式な日時と予定を教えてくれ』

 

俺が連絡を返すと万丈が、

 

万丈「誰だ?」

 

戦兎「米女だ。悪いが万丈、夏休み中俺たちは別行動だ」

 

万丈「はぁ!?」

 

俺は万丈に事情を説明する。万丈は「なら仕方ないな。ちゃんと守って来いよ?」と了承。

 

うん。まぁ、出番が無いのが1番何だけどね……。

 

 

そして、その日は疲れたので早めに寝た。

 

 

ー 続く ー




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