ビルドNewWorld スーパースター!!   作:松兄

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今回はドライブ回です。タイトルにもある通りあの人が復活します。

ではどうぞ!!


第20話:クリム・スタインベルト再起動(リブート)!!

〜 万丈 side 〜

 

戦兎が北海道に行っている間、東京に残り警察と共に防衛に当たる事になった俺。

 

初日の朝、俺は泊刑事から連絡を貰いとある場所に来ていた。

 

進ノ介「きたきた。万丈さんこっちです!!」

 

万丈「どうもっす」

 

俺が来たのは免許センターと警察署が一体化した施設だった。珍しい気がすんな?

 

万丈「で…こちらの方は」

 

?「僕は西城究(さいじょうきゅう)。気軽に究ちゃんとか西条って呼んでね?」

 

万丈「分かりました究ちゃん!!」

 

究「うん! にしても、進ノ介くんから連絡貰った時は、まさか異世界に仮面ライダー……なんて思いもしなかったよ」

 

進ノ介「それは俺もだよ」

 

笑いあう2人。

 

万丈「因みにお二人は……」

 

進ノ介「ああ、究ちゃんは警察官じゃないんだけどさ、ロイミュード事件で俺と一緒に戦った特状課の仲間何だ。あと一人来るから待っててくれ」

 

泊刑事に言われてしばらく待っていると、1台の車が入ってきた。

 

りんな「おまたせ!」

 

万丈「沢神博士!」

 

りんな「こんにちは万丈くん! じゃあ早速行きましょうか?」

 

万丈「行くってどこに?」

 

俺が3人に聞くと、3人は振り返る。

 

進ノ介「この建物の地下にある、封鎖されたドライブの基地、"ドライブピット"だよ」

 

 

 

 

 

 

 

建物の地下に入った俺たち。究ちゃんが電気をつけると、機材があちこちホコリを被っていた。

 

 

万丈「ここが…基地? 殺風景だな」

 

進ノ介「ふふっ、今はな。りんなさん」

 

りんな「了解! 西城くん、サポートよろしく!」

 

究「お任せあれ……!!」

 

するとベルトを2人に渡す泊刑事。それをふたりがケーブルに繋ぎ、ドライブピットのシステムにアクセスする。

 

すると

 

『ピーッ、 ベルトを確認。エラー感知。クリムスタインベルト、トライドロン、システムを起動します』

 

すると中央のハッチが開き、中から何かが迫り上がってきた。

それが姿を現すと、それは赤い地に白のラインが入ったスポーツカーと、器具に取り付けられたドライバーだった。

 

 

???「ふぅ、進ノ介、久しぶりだね……まさかそのドライバーは私の複製かい?」

 

ベルトが喋った!? 俺が驚いていると、

 

進ノ介「久しぶり。ベルトさん。実は、どうしても仮面ライダーの力が必要な事態が起こってしまったんだ」

 

ベルトさん「まさか……またロイミュードが現れたとでも言うのかい?」

 

進ノ介「いや、ロイミュードじゃないよ。けど、怪物であることには違いない」

 

ベルトさん「ロイミュードとは違う別の怪物が現れたのかい? そちらの青年は?」

 

ベルトさん? と呼ばれたベルトは俺の方を向く。

 

万丈「俺は万丈龍我。仮面ライダークローズだ」

 

ベルトさん「仮面ライダークローズ? 君もライダーシステムを?」

 

万丈「作ったのは俺じゃなくて桐生戦兎ってやつだけどな。因みにそのドライブの複製ドライバー作ったのも」

 

ベルトさん「ほう……?」

 

ベルトさん?は戦兎に興味を持ったか? するとコイツは質問してきた。

 

ベルトさん「その怪物は何という怪物だい? 知ってることを教えてくれ」

 

万丈「ああ……」

 

俺は俺の頭で分かることは全て話した。怪物スマッシュ、ネビュラガス、人間への戻し方、スマッシュを生み出す謎の少女トール

 

すべてを話し終えると、ベルトは「ふ~む……」と考え込み、

 

ベルトさん「なるほど。それは確かに仮面ライダーの力が必要だね。だから私の複製を作ったのか」

 

りんな「ええ。ここに来たのは、このドライバーがあれば、封印されてるはずのクリムが何故か外にいて起動されてるというおかしな状況を作り出して本物のあなたを呼び出せると思ったからよ」

 

ベルトさん「なるほど……よし! りんな、私の意識データを進ノ介の持つドライバーに移してくれ」

 

進ノ介「じゃあ!!」

 

ベルトさん「ああ、協力しよう! そのガスの成分が入った複製でなければこちらの攻撃が通りにくいのでは、私が移るしか無いからね」

 

進ノ介「分かった。りんなさん、頼む」

 

りんな「任せとけ!!」

 

すると沢神博士は2つのベルトをケーブルで繋いで更にパソコンに繋ぐ。

物凄い早さでキーボードを打って行き、人格データの移行が完了した。

 

ベルトさん「アップデート完了だ! 進ノ介、また宜しく頼むよ!」

 

進ノ介「ああ!!」

 

ベルトさん「あと、トライドロンの凍結も解いておこう」

 

ベルトが光ると、トライドロンと呼ばれた車に青い光の線が入り、ヘッドランプが着いた。

 

ベルトさん「解除完了だ!!」

 

すると、

 

ピーーッ!ピーーッ!!

 

スマッシュ探知システムが反応。現場はすぐ近くらしい。

 

進ノ介「まずい、急ぐぞ! 万丈くん乗れ!!」

 

俺は言われるがままにトライドロンに乗り込む。すると泊刑事がトライドロンのエンジンをかける。するとドライブピットのハッチが回転し、壁が開いて一直線に地上への出口へとつながる。

 

進ノ介「発進!!」

 

そして、俺たちを乗せたトライドロンは、現場に急行した。

 

 

 

 

現場では、高校生くらいの女の子が襲われていた。

 

女子「だ、誰かっ!!」

 

スマッシュは女の子ににじり寄る。女の子は恐怖で目を瞑る。

 

そこへ、

 

ドゴォオォオオォオオンッ!!

 

トライドロンで突撃した泊刑事がスマッシュを跳ね飛ばす。俺たちは車から降りる。

 

 

万丈「早く逃げろ!!」

 

女の子「は、はい!!」

 

逃げていく女の子。よし、

 

進ノ介「行くぞベルトさん!!」

 

ベルトさん「オーケー! スタートユアエンジン!!」

 

泊刑事がドライバーのシフトキーを回して、シフトブレスにシフトカーを装填してシフトレバーを引く。

 

進ノ介「変身!!」

 

ベルトさん「ドラ〜イブ! タイプ・スピード!!」

 

俺もドラゴンスクラッシュゼリーをドライバーに挿し込む。

 

【ドラゴンゼリー!】

 

万丈「変身ッ!!」

 

俺がスクラッシュドライバーのレンチを捻ると、ケミカライドビルダーが構成されヴァリアブルゼリーが流れクロスアーマーを構成する。

 

【潰れる! 流れる! 溢れ出る! ドラゴンインクローズチャージ!! ブラァッ!!】

 

俺と泊刑事はそれぞれ仮面ライダークローズチャージ、仮面ライダードライブに変身した。

 

ベルトさん「ほう、それが君のライダーシステムか!」

 

クローズ「ああ! 行くぜ!!」

 

俺がスマッシュに向かっていくと、泊刑事はドライブの武装の1つ、"ドア銃"を構えて援護射撃をしてくれる。

 

クローズ「おらぁっ!!」ドガァアァアアッ!!

 

ドライブ「はぁっ!!」ダンダンっ!!

 

スマッシュ「ぐぅウウッ!!」

 

スマッシュは狙いを絞りドライブに突っ込んでいく。すると泊刑事はドア銃をしまってハンドル剣に武装チェンジ。

 

さらに、

 

ベルトさん「進ノ介! この敵にはワイルドでいくぞ!」

 

ドライブ「オッケー!」

 

泊刑事はスピードのシフトカーを抜いて黒いオフロード車のシフトカーを装填してシフトレバーを引く。

 

ベルトさん「ドラ〜イブ! タイプ・ワイルド!!」

 

ドライブの強化形態、タイプ・ワイルドにシフトチェンジしたドライブ。上昇したパワーで、高威力の斬撃を次々叩き込んでいく。

 

クローズ「俺も負けてられねえ!!」

 

俺も斬撃の合間を縫ってスマッシュに格闘攻撃を叩き込んでいく。するとスマッシュは腕をこちらに向けてミサイルのように飛ばしてきた。

 

クローズ「うおっ!?」

 

ドライブ「くっ!!」

 

俺は避けるが、ドライブは流れ弾を警戒して破壊に出る。

 

ドライブ「はぁっ!!」

 

ドゴォオォオオォオオンッ!!

 

ミサイルを破壊したドライブ。一気にスマッシュに距離を詰める。

 

クローズ「やっべ、流れ弾まで考えて無かった!」

 

ドライブ「気をつけるんだぞ?」

 

クローズ「すみません!」

 

2人で連携して攻撃していくクローズとドライブ。ここでついにスマッシュは膝をついた。

 

するとドライブはシフトスピードのシフトカーを差し込みタイプ・スピードに戻る。

 

そしてレバーを再び引く。

 

ベルトさん「ヒッサ〜ツ! フルスロットル!!」

 

するとトライドロンが発進してスマッシュの周りをぐるぐると高速で走行。ドライブは走るトライドロンを足場にあらゆる角度から連続で蹴りを食らわせる。

 

ドライブ「はぁあぁああっ!」

 

ドゴォオォオオォオオンッ!!!

 

ドライブの渾身のライダーキックに大爆発を起こすスマッシュ。俺はスマッシュにすかさずエンプティボトルを向けて成分を回収する。そこには残骸のみで人はいなかった。

 

ドライブ「今回はスマッシュにされた人は無しか……良かった」シュンッ

 

クローズ「さっきはすみません」シュンッ

 

俺たち二人は変身を解く。

 

進ノ介「辺りに人が居かねない市街地戦では相手の飛び道具は破壊してくれ。流れ弾が市民に当たると大変なことになる」

 

万丈「はい、すみませんでした」

 

ベルトさん「所で万丈くん、このベルトを作った人に会いたいんだが今はどこにいるんだい?」

 

万丈「北海道っすね。夜の8時くらいに俺たちビデオ通話で会議しますし、その時にベルトさんもどうすか?」

 

ベルトさん「おお! 是非そうさせてもらうよ」

 

進ノ介「じゃあ8時に」

 

万丈「はい。待ってます!!」

 

そして、泊刑事とベルトさんはトライドロンに乗って警察署に戻っていった。

 

 

ー 続く ー




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