マッハ「行くぜっ!!」
俺達の前に現れたスマッシュに向かって行くマッハ。俺はすぐに皆を家の中に避難させる。
戦兎「皆早く家の中に!!」
きな子「は、はいっす!! お母さんにも言わないと!!」
夏美「……あのライダー、確か5年前のロイミュード事件の時にテレビに映ってた!!」
メイ「ああ! まだいたのか!?」
四季「たぶん最近まで怪物騒ぎが無かったから目撃情報が無かっただけだと思う」
皆は走って家のドアに向かいながらそんなことを話す。
けっこう覚えてるもんなんだな。
きな子「お母さん!!」
きな子母「!! きな子ちゃん大丈夫だった!?」
きな子「うん。今、仮面ライダーが戦ってるっす!!」
きな子母「今警察を呼んだから時期に応援が到着するはずよ……」
戦兎「…………」
俺は皆にバレないようにリビングを出て家の外に戻る。
四季・メイ((先生……))
その様子を、二人は見ていた。
俺は、家の近くの雑木林の中に入りドライバーを腰に巻いて変身する。
【ラビットタンクスパークリング!】
そして俺がドライバーのレバーを回すとスナップライドビルダーが展開され、トランジェルソリッドとベストマッチリキッドが流れてアーマーを構成する。
【Are You Ready?】
戦兎「変身っ!!」
俺がシュートボクシングの様な構えを取って叫ぶと、アーマーが挟み込むように装着される。
【シュワッと弾ける! ラビットタンクスパークリング! イェイ!イェーイ!!】
ビルド「勝利の法則は決まった!!」
そして、俺は急いで戦闘が行われている場に走った。
マッハ「オラッ!!」ドンドンッ!
マッハがバイク型武器、ゼンリンシューターから射撃を放つ。弾丸はスマッシュの顔に命中。スマッシュは蹈鞴を踏む。
マッハ「お次はコレだ!!」
マッハがゼンリンシューターに付いたタイヤ部分を回すとタイヤが高速回転する。
マッハ「はぁあっ!!」ズバッ! ザンッ! ズガァッ!
ゼンリンシューターのタイヤ部分が、高速回転することでまるでブレードのようにスマッシュに斬撃を加えていく。しかしまだまだ倒れるにはいたらない。
そこへ、
ビルド「うらぁっ!!」ドガァアァアアッ!
スマッシュ「ぐがぁっ!?」
俺の飛び蹴りがスマッシュに直撃。スマッシュは数メートルふっ飛ばされるがまた立ち上がる。
マッハ「おっ、桐生先生だっけ?」
ビルド「今はビルドでお願いします!!」
マッハ「了解! 行くぞビルド!!」
ビルド「ああ!!」
2人で連携してスマッシュに向かって行くマッハとビルド。格闘戦で次々と打撃をスマッシュに与えていき、ビルドが前でスマッシュを足止めする。
マッハ「そのまま抑えてろ!!」
【シグナルバイク! シグナルコウカン!! マガール!!】
マッハがゼンリンシューターから射撃を放つ。放たれた弾丸は右に曲がりビルドを迂回して抑えられていたスマッシュの側面に直撃した。
スマッシュ「ぐぅうううっ! ウガァアァアアッ!!」
スマッシュが吠える。すると体からボロボロと破片が崩れていき、その破片が小さな狼型のスマッシュに変わる。
ビルド「何っ!?」
マッハ「へぇ? 自分のダメージと引き換えに分身を呼ぶのか。けど本体より強いってことはないだろ!」
するとマッハはまたミニカーを取り出してベルトにセットする。
【シグナルバイク! シグナルコウカン! カクサン!!】
ゼンリンシューターから広範囲に拡散するように弾丸が放たれ、狼型のスマッシュは全て破壊された。
スゲェ!!
スマッシュ「ッ! ぐぅウァああっ!!」
分身を出すのは自分の体力をいたずらに削るだけだと分かったのかスマッシュはこちらに向けてダッシュで向かってくる。
マッハ「オラッ!!」ガァンっ!!
マッハがゼンリンシューターで斬撃を加えるとスマッシュは数歩後ずさる。そこへ追撃で俺がパンチを放つ。
ビルド「はぁっ!!」ドゴォおおっ!!
スマッシュが倒れる。今がチャンスだ!
マッハ「トドメ行くぜぇっ!!」
マッハは変身に使った白バイのミニカーをゼンリンシューターに挿してタイヤを回転させる。
【ヒッサツ! フルスロットル!!】
マッハ「でりゃぁあぁああぁあああっ!!」
マッハが踊るようにスムーズな動きで次々とスマッシュに斬撃を加えていく。そして、スマッシュの身体からイナビカリが漏れ、
マッハ「はぁっ!!」ズガンッ!!
トドメの一閃。スマッシュは大爆発を起こし、スマッシュが倒れた。
マッハ「っ! 残骸じゃないってことはこれって……」
ビルド「はい。だと思います」
俺がエンプティボトルをスマッシュに向けると成分が抜き取られる。するとそこには、高校生くらいの男の子が残った。
ビルド「っ!! 大丈夫ですか!?」
男子「うっ、うぅ……」
ビルド「マッハさん! すぐに家の中に入って救急車を呼んでもらって下さい!」
マッハ「了解!!」シュンッ!
マッハは変身を解除。白いパーカーを着た男性に戻るときな子の家の扉を開ける。
マッハ変身者「すみません! 怪物倒しました!! ちょっと救急車を呼んでくれませんか!!」
きな子母「っ! 本当ですか!? 分かりました!!」
きな子さんのお母さんは急いで救急車を呼ぶ。その後、皆から隠れて変身解除した俺も合流し、この人の話を聞く。
きな子母「怪物を倒してくれてありがとうございます!」
マッハ変身者「いえ、進兄さんから頼まれたんで」
戦兎「失礼ですが名前は?」
マッハ変身者「あっ、そういえば俺名乗ってなかったっけ? 俺は
そうか剛さんというのか。
メイ「ありがとうございました!!」
四季「助かりました」
剛「良いって…」ズズッ
先程きな子のお母さんから出された紅茶を飲む剛さん。
剛「あっ、そうだ。すみませんお母さん」
きな子母「はい? 何でしょう?」
剛「この辺りにどこか泊まれる場所ってあります? 一応お金は多めに持ってきたんですけどできるだけ安い所で」
すると、
きな子「泊まれる場所探してるんすか? だったらうちに泊まってってくださいっす! 空き部屋たくさんありますし」
夏美「きな子さん!? 大丈夫なんですの!?」
きな子「きっと悪い人じゃないっすよ!!」
四季「私は先生に任せる」
メイ「アタシも」
戦兎「じゃあ、悪いけど頼めるかな? 彼と少し話したいこともあったし」
きな子母「分かりました。その代わりと言ったらなんですが滞在する間怪物が現れたら倒してくれませんか?」
お母さんがそう言うと、
剛「そのつもりっすよ? そのための仮面ライダーですし」
きな子母「交渉成立ですね! では部屋に案内しますね?」
そして部屋に通される剛さん。すると、
ぐぅうううう〜
夏美「ゔっ// そう言えば朝ごはんまだでしたの……」
きな子「そうだったっすね。すっかり忘れてたっす」
きな子母「じゃあちゃちゃっと作っちゃいましょうか!」
戻って来たお母さん。そして数分後、朝食が用意され、剛さんも含めて皆で頂いた。
ー 続く ー
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