仮面ライダーマッハ、詩島剛が北海道組に合流し、朝食を食べた後四季やメイ、きな子たちはトレーニングに出かける。
夏美はスマホを持って撮影しながら3人を並走しながら追いかける。
俺と剛さんは、みんなの向かった場所は分かっていたので歩いて話しながら後を追っていた。
剛「じゃあ皆にはアンタが仮面ライダーだっていうのは秘密なのか?」
戦兎「はい。あっ、でも四季とメイは知ってますけど」
剛「ふ〜ん。まっ、今は先生やりながら皆を守れるように強くならなきゃな」
戦兎「そうですね」
話していると、剛さんの昔のことも色々聞けた。剛さんはお父さんがロイミュードと呼ばれる怪物を作り出した黒幕で、最初はそれの尻拭いをするために仮面ライダーとして戦っていたらしい。
だが、特状課の人達やロイミュードの仲間、チェイスと共に戦い考え方が徐々に変わっていったらしい。
剛「だから俺は今、チェイスを復活させるための研究をしてるんだ。アイツにもう一度会って、今度こそお前は俺のダチだって言ってやりたい」
やばい…。感動して涙出てくる。
戦兎「チェイスさんを復活できると良いですね!」
剛「ああ!!」
そして皆が練習している神社に到着。石段を登ると皆が休んでいた。休憩中かな?
きな子「あっ! 先生! 詩島さん!!」
戦兎「練習進んでるか?」
四季「はい。さっきまで夏美ちゃんも一緒にやってたんですよ?」
メイ「そうそう。初めてにしてはできてたよな?」
戦兎「へぇ?」
夏美「た、大したことはしてませんの………///」
褒められて恥ずかしいのか顔を赤くする夏美。
メイ「じゃあランニングしながら家に戻るか!!」
そして走ってきな子の家に戻る4人。夏美もメンバーみたいだな……。
そしてその日の夜、
きな子「夏美ちゃん、お湯加減はどうっすか?」
夏美「ちょうど良いですの。ありがとうですの」
きな子「いや、お礼を言うのはこっちっす。夏美ちゃん、凄いなぁって。目標を持ってるってスゴイっす!!」
夏美「だから! 無いって言ってるですの!!」
きな子「それは謙遜っす! 目標が無かったら、CEOなんてやってないっす!」
すると、夏美は少々いらっときたのか口調が荒くなり、
夏美「だから! 無いって言ってますの!!」
きな子「ッ!!」
びっくりするきな子。夏美はやってしまったと思ったのか少し落ち着き、
夏美「本当に無いから……こうしているんですの………」
きな子「…………」
夏美「もうあとは1人でできますの。先に戻ってて下さい」
きな子「……………」
夏美「聞こえなかったんですの?」
きな子「分かったっす……」
そしてきな子は家の中に戻る。
夏美「全く……」
すると、
ガサガサッ!!
夏美「っ!?」
近くの茂みが揺れる。夏美は驚いて茂みを見つめる。
夏美「な、なんですの? まさか怪物!?」
それは、
バッ!
夏美「ギャーっ!! く、熊!?」
かのん「わたし、私!!」
夏美「!! アナタは……」
メイ「夏美どうした!?」
きな子「スゴイ声が聴こえた……っす…」
四季「かのん先輩?」
かのん「ごめんね? お父さんが仕事でこっちに来てたんだけど、忘れ物したって言うから届けに。あっ、これ差し入れね?」
かのんは紙袋を皆に渡す。
きな子「あっ、どうもっす……」
かのん「それより、夏美ちゃんを借りて良い?」
夏美「えっ?」
きな子「? 良いっすけど」
メイ「何かあるのか?」
かのん「ちょっとね。あっ、桐生先生もいるんだよね? 先生にボディーガードで着いてきてもらえると嬉しいな?」
四季「分かりました。呼んできます」
そして四季が戦兎を呼びに行く。
戦兎「何だよ四季…って澁谷!? なんでここに?」
かのん「お父さんの忘れ物を届けに来たついでに寄りました」
ふ〜ん。
戦兎「で? ボディーガードとして着いてきてほしいんだっけ?」
かのん「はい。お願いします!」
戦兎「分かった」
そして夏美の着替えを待ち、俺は二人についていった。
夏美「で? 何なんですの?」
かのん「さっきの話し聞いちゃって…。夏美ちゃん、夢がないなら、私達とスクールアイドルやってみない? 夏美ちゃんに9人目のLiella!になってほしいんだ!!」
夏美「っ!? ……話の脈絡が見えませんの」
かのん「そうかな? 1人が無理なら、皆と一緒に頑張って見ない?」
夏美「……無理ですの!!」
夏美はそっぽを向く。
かのん「どうして?」
夏美「夏美は、これまで色々な夢を見てきて、何も叶わないって分かったんですの…。かのん先輩見たいな、夢を見て良い人とは、違うんですの……」
かのん「私もいっぱい挫折したよ? 結ヶ丘の音楽科に入るって夢は失敗しちゃったし」
夏美「っ………」
かのん「私を真似してみて?」
そして、かのんはダンスの振り付けを踊る。夏美は言われた通りそれを左右対称に真似する。
戦兎(スゲェ…夏美できてんじゃん)
そして何度目かで、
夏美「っ! ああっ!!」
夏美は体勢を崩してしまった。
かのん「どう? 気持ち良いでしょ? これを皆で息を合わせて決める。応援してくれる人の前で!!」
戦兎「夏美殆どできてたじゃないか……」
夏美「そ、そうですの?」
かのん「こうすると、客席とステージが1つになるんだ? そんなライブをするのが、私達の夢!!」
夏美「夢?」
かのんが夏美に手を伸ばす。その手を、夏美は取った。
戦兎(良かったな。夏美……)
すると、
ゾクッ!!
かのん・夏美「「!?」」
戦兎(っ! こんな時に!!)
俺たちの方に、分厚い装甲と火炎放射器のような腕を持ったスマッシュが近付いてきた。
かのん「っ!!」
夏美「ば、化け物!!」
ったく空気読めよ!! オマケにふたりが見てるってのに……っ!! でも、生徒の命には変えられない!!
戦兎「2人共下がってろ!!」
かのん「っ!! 先生!?」
夏美「逃げるんですの! あんなのに人間が勝てるわけ無いですの!!」
しかし、俺は二人の前に出る。
戦兎「2人共、今から見るのは、皆には内緒。2人の胸のうちにしまっておいてくれ」
かのん「えっ?」
夏美「な、何を……」
俺は、ビルドドライバーを腰に巻いた。
夏美「ベルト?」
そして俺はラビットフルボトルとタンクフルボトルを振り成分を活性化。栓を開けてベルトにセットする。
【ラビット!タンク!ベストマッチ!】
そして俺がベルトのレバーを回すと、スナップライドビルダーが展開され、トランジェルソリッドが流れて赤と青のアーマーを構成する。
【Are You Ready?】
戦兎「変身ッ!!」
俺がシュートボクシングの様な構えを取って叫ぶとアーマーが挟み込むように装着されて換装する。
【鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イェーイ!!】
戦兎「勝利の法則は決まった!!」
かのん「なっ、なっ…なぁっ!?」
夏美「き、桐生先生が……」
かのん・夏美「「仮面ライダー!?」」
ビルド「皆には指一本触れさせないぜ!!」
そして、俺はスマッシュに向かっていった。
ー 続く ー
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