合宿2日目の夜、俺とかのんさん、夏美の3人は夜の花畑でスマッシュと鉢合わせていた。
かのん「き、桐生先生が……!?」
夏美「仮面ライダー?!」
驚愕する2人。まぁそうだよな……。
ビルド「皆には指一本触れさせないぜ!!」
そしてスマッシュに向かって行く俺。スマッシュの装甲をぶん殴り拳圧で押し返す。
ビルド「2人はどこかに隠れててくれ!!」
かのん「っ!! はいっ! 行こう夏美ちゃん!!」
夏美「わ、分かりましたの……」
2人が隠れたのを確認した俺は目の前のスマッシュに集中する。
すると、スマッシュが両手の火炎放射器のような機関から火炎弾を打ち出して来る。流れ弾が二人の隠れてる所に当たったら不味いので拳で叩き潰す。
ビルド「おらぁっ!!」ドゴォっ!!
スマッシュは俺が火炎弾の処理に気を取られている間に接近。腕を振り回して殴ってきた。
ビルド「うあっ!?」
スマッシュの腕が直撃して弾き飛ばされる俺。スマッシュはすかさず追撃として火炎弾を放ってくる。
ビルド「危なっ?!」
俺は転がって回避し、腕のバネを利用して身体を跳ね上げて立ち上がる。そしてその勢いを利用して踏み込み、一気にスマッシュとの距離を詰める。
ビルド「はぁあぁあああっ!!」ドゴドゴドコォッ!!
俺の格闘攻撃が連続でスマッシュのボディに吸い込まれるが、装甲の厚さのせいであまり効いていない。
ビルド「ならコレだ!!」
俺はラビットフルボトルとタンクフルボトルを抜き取り、代わりにウルフフルボトルとスマホフルボトルを振り成分を活性化。ドライバーに装填する。
【ウルフ!スマホ!ベストマッチ!】
俺はレバーを回し、スナップライドビルダーからトランジェルソリッドを流し込む。
【Are You Ready?】
ビルド「ビルドアップ!」
スナップライドビルダーが挟み込む様に換装。ビルド〈スマホウルフフォーム〉に姿を変える。
【繋がる一匹狼!スマホウルフ! イェーイ!】
スマッシュ「っ!」ドンドンッ!
スマッシュが火炎弾を放ってくる。俺はそれをビルドパッドシールドでガードし、右腕部の爪「ウルフェイタルクロー」で銀色の光刃を発生させ斬撃を飛ばしてスマッシュに食らわせる。
ビルドの「狙うのは装甲の薄い足だ!!」ズバァッ!!
スマッシュ「っ! グゥおぉおっ!?」
苦悶の声を上げるスマッシュ。俺はその隙をついて「ウルフェイタルクロー」の連続斬撃を叩き込む。
ビルド「はあっ!」
俺の渾身の一撃にスマッシュは爆発を起こし、衝撃で吹っ飛んだ。だがまだ倒れるには至らない。
ビルド「なら!!」
俺はウルフフルボトルとスマホフルボトルを抜き取り、ラビットタンクスパークリングの栓を抜いてドライバーにセット。
【ラビットタンクスパークリング!】
俺がビルドドライバーのレバーを回すと、スナップライドビルダーからトランジェルソリッドとベストマッチリキッドが流れ、赤と青に白が混ざったアーマーを構築する。
【Are You Ready?】
ビルド「ビルドアップ!」
アーマーが挟み込む様に換装。ビルド〈ラビットタンクスパークリング〉へと変わる。
【シュワッと弾ける!ラビットタンクスパークリング!イェイ、イェーイ!】
ビルド「そしてこれだ!」
【ドリルクラッシャー!】
俺はドリルクラッシャーを生成して手に持ち、スマッシュに斬りかかる。
スマッシュは急いで体勢を立て直すが、半歩俺が早く、体勢を立て直す前にドリルクラッシャーによる斬撃がヒットする。
ビルド「はぁあぁあああっ!!」ガンッ! キィンッ!! ガキィンッ!!!
絶え間なく打ち込まれる斬撃にスマッシュは防戦一方。隙を突こうにもその隙が無い。
夏美「行くですの!!」
かのん「桐生先生頑張れ!!」
2人の応援が聞こえる。絶対に負けられないんだこっちは!!
ビルド「はぁあぁあっ!!」ドカァッ!!
ドリルクラッシャーによる渾身の突きがスマッシュの頭部にヒットする。スマッシュは後ろにふっ飛ばされ立ち上がろうともがく。
今がチャンスだ!!
俺はドリルクラッシャーにライオンフルボトルをセットする。
【ライオン!】
ドリルクラッシャーが黄色のエネルギーを纏い出力が上昇していく。
【Ready Go!】
俺がスマッシュに向かって行く。スマッシュが立ち上がろうとした瞬間、それを許さず攻撃が突き刺さる。
【ボルテックブレイク!!】
大爆発を起こすスマッシュ。しかし、スマッシュは装甲に亀裂が入り、時折イナズマが漏電しながらも立ち上がった。
ビルド「マジか……なら!!」
俺はドリルクラッシャーをしまって三度ビルドドライバーのレバーを回しビルドの武器を構成する。
【ホークガトリンガー!】
俺はビルドの武器の1つ、遠距離戦に特化したホークガトリンガーを形成する。
ホークガトリンガーの回転式リロードユニット、リボルマガジンを回転させて弾丸を形成しリロード。
雨のように連射する。
スマッシュ「……グゥうウッ!」
弾丸がスマッシュに命中すると、その勢いでスマッシュは再び転げ回る。
俺はリボルマガジンを回転させ弾丸を形成しリロード。
一気に決めるために最大まで銃弾をリロードする
【
最大数である百発の弾丸をリロード。するとスマッシュと俺のいる周囲を囲むようにフィールドが展開され、俺はホークガトリンガーの弾丸を連射する。
【フルバレット!】
スマッシュは立ち上がるが、ホークガトリンガーから放たれた弾丸の一つ一つに羽が生え、まるで飛んでいるかのようにスマッシュの胴体に次々と着弾。
弾丸を連射し百発の弾丸が全てスマッシュへと命中させ大爆発を起こすと、スマッシュの断末魔が響き渡る。
ビルド「やったか?」
俺がそこを見ると、スマッシュの残骸が転がっていた。
ビルド「スマッシュにされた人は無しか」
俺はエンプティボトルをスマッシュに向けて成分を吸収。そして変身を解除し、2人の下へ向かう。
戦兎「おまたせ。終わったよ…おっ!?」
かのん「桐生先生ぇっ!!」グスッ
夏美「怖かった…ですの」ウゥッ
やれやれ、
戦兎「もう怪物は倒したから大丈夫だよ?」ナデナデ
俺は、抱きついてくる2人の頭を撫でた。
そして、俺の事…そして万丈の事を話せない部分を除いて二人に説明した。
2人は当然驚いていたが、さっきの自分たちを守るために自分の命を賭けて戦っていた俺を見ていたからか、信用してくれた。
本当この世界良い人ばっかだな……。
かのん「で、桐生先生と万丈先生の事は秘密にしておけば良いんですね?」
戦兎「そうしてもらえると助かる」
かのん「分かりました。先生たちは知ってるとはいえ、変な保護者がいると困りますからね。私はまだお二人と一緒に高校生活送りたいし」
夏美「夏美もですの。桐生先生の授業分かり易いし、物理なんて嫌いな科目だったのに今は習うのが楽しいですの!! それを手放したくないですの」
戦兎「ありがとう。因みにこの事を知ってるのは君たち2人と四季とメイの合計4人だね」
夏美「あの2人知ってるんですの!? あっ、だからあの時……」
かのん「そうなんだ……」
あっ、もう時間も遅くなってきたな。
戦兎「じゃあそろそろ帰ろうか?」
そして、きな子の家に戻った。
かのんさんは今日は泊まって明日の飛行機で帰るそうだ。
ー 続く ー
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