あれから数日が経ち、夏休み明けの初登校日。俺と万丈は早めに家を出て学校に来ていた。
万丈「休み明け初日から普通に授業あるんだな」
戦兎「ああ。みたいだ」
今日は物理の授業は午前中に1年生普通科だけだから楽だな。
もう職員室には他の先生達も来ており、準備を始めていた。すると、部屋に理事長が入ってきた。
理事長「おはようございます」
先生達・戦兎・万丈『「「おはようございます!!!」」』
理事長「今日から二学期が始まります。生徒たちの模範となるよう、気を付けてくださいね? それと桐生先生と万丈先生、夏休み中もお疲れ様でした。お陰様で期間中生徒たちにも人々にも犠牲者はいませんでした」
戦兎「ありがとうございます!」
万丈「あざっす!!」
周りの先生たちから拍手が送られる。嬉しくて顔がくしゃってなるな!!
理事長「では、時間なので各先生は受け持ちのクラスへ行き生徒たちを体育館へお願いしますね?」
そして解散し俺と万丈は体育館へ向かった。マイクなどを色々準備していると、生徒たちが続々と入って来る。
そして準備が終わり生徒たちも揃い、俺と万丈は壁際に移動する。
理事長「では、全校集会を始めます」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
全校集会が終わり、職員室で時間までお茶を飲んでいる俺。万丈はすっかり頼られているらしく先生たちの力仕事の手伝いに行っていた。
戦兎「ふ〜……」
そして、1時間目の授業時間が終わり俺は荷物を持って普通科1年の教室に向かう。
戦兎(久々の授業だな……)
ガラッ!
戦兎「席につけ〜? 授業はじめるぞ〜」
俺がドアを開けて中に入ると生徒たちが慌てて席に座る。
戦兎「久しぶり。夏休みはどうだった?」
生徒たちは「楽しかった〜!」と笑顔で言う。なら良かった。
戦兎「じゃあ、授業始めるぞ!」
そして授業が終わり、俺は職員室に戻る。そういえば今日から午後は文化祭準備になるんだよな。
今2時間目の授業が終わったから後3時間もすれば準備が始まる。
戦兎「俺もしっかり生徒をサポートしないと……「おっ、戦兎!」? 万丈、何やってんだ?」
万丈「荷物を資料室に運んでんだよ。けっこう重くてさ、鍛えるには丁度いい」
戦兎「あっそ」
……まったくコイツは、
そして俺は職員室に戻る。すると、
ピーッピーッ!
ビルドフォンの探知システムが鳴り響いた。
戦兎「っ! スミマセン行ってきます!!」
先生「っ! はい、行ってらっしゃい!!」
先生たちの心配そうな目。無事に帰ってこないとな。
俺が急いで校門に向かうと、途中で万丈と合流した。
戦兎「万丈!」
万丈「早く行こうぜ!」
俺と万丈は外に出てビルドフォンをマシンビルダーに変形させる。
【ビルドチェンジ!】
戦兎「乗れ!」
そして万丈と俺を乗せたマシンビルダーは、スマッシュの出現地点に走った。
現場では、既に到着していた泊刑事がドライブに変身して戦っていた。
戦兎「ヤバいもう始まってる!!」
万丈「行くぜ!!」
俺と万丈は、それぞれベルトを腰に巻き、俺はオクトパスフルボトルとライトフルボトルを振って成分を活性化。ベルトに挿し込む。
【オクトパス!ライト! ベストマッチ!】
俺がボルテックレバーを回すとスナップライドビルダーが展開され、アーマーを形作る。
万丈もドラゴンゼリーをスクラッシュドライバーにセットする。
【Are You Ready?】
戦兎「変身ッ!!」
万丈「変身!!」
俺はシュートボクシングの様な構えを取って叫ぶ。そして挟み込むようにアーマーが装着される。
万丈も雄叫びと共にスクラッシュドライバーのレンチを下げる。ケミカライドビルダーが展開されヴァリアブルゼリーが流れてクロスアーマーを構成する。
【稲妻テクニシャン! オクトパスライト! イェーイッ!】
【潰れる! 流れる! 溢れ出る!! ドラゴンインクローズチャージ!! ブラァッ!!】
そして俺たちはスマッシュに向かっていった。
ドライブ「っ! 強い!!「おらぁああっ!!」っ! 万丈さん!!」
ここでビルドとクローズが到着。3対1でスマッシュと相対する。
ビルド「鮫のスマッシュか?」
ドライブ「確認出来たのは噛みつき攻撃と口からの高圧水流だ……それ以外は分からん」
ビルド「分かりました!」
事前情報があるのと無いのじゃだいぶ話が違ってくる。ありがたいぜ!!
クローズ「行くぜぇっ!!」
万丈がスマッシュに向かって行く。スマッシュは大顎を開けて噛みつき攻撃を仕掛けるが情報があったため簡単に躱す。
クローズ「おらぁっ!!」
ドゴォオォオオォオオンッ!!
万丈の渾身の右ストレートがスマッシュの顔面にヒット。スマッシュはたたらを踏んで後退する。
ビルド「俺も行くぞ!!」
俺は右腕のフューリーオクトパスを伸ばしてスマッシュに叩きつける。スマッシュはやや引き摺られたがなんてことは無さそうだ。
ビルド「なら!!」
俺はフューリーオクトパスをスマッシュの身体に巻き付けて締め上げてスマッシュを拘束した。
ドライブ「ナイス!!」
ドライブはドア銃で絡み付いてる触手の隙間を狙ってスマッシュの身体を狙撃する。スマッシュは苦悶の声を上げる。
スマッシュ「ぐぉぁああっ!!」
スマッシュは力でフューリーオクトパスを振り払い、俺に向けて高圧水流攻撃を仕掛けようと口を開ける。
ビルド「甘いっ! 万丈! 泊刑事! 目をつぶって下さい!!」
クローズ「分かった!!」
ドライブ「? 分かった!」
二人は目を閉じる。
ビルド「喰らえっ!!」ピカァッ!!
俺の左肩に装備された"BLDライトバルブショルダー"から凄まじい光を発光。スマッシュの目を眩ませる。
ビルド「今だっ!!」
俺はレバーを回し必殺技の体制に入る。万丈もレンチを下げてエネルギーを右足に纏わせ、泊刑事もシフトブレスにシフトカーを装填。シフトレバーを引く。
ベルトさん「ヒッサ〜ツ! フルスロットル!」
泊刑事がスマッシュの周りを走り回るトライドロンを足場に超高速でライダーキックを喰らわせる。
【スクラップブレイク!!】
それが終わると、間髪入れずに万丈のライダーキックが炸裂する。
スマッシュ「ぐがぁああっ!!」
しかしまだスマッシュは倒れない。そこへ俺が必殺技の動作で吐いた墨でスマッシュを球状に包み込む。するとその球状の墨を更に電球のオーラが包み込む。
そして、一気にスパーク。スマッシュの断末魔と共に大爆発を起こす。
黒煙が上がる。様子を見た俺たちだったが、スマッシュは残骸となって跡形もなかった。
ビルド「よし」
俺はエンプティボトルをスマッシュに向けて成分を回収する。
ドライブ「終わったか」シュンッ
クローズ「っすね」シュンッ
ビルド「やれやれ」シュンッ
俺たち3人は変身を解除する。
戦兎「じゃあ後のことはお願いします」
進ノ介「ああ。任せてくれ」
そして俺と万丈は学校に戻った。もう昼休みになっていたため、急いで昼飯を食べて文化祭準備の準備をした。
ー 続く ー
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