ビルドNewWorld スーパースター!!   作:松兄

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第52話:冬休み明け

冬休みも終わり、今日から学校が始まる。

 

結ヶ丘の体育館には全校生徒が集まり、Liella!の結果報告会が行われていた。

 

恋「皆さんのお陰で、決勝に進出することができました!! 生徒会長として、Liellaのメンバーとして、改めてお礼を言わせてください。ありがとうございました!!」

 

Liella『ありがとうございました!!』

 

生徒たちは……、

 

「その勢いで優勝だーーーっ!!」

 

「Liellaなら夢じゃない!!」

 

皆の声援がLiellaの心に染みる。

 

「笑顔で全員の力を合わせて応援しよう!!」

 

恋「みなさん……!!」

 

「優勝だーーーっ!!」

 

かのん「優勝………っ!!」

 

千砂都「ここまで来たら、次も笑顔で終われるように頑張ろっ?」

 

かのん「うん!」

 

可可「1年生も2年生も、いい人ばかりでクゥクゥ幸せデス!」

 

かのん「引き寄せるんだろうね…。恋ちゃんのお母さんが」

 

この学校の創設者にして、恋の亡くなったお母さん。天国から、きっとこの光景を見て微笑んでいることだろう。

 

すみれ「そうね」

 

夏美「そのとおりかもしれませんの!!」

 

きな子「二人が言うと、微妙に説得力が……「「なんですってぇ!?」」ひぃっ!?」

 

千砂都「二人共、ステージ上だよ?」

 

すみれと夏美はしまったという顔をするときな子を一瞬睨み再び前を向く。

 

全くあの二人は……

 

そして全校集会が終わり教師たちが職員室に戻ってくる。

すると職員室で待っていた慈が俺に飛びついてきた。

 

慈「パパお帰りなさい!」ギュッ!

 

戦兎「おう」

 

あれから理事長に話したら正式に生徒になるまで、俺と万丈と一緒という条件で慈も学校に来て良いと言われたので今日から一緒に来ることになる。

 

他の先生は最初ビビってたのだが、今日の慈の態度や言動にあっさり手のひらを返して勉強を見てくれることになった。

 

良かった良かった。

 

戦兎「じゃあ2年生の授業行ってきます!!」

 

慈「行ってらっしゃい!」

 

そしてかのんたちの教室に入ると、生徒たちが群がってきた。

 

な、何?

 

ななみ「先生、かのんちゃんたちを守ってくれてありがとう!!」

 

ここの「あのトールって娘も、もとに戻せたんでしょ? 流石先生!!」

 

やえ「これで皆で平和に暮らせますね!!」

 

戦兎「……ああ! それでさ?」

 

2年生『?』

 

俺は慈がこれから学校に来る事を説明。色々あったが、これからは仲良くしてやって欲しいと頭を下げて頼む。

 

すると、

 

かのん「先生、頭を上げて下さい!!」

 

千砂都「私達は慈ちゃんを歓迎するよ?」

 

すみれ「今までが最悪だった分、これからは幸せになって欲しいものね?」

 

皆が頷く。本当にいい子達ばっかりだ……。

 

戦兎「ありがとう!!」

 

そして、俺は授業を始めた。

 

俺が授業を終えて職員室に戻ると、慈が国語の教師から科目を教わっていた。

 

教師「あっ、桐生先生。慈さん凄く頭のいい娘ですね! さっき教えたことを直ぐに覚えてしまいましたよ!!」

 

慈「ブイ!!」

 

ふむ、やっぱり慈は頭の回転も早いし地頭も良いんだな。

 

戦兎「よし、じゃあ俺は午後まで担当授業無いから早めに昼ごはんにするか?」

 

慈「うん!!」

 

そして学校に来る前にスーパーで買った弁当を食べる俺と慈。万丈は仕事中なので先に食べてるとメールしておいた。

 

そして俺たちが食べ終わる頃に万丈が戻って来た。

 

万丈「ああ……お前らもう喰ったのか」

 

戦兎「? クローズライザーにLINE送ったんだが……」

 

万丈がクローズライザーを確認すると確かに連絡が来ていた。

 

万丈「あ〜……、仕事中で見てなかったわ……」

 

戦兎「そうか。慈、昼休み校内を見て回らないか?」

 

慈「う、うん……。でもやっぱりまだ恐いな……」

 

そこで俺は慈の手を握り、

 

戦兎「大丈夫。俺が守るから」

 

そう、力強く話し掛ける。

 

慈「うん。頑張ってみる!」

 

そして俺と慈は昼休みの校内を見て回る。すると、

 

生徒「あ、あの娘……」

 

生徒「ホントだ! お~い!!」

 

生徒たちが数人慈に話しかけて来た。

 

生徒「一緒にお話しよう?」

 

慈「ッ! う、うん!!」

 

そして女の子同士会話する慈たち。俺は邪魔かな?

 

俺は少し離れた位置から見守る事にする。

 

戦兎(慈、楽しそう……)

 

久々に同年代くらいの子たちと話して楽しそうな慈を見てると温かい気持ちになってくる。

 

ヤバい……、涙腺が………。

 

そしてしばらくして昼休みが終わり、職員室に戻り慈は今度は数学教師から数学を教えてもらい俺は1年生の授業に行く。

 

 

 

 

授業を無事に終えて職員室に戻ってくると、先生から褒められる慈の姿が。先生が言うには、初めて聞くことでも、やって見せれば直ぐに覚えてしまったという。

 

そして今日は授業が終わり放課後になった。

 

戦兎「慈、俺と万丈はスクールアイドル部の部室に行くけど来るか?」

 

慈「うん! 行く!!」

 

そして、俺たち3人はスクールアイドル部室に向かった。

 

 

 

ー 続く ー

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