トールライジングに変身した慈は、足に電気を宿し、ドラグニルにとてつもない速度で向かっていく。
トールR「やあっ!!」
ドラグニル「ほう!中々のスピードですね……」
ビルド「万丈、俺たちも行くぞ!」
クローズ「ああ!!」
ドライブ「剛、俺たちも!」
マッハ「ああ!」
俺たち4人も加勢し、俺はドリルクラッシャーを生成。ドラグニルに斬りかかる。
ドラグニル「その程度!」
ドラグニルはバックステップで躱す。しかし、その挙動を慈は見逃さなかった。
トールR「いまだっ!!」
ドゴオッ!
ドラグニル「ぐおっ!!」
慈の電撃を纏った追撃の拳がドラグニルに直撃。瞬間、ドラグニルを高圧電流が襲う。
ドラグニル「くっ、おのれえ……モルモットの分際で……」
トールR「モルモットかどうか確かめてやる!!」
すると慈はライジングレバーを5回回す。すると身体を電気のオーラが包み込む。
トールR「やあっ!!」
ドラグニル「っ! 消えた!? ドガァッ! ぐあっ!!」
慈は目にも止まらぬ速さでドラグニルの背後に回り込み、後ろから電流を纏った飛び蹴りを食らわせる。
ドラグニル「っ、このっ!!」
ドラグニルが慈の居ると思われる方を向くが誰も居ない。
ドラグニル「くっ、どこ……「こっちだよ!! バキィッ!」ぐがあっ!!」
トールRのバーストシステムを使った慈を、ドラグニルは捉える事ができなかった。
そして、合計5回の光速移動をえてドラグニルに大ダメージを与えた慈。ここでバーストシステムの効果が切れる。
トールR「っ!パパ!インターバルはどれくらい!?」
ビルド「5回ならだいたい2分ってところだ!!」
トールR「分かった!!」
慈が作ってくれたチャンス、ムダにはしない!!
俺と万丈、泊刑事と剛さんはドラグニルに向かっていく。ドラグニルは慈の攻撃で受けた衝撃と電気ショックの影響が抜けきっていなかった。
ビルド「今のうちに決める!!」
俺は痛む身体を無理やり動かし、ドラグニルに拳の連撃で殴り掛かる。泊刑事もハンドル剣、剛さんもゼンリンシューターで斬り掛かる。ドラグニルも先程と違い、捌くのに余裕がなさそうだ。
ドラグニル(っ!身体が…言う事をきかない!)
そして俺の相手に集中していると、
【ボルケニックフィニッシュ! アチャー!】
万丈が飛翔し、足に収束させたマグマライズドラゴンと共にドラグニルに必殺技を叩き込む。今度はまともにドラグニルに入った。
ドラグニル「ぐわぁあああっ!!」
クローズ&ドライブ&マッハ「「「よしっ!!」」」
トールR「やった!」
ブシュー!
ここで慈のドライバーから蒸気が排出される。バーストシステムのインターバルが終了した証拠だ。
ドラグニル「くっ、くそ……こんな奴らに……っ!」
ビルド「5人同時に行くぞ!!」
クローズ「おう!」
ドライブ「ああ!」
マッハ「行くぜ!」
トールR「うん!」
俺はドライバーのレバーを1回、2回、3回以上回して必殺技のエネルギーを溜める。
【オールサイド!】
そしてエネルギーが溜まり、虹色のグラフが出現してトールを拘束。ライダーキックを叩き込む。
【ジーニアスフィニッシュ!!】
万丈もドライバーのレバーを回してエネルギーを溜めてマグマライズドラゴンととに飛翔。空からマグマを纏った炎のライダーキックを叩き込む。
【ボルケニックフィニッシュ! アチャー!】
泊刑事もシフトブレスを倒し、ライダーキックの体勢に。
ベルトさん『ヒッサーツ!フルスロットル!!』
剛さんもシグナルライドクロッサーを上から押してライダーキックの体勢。
【ヒッサーツ!フルスロットル!】
慈もライジングレバーを回すと、大量の電気を発電。それを右足に収束し、助走をつけてライダーキック。
【ライジングフィニッシュ!】
俺たち5人のライダーキックが、ドラグニルの付けているドライバーに叩き込まれた。その衝撃で、ドラグニルのボトルとドライバーは粉々に砕け散り変身は解除。大爆発に飲み込まれた。
ドラグニル「馬鹿なぁああぁああああっ!!?」
ドガァアァァアアァンッ!!
ライダーキックから着地した俺たちがドラグニルを見ると、ドラグニルの身体にイナズマが走り、光の粒子となって還っていく。その粒子は辺りに広がっていき、それが触れた所から破壊される前の状態へと戻っていく。
ビルド「これは……」
トールR「綺麗……」
ドライブ「終わった……か?」
マッハ「よし……」
そして、破壊された街や競技場は、元の状態に戻った。
すると、
かのん「桐生先生ーー!」
きな子「万丈先生ー!」
俺たち5人は変身を解除する。すると、Liellaの皆が飛び込んできた。
かのん「先生っ!!」
可可「無事で良かったデス……」グスッ
すみれ「黒幕は倒したの?」
戦兎「ああ。倒したよ」
万丈「全部元通りだ……!」
きな子「先生〜っ!!」ギュ〜ッ
万丈「おわっ!?きな子?!」
メイ「終わったんだな……」
四季「うんこれで戦いは終わり」
戦兎「ああ。今度はお前たちの番だ!」
かのんたちは顔を見合わせると笑顔になり、
Liella『はい!!』
そう、笑顔で返事をした。
いよいよ、全国大会開幕!!
ー つづく ー
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