ビルドNewWorld スーパースター!!   作:松兄

63 / 63
最終話:仮面ライダーとスクールアイドルの物語

ドラグニルとの戦いが終わり数時間後、会場は傷一つない状態に戻り、スクールアイドルたちにも被害は0。なので予定通りラブライブ!全国大会が開催される事になった。

泊刑事たちは警察として事後処理があったのだが、かのんさん達が泊刑事や剛さんにもライブを見て欲しいと言い、困った2人だが追田警部たちが「俺達がやっておくから見てこい!」と送り出してくれて俺達5人は観客席に。

 

俺たちは観客席からLiellaのみんなの出番を待っていた。そこですみれのお母さんや千砂都のお母さん、メイや四季、夏美のお母さんとも初対面をした。

 

思ったよりも皆さんの俺たちに対する印象は悪くなく、それどころか娘たちを守ってくれてありがとうございますとお礼を言われた。

 

そして……、いよいよLiellaの出番になる。その頃、ステージ裏では、

 

恋「本当にここで歌うんですね…」

 

きな子「こんな大きなステージで……」

 

メイ「あ、あ"ぁあ"あ"あ"……」

 

四季「メイ落ち着いて」

 

夏美「ん〜っ! マニーの香りがしますの!!」

 

すみれ「ギャラクシーな私に相応しい舞台と言えそうね!」

 

千砂都「全部出しきらないとね!!」

 

可可「このステージを夢見て、ここまで頑張って来たのデス!! 結ヶ丘が始まってから……Liella!を始めてからずっと!!」

 

かのん「私達の全部を、このステージで!!」

 

その頃客席では

 

悠奈「はい!」

 

前年度ラブライブ!の王者、サニーパッションがLiella!の応援に来てくれていた。

 

摩央「ありがとう」

 

悠奈さんが摩央さんにサイリウムを手渡す。すると、

 

摩央「こんなにステージを遠く感じる時が来るなんて……」

 

悠奈「な〜に染んみりしてんのっ? 今日はLiella!を全力で応援しちゃうよーーっ!!」

 

サニーパッションの2人も、盛り上がる準備はオッケーだった。

 

ウィーン「………………」

 

2階の客席通路には、Liella!を見届けに来たウィーンがいた。

 

七未「声枯らして行くよーーーっ!!」

 

結ヶ丘生徒『『『おおーーーーーっ!!!』』』

 

学校関係者観覧席では、結ヶ丘の生徒たちも盛り上がる準備は万端。そして、いよいよLiella!の番になる。

 

かのん「皆行くよ、1!」

 

可可「2!」

 

すみれ「3!」

 

千砂都「4!」

 

恋「5!」

 

きな子「6!」

 

メイ「7!」

 

四季「8!」

 

夏美「9!」

 

かのん「Liella!〜っ!! スーパー…」

 

Liella!『スターーッ!!』

 

そしてLiella!のパフォーマンスが始まる。俺が今まで見てきた中で、その全てを凌駕する最高のパフォーマンス。

皆が自分の出せる全てを出し切り、圧巻のダンスと歌を奏でていた。

 

 

そして、ラブライブ全国大会は終わった……

 

数日後、結ヶ丘高校スクールアイドル部部室では、

 

可可「じゃじゃーん!! とりゃあっ!! Liella!、優勝しましたぁっ!!」

 

可可が優勝旗を振り回す。皆は喜びを爆発させているが、

 

万丈「嬉しいのは分かるけど、もう何回目だよ………」

 

すみれ「そうよ。こうやって喜ぶの何回目よ! 恥ずかしい!!」

 

可可「恥ずかしいとはなんデスか!! 優勝デスよ!? ラブライブ!優勝!!」

 

きな子「何度見ても良いっすね……」

 

メイ「ああ…。最っ高だ!!」

 

夏美「ま、私がいれば当然ですの!」

 

しかし夏美は小声で、「初めての一等賞……」と喜びに浸っていたのを俺は聞いていた。

 

すみれ「どうしたの?」ニヤニヤ

 

夏美「っ、何でも無いですの!!」

 

四季「皆、頑張った……」

 

あの普段無表情な四季の目から感動で涙が溢れる。本当に嬉しかったんだな。

 

戦兎「涙出てるぞ?」

 

すると四季は涙を拭き取り、

 

四季「違う。これは汗」

 

まったく、嬉しいなら嬉しいってハッキリ言えば良いのに……。

 

恋「幸せです……。お母様の作った学校を、皆の力で大きく成長させることができました」

 

恋の言葉に皆が恋を見つめる。そうだよな、1番嬉しいのは恋かもしれないな。

 

夏美「ところで………かのん先輩はいつまで学校に?」

 

かのん「え?」

 

慈「言われてみれば。出発間近なんじゃないの?」

 

慈はあれ以降すっかり口調が砕け、フレンドリーな性格になっていた。いや、なるというよりは戻ったという方が正しいか。 

 

すみれ「さっさと帰って準備しなさいよ!」

 

かのん「い、良いじゃん! 家にいたって落ち着かないんだから……」

 

きな子「逆にこっちが心配で……」

 

恋「落ち着きません…」

 

千砂都「ほら、のんびりしてるとかのんちゃんが帰りづらくなっちゃうから練習練習!!」

 

可可「そうデス! かのんの分まで可可はもっともっと頑張りマス!だから大船に乗ったつもりで、行ってくるのデーーース!!」

 

そして、皆はかのんをつまみ出した。

 

ー かのんside ー

 

かのん「はぁ、つまみ出されちゃった……。荷造りは、全部済ませちゃってるんだよなぁ……ん?」

 

かのんが何かに気づき前を向くと、何故か結ヶ丘の制服を着たウィーンが立っていた。

 

かのん「ウィーンちゃん? えっ?その服……えっ?」

 

ウィーン「見ての通りよ、留学は中止」

 

かのん「え"?! そ、そんな急にどうしたの……?」

 

ウィーン「あなたの元へも手紙が届いているはずよ?」

 

かのん「えぇええええっ!?」

 

ー 渋谷家 ー

 

ありあ「お母さん、この手紙なんだろう?」

 

かのん母「さぁ…? お母さんドイツ語読めないからなぁ……」

 

ありあ「お父さーーん!!」

 

かのんの家には、確かに国際郵便で留学中止を知らせる手紙が届いていたとさ……。

 

どうやら、仮面ライダーの物語は終わっても、かのんを含めたLiella!の物語は、まだ終わらないらしい。

 

かのん「ど、どうなっちゃうのーーーーっ!!?」

 

 

 

〜 fin. 〜




と、言うわけで、戦兎と万丈の物語は完結です。これからは、慈と一緒に3人で暮らし、二人は結ヶ丘で先生をやりながら暮らしていくことでしょう。

でも、戦いが終わっても、彼らのヒーローとしての物語は結ヶ丘で語り継がれていく事と思います。

では、この小説を読んでくださった皆様、ありがとうございました!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。