私の中二心を『エクスプロージョン』ッッ!!   作:桃玉

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ようやく勉強から解放された!
宿題もあらかた終わった!
できるだけ投稿頑張りたい所存です。

話変わって前回までのあらすじ

アーネス死す
ミツラギ負傷
ホースト死す

めぐみん(爆裂魔)と主人公ちゃん(竜殺し)の知名度上がる(ゆんゆんの陰は薄い)


アクアとエリスが混ざってアクエリアスになった

<めぐみん>

 

ホーストを討伐した翌日。

 

 

「ふーはははははっ!! ゆんゆん、見るがいいのです、私のところに来るパーティー勧誘の嵐を!!」

 

「……ねえめぐみん。むなしくないの?」

 

 

街の冒険者たちは昨日上級悪魔討伐を記念して大々的な宴会を行い、どこの誰が呼んだのか、凄腕青髪大道芸師のおかげで大盛り上がり。

おかげで大体の者が二日酔い、もしくはその介護をしていてギルドは人っ子一人いなかった。

でも私はそんなことは気にしない。

 

 

「ちっちっち、これだからゆんゆんはぼっちなんですよ。いいですか? 私に勧誘が来ないのは私が偉大な魔法使いだと皆が認めたからです! この畏怖と羨望の念を感じないのですか!? それに、今は孤高の大魔法使いだとしてもいずれ成長したパーティーが一緒に魔王討伐へと勧誘しに来ると決まっているではないですか!!」

 

「めぐみんってたまにバカになるよね。嵐とか言ってたけど静かだし」

 

「バカとは何ですか!? ……しょうがないですね、ゆんゆんにはこの嵐の前の静けさが理解できないのですから。時が来たとき、満を持して登場です!! 来る日までは爪を研いで偉功を世界中に知らしめるのですよ」

 

 

まあそんなこんなで上級悪魔を討伐した私を仲間に加えようとする冒険者はいない。

ゆんゆんがおかしなことを宣っているが無視です。

 

今日はまだ爆裂魔法を撃っていませんが、夜祝砲代わりに花火を打ち上げてやりましょう。

そんなことを意気込みつつ特にやることもないので宿でゆんゆんとチェスでもしながらゆっくりしようか思って帰り、ドアを開けると……

 

 

「あ、おかえりなさいめぐみんさぁ」バタン

 

「ね、ねえめぐみん? 今部屋から何か声が聞こえた気がするんだけど」

 

「……きっと気のせいですよ。今日は天気がいいので、やっぱり散歩でもしましょうか」

 

「……なんか部屋の方から掃除機のような変な、え、今オロロロrっt……」

 

「お姉さん!! 人の部屋で何してるんですかああぁぁあああ!?!?」

 

 

 

 

 

<アクシズ教の美人プリースト>

 

ううっ……二日酔いで気がついたらいい匂いの布団にくるまれてて、その後布団を一心不乱にクンカしてたらリリースしちゃうなんて……

おかげで二階なのに投げ出されちゃいました。

 

ついてないわぁ……

 

外にシーツごと投げられて二日酔いの反動で死にそう……

そんな不幸が続くとき、やはり女神さまはいい方向へ導いてくれるの。

 

 

「お、おーい? だいじょうぶですか……?」

 

 

ホラキタッ!

顔を上げるとそこには銀髪で紫紺の瞳をした盗賊風のショタと金髪碧眼の聖騎士のお姉さんがいた。

 

 

「ええ、何とか……」

 

「な、なあ! 汚れたシーツとはだけた服装、誰に乱暴されたのか!?」

 

「じ、実は……この宿の二階の人に……」

 

「なんてけしからん! 私が代わりに……捕まえてくるぞ!」

 

「ちょ、ダクネス!? 顔を赤らめながら嗤ってて怖いんだけど!?」

 

 

……もしかしたら結構変な人に助けられようとしてるのかしら(おまいう!?)

まあ最悪めぐみんさんたちが捕まるようなことがあっても私が証言すれば大丈夫よね!

なんて思っていたら新たに目の前を通り過ぎる美少女が目に映った。

 

 

「ママ……」

 

「もしかして、あそこにいるのがあなたのお母さん? ちょっとそこの人~!」

 

「うむ。どうしたか義賊の」

 

「ぎ、義賊じゃないよ! 職業盗賊だから! じゃなくてあそこにいるの貴女の子供だったりしない?」

 

「……ママぁ」

 

「うむ、知らぬ人だな。そもそも某の年齢的にあんな大きい娘を産むと思うか?」

 

「あ、あはは……だよね」

 

「ちょっと! ナナシさん! 私を忘れたんですか!? アルカンレティアで子供にしてもらった……」

「してない」

 

「うん? もしかして親子じゃないけど知り合い?」

 

「アクシズ教と関わりなんて……」

「アクシズ教の聖女様が何をおっしゃってるの?」

「いや、私は認めてないk……」

 

「ええっ!? アクシズ教の人!? しかも聖女!?」

 

「……すまないが少しこっちに来てくれ」

 

 

 

 

 

<主人公ちゃん>

 

「ごめんなさい。もう関わらないのでどうか……!!」

 

「さっすが聖女様! 私たちにできないことを平然とやってのける! そこに痺れる憧れるゥ!!」

 

「……し、師匠? 一体全体これはどういうことですか……?」

 

「くっ……! 我が友を泣かすとは、一体どんなプレイをしたんだ! 是非私にもしてみろ!」

 

 

問題!

デデンッ

 

クリスが泣いているのはなぜでしょう?

 

1、神器の回収のため義賊をしていることを使って脅したから

2、鎌をかけてエリスだと白状させて脅したから

3、アクシズ教の教義にエリスの胸はパッド入りを加えることをセシリーに言うと脅したから

 

正解は……

 

 

「私の秘密をバラすのもアクシズ教の人に変なこと伝えるのも勘弁してください!」

 

 

そう! 全部でした!

 

 

「つまり、クリスは弱みを握られてDO☆GE☆ZAをしてるんだな。羨ましい……」

 

「だ、ダクネス!? いま羨ましいって言った!?」

「言ってない」

 

「兎にも角にもこのストーカーが某の子供であるというのは甚だしい勘違いだ。いいな」

 

「お姉さんはいつまで師匠の娘になろうとしてるんですか!? いい加減人を騙して親子関係を主張するのは止めてください!」

 

「ええ~……。でも、ナナシさんはアクシズ教の聖女様ですよ? 責務を果たして頂かないと!」

 

「その責務とお姉さんの行為には関係ないじゃないですか!」

 

「そもそもアクシズ教じゃなく、エリス教なら良かったものの……」

 

 

そう発言した瞬間、不思議なことが起こった!

 

空から神々しい神聖な光が私の方に差し、エリス様のお声が届いたのだ!

そう、どういう声かというと……

 

 

「私エリスはナナシさんを聖女認定します。……ちょっとした意趣返しです」ニコッ

 

 

つまり今ここに、人類史上類を見ないアクシズ教とエリス教のハイブリッド聖女が誕生したのだ。

まあ聖女認定とかきっと高位の神官とかにしかわかんないし、黙ってれば日常生活に支障は出ないはず……たぶん。

 

神の加護がついて基礎ステータスが結構伸びちゃった気が……主に幸運値。

もうじゃんけんでも賭博でも何でも負ける気がしない……!!

 

 

「これが主神の力か……。いいだろう使いこなしてやろうぞ。神託が下り次第悪を討ち滅ぼさん。加護と神ですら恐れおののく原初の根源を以て強きを挫こうではないか」

 

「も、もしやまた新たな力に目覚めてしまったのですか!? なんて規格外! なんて最高な! これは私も対抗して爆裂するしか……!」

「めぐみん!? だ、だめだからね街中で魔法撃ったら牢屋行きだからね!?」

 

「これは濃密な邪教のゲロ以下の臭いがプンプンするぜ……!! まさかアクア様がいながら浮気ですか!? 娘がいながら浮気ですか!?」

「お、お姉さんも落ち着いて! 警備の人来ちゃいますから!」

 

「貴族の血筋に竜殺しの噂、それに加え聖女とは……。もしよければ私に攻撃してくれないか? 耐久には自信があるし、何より敬虔なエリス教徒として少しでも気持ちよくじゃなくて役に立ちたいのだ」

「ダクネス? そんなキリッとした言い方しても涎垂れてるし顔真っ赤で説得力ないよ!? あと気持ちよくって……」

「言ってない」

 

 

こうしてアクシズ教とエリス教の策略(笑)にまんまとはまった私は後世に聖女アクエリアスとして伝わっていくのでした。




という訳でアクエリ回でした!(※女神同士の百合ではありません)

次回予告

そろそろパーティーに入らないとゆんゆんに追い越されてしまうと危機感を募らせるめぐみん。
そんなときとある募集用紙を発見!

身長が伸びたとか爆乳になるとか魔王討伐するとか書いてあったけど嘘か誠か確かめることに!

次回「パーティー全滅」

どこまで続き見たい? 

  • 二期(~原作4巻)ハンス
  • 紅伝説(原作5巻)vsシルビア
  • 紅伝説(魔王討伐√)
  • 三期(~原作?巻)
  • 紅の宿命(原作9巻)vsウォルバク
  • 紅の宿命(魔王討伐√)
  • 最終巻(魔王討伐√)
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