温泉と水の都とは名ばかりでアクシズ教の狂気に支配された都アルカンレティア。
そんなところで涙なしでは語れない運命の再会を果たした二人……
とは別のところでゆんゆんがぼっちしてた。
<ゆんゆん>
「しょ、勝負よめぐみん! 私が直々に決着をつけに来たわよ! あ、これはお土産! カズマさんたちで食べてください! いつもめぐみんがお世話になっているので!」
……
……
……
……はぁ。
どうして今日もまた、誰も出てこないの?
こんなに毎日留守にしているなんて……早朝からクエストに行っているのかなぁ?
……っ!?
まさかっ、私と会いたくないからそうしてるってこと……なわけないよね。
もしそうならあの怠け者なカズマさんは居留守を……
居留守を……もしかして、居留守されてる!?
そう思っていたとき、後ろの方から足音がする。
カズマさんのお屋敷の方にやってくる複数の足音と聞きなじみのある声……
よかったぁ……やっぱり私、嫌われたわけじゃなかったのね!
「め、めぐみん! 勝負y……」
「頭のおかしい爆裂娘を想うあまり、見向きもせずとも誰が来たかわかるようになった悲しきぼっちよ、スケベ小僧と性悪プリーストと腹筋女と爆裂魔かと思ったかね? 残念! 我が輩でした! ……これはこれは、上質な羞恥の悪感情、大変美味である!」
「あああああぁぁぁぁぁ…………///」
もう恥ずか死っ!!
せっかく遊べ……じゃなくて勝負できると思ったのに!!
「おっと、そんなライバルと言う名の親友と遊べると思ったのに……というような顔をするでない常識的な変人紅魔族」
「べ、別にそんなこと……す、少ししか思ってないですよ? というかどうして魔道具店のアルバイトさんがここに?」
「うむ、実はだな、寂しがりの汝にとって朗報だ。この家の住人はしばらくアルカンレティアに温泉旅行中だ」
「そ、それのどこが朗報なの!? ただただ時間を無駄にしてた私を煽りに来ただけじゃない!?」
「話は最後まで聞けぼっちよ。……それで話だが、我が輩のところの先輩もそこに向かうらしくてな……。現在貧乏店主の不良品を改造するとかで一時帰宅しているので一緒にどうか……と」
「先輩ってナナシさんのことですか? 先生と一緒に旅行……い、行きますっ! 行かせてくださいお願いします!!」
は、初めての旅行……!
今までは修行の旅だったけど何だかこう言うのって青春ぽくてドキドキするなぁ……
先生と旅行っていうワードは何だか不穏な感じがするけど、アルカンレティアについたらめぐみんたちと合流できるしね!
でもパーティーメンバーだけで楽しんでいる旅行なのに私が一緒にお邪魔して迷惑じゃ……
「ちなみにだが……今回は貧乏店主もアルカンレティアへ追放……もとい、湯治へ行かせている。無用な心配はすることないぞ?」
「バ、バニルさん……! ありがとうございます!」
めぐみん待ってなさい!
一緒に旅行楽しんでやるんだから!!
……そうなると道中はアルカンレティアの土地情報をまとめてどこをどう行けば皆さんが楽しめるか考えないと。
****
あの後私はバニルさんと一緒に魔道具店にいた先生と一緒に金属の恐ろしい威嚇音を出すモンスター(バイクって言うみたい)に乗せてもらって空を飛んだ。
「あの、この魔獣の足についてる輪っかって……」
「タイヤと呼ばれる器官だ。本来はこれを回して猛スピードで地を駆ける。暴走族と呼ばれる群れを形成することもあるそうだ」
「へぇ……じゃあなんでこの個体は空を飛んでるんです?」
「某が改造して陸空両用にした……じゃなくて仮面ライダーが乗る特殊個体はこうなることもあるようだ」
「仮面ライダーっていうのは……」
「謎の昆虫型ヒューマノイドだ。勧善懲悪を基本精神とする個体が多いがその本性や目的等は一切謎に包まれている。悪事を働いた者がいたときなど、出現条件が特殊らしい」
「なんだかかっこよさそうですね。一度会ってみたいな……」
「きっとそのうち……いや、何でもない」
「ええ~何ですか先生! もったいぶらないでくださいよ!」
いろいろ本に載っていないことを知っている先生の話は聞いていて飽きない。
本当の話かどうかもわからないけどその仮面ライダーっていうモンスターを見てみたいな……なんて思いながら空の旅を楽しんでます!
「あれっ、もしかしてあの馬車、めぐみんが乗っている馬車じゃないですか? ……というか走り鷹鳶に襲われてません!?」
「そのようだ……。助けに……」
ドオオオオォォォォォオオオオンン!!
「……行く必要はなさそうだ」
「さ、流石めぐみん! 我がライバル! あの時よりさらに爆裂魔法の腕が上がってるわね!」
「……ここまで極めたか」
「すごいなぁ……って私だってめぐみんに負けないようにいっぱい練習したんだから!」
「そのようだな。溢れ出る魔力のうねりは弟子に匹敵するほど錬られておる。大したものだ」
「えへへ……ありがとうございます、先生にそう言われると何だか自信でます!」
「そうか、ではいくか」
「はい、行きま……ってどこに? めぐみんたちと合流しないんですか?」
「弟子より先に行かなくていいのか? 『何ですか!? またこの子は私のストーカーに戻ったんですか!?』とかいわれそうだが……」
「ナナシさん! なにしてるんですか? 早く行きましょう!」
……ナナシさん?
どうして呆れたような目を向けてるんですか?
<主人公ちゃん>
卒業した生徒と二人旅をしている私はバイクで空を飛んでおります。
ゆんゆんにも話したとおり仮面ライダーがこの世界にはいます。
何故いるのかというと私が人造人間として作り出したから!
と言っても紅魔族にはやらせてません。
だって変な名前と変な言動(一部だけ変身ポーズと合致しているけど……)な人にやらせたらスタイリッシュに活躍してほしいのに台無しになっちゃう気がします。
だから代わりに勇者(転生者)たちを集めて変身ベルトを渡してなりたい仮面ライダーに変身してもらってるわけです。
ちなみにこの世界の昆虫の強さは上から下まで幅がすごいです。
なんで私が厳選した超絶強い生物をモデルとして変身ベルトを作成しました。
最近の仮面ライダーみたいに生物以外がモデルでもありですが、ここはあえて原点回帰して昔ながらのスタイルで頑張ってもらいます!
後は戦隊シリーズとか魔法少女やプリキュア的なのもやりたいです!
今までライダー関連で作ったものとしてはミラーワールドにバイク、仮面ライダーくらいなので今度は移動だけじゃなくて時をかける電車とかも作れれば作りたい……
いえ、作って見せましょう!
次回
アンデッドに集られる残念女神たちが徐々にアルカンレティアに近づいてくる!
これは聖女らしくお迎えの準備をしないといけないかな?
てなわけでゼスタさんをぶん殴って(無慈悲)から花火の準備とかしましょうか。
どこまで続き見たい?
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二期(~原作4巻)ハンス
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紅伝説(原作5巻)vsシルビア
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紅伝説(魔王討伐√)
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三期(~原作?巻)
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紅の宿命(原作9巻)vsウォルバク
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紅の宿命(魔王討伐√)
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最終巻(魔王討伐√)