めちゃくちゃ忍者っぽいことして遊んだ主人公ちゃん。
そのままクリスと一緒にお宝の見張り(嘘)をすることに……
ちなみに装備は
武器 :スライムソード
服装 :スライムソード←?
持ち物:スライムソード
だそうです。
スライムソードは柔らかいし生きてるのでこんにゃくも切れない刀より強いよ!
<カズマ>
何か成り行きで巷で噂の盗賊を成敗することになった。
しょうがないよね、もうちょっとアイリスと一緒に時間がほしんだもん。
ちなみに予告状がララティーナのストーカーであるアレ臭に届いてたせいでアレ臭は他の冒険者にも依頼をかけて慌てて王都の冒険者数十名を引き連れて自宅まで帰って行った。
ちなみに王都にも別荘があるらしいが自宅の方が怪しい金がたんまりとあるらしく王都の別荘の警備は手薄だ。
というか俺たちのパーティー以外には二人しかいない。
しかも知り合いだ。
「あ、カズマ君じゃん! 君もこの楽ちんで高額報酬な仕事受けたって感じ?」
「クリスじゃないか! ……盗賊がこの依頼引き受けるんだな」
「そ、そそれは私のステータスがそうなだけで犯罪者じゃな、ないんだからね!?」
「サトウカズマ! 義賊を捕まえようだなんて流石、女神様の付き人の自覚が……」
「付き人じゃねぇ! 勘違いするなよミロロギ!」
「ミ・ツ・ル・ギ・だ! いい加減覚えろ!?」
ま、この正義の勇者様がいれば何にも警戒しなくて大丈夫だろ。
簡単だし報酬いいし、何よりアイリスと明日も会える!
……引き受けないわけにはいかない!
いつも貧乏くじを引いて死んでる俺にも少しくらい優しくて甘い蜜の成分がほしいんだ。
ちなみにうちのパーティーの問題児はというと……
「ねえカズマさん、私がいいよって言う前に勝手にパーティーリーダー権限とかいって盗賊退治引き受けるのはどうかと思うんですけど……。もうちょっと大人になりなさいな」
「そうですなのです! もし妹がほしいなら少しだけなら私に甘えるなりお兄様と呼んでも構わないので……」
「アクア、めぐみん、お前らの好きな高級酒と……」
「高級な酒ッ!!」
「魑魅魍魎闊歩する強大悪蔓延る……」
「カッッコイイッ!」
「王都をブラリできるんだぞ? それでもアクセルの街に帰りたいのn……」
「めぐみん! こうちゃいられないわ!」
「ええそうですね! 早く夜の巨悪を探しに夜の街へ繰出しましょう!」
と軽く追っ払ってやった。
……っふ、ちょろいぜ。
「な、なあカズマ、私はどうすれば良いのだろうか……。まさか夜の街で体を売ってこいなどと……!」
「お前は彼奴らのお目付役だ」
「あ、あんまりだ!」
「別にいいじゃないか。どうせ俺たちの出番はないよ。……全部高ランクの冒険者たちがなんとかしてくれるだろ。てなわけで最低限俺がいれば依頼に参加したことになるから行ってこい。あ、あとアクアとめぐみんのヤラカシは全部おまえの監視不足になるからしっかりやってほしい」
「何か違う! 私が求めるクズ男のそれとは違うぞ!! しっかりしてくれカズm……」
****
俺は快諾してくれたダクネスを見送り見回りと言う名の散歩を楽しむことにした。
ミラリギには悪いが世の中働き蟻だけじゃ成り立たないってことだ。
この屋敷には例えば風呂場にマジックミラーみたいな細工があったり、さすがアレ臭の屋敷だって感じだったので他にも悪事を働いてないか俺が入念に身をもって調べてやるところだ。
「にしても別荘のくせにでっけー屋敷だな。掃除とか大変だろうに、どうせほとんど使わないんだからもっと小さくしろよお金がもったいねぇ……。ってアレ……」
ふと辺りを見渡すと見覚えのない場所。
ここ、どこだ?
「お客様、もしかして迷子ですか?」
「ま、迷子じゃねぇし!? 廊下引き返せば帰れるし! ……ってナナシさん!? どうしてアンタがここに……」
「いや何、クリスに一緒にやらないか誘われてな」
「おお、警護の依頼か! 顔合わせのときいなかったから知らなかったわ」
それなら納得だ。
しかしどうしてメイド服なんか着てるんだろうか……
長いスカートでは動きにくいだろうに、もっとこう、戦闘できるメイドならミニスカの方がいいと思いますっ!!
「何にせよここであったのは何かの運だ。一緒にあちらに行かないか?」
「そ、そうだな! うん、決して迷子になった訳じゃないけどな! ナナシさんがそう言うなら……。ちなみにどこに向かうんです? やっぱり外?」
「……宝物庫だ」
<主人公ちゃん>
さっきクリスと一緒に宝物庫の方にいって、大きな金庫を発見した。
クリスが「どうやってあけよっかなぁ~!」なんて考えてるうちに「詰まらぬものを切ってしまった」をしてしまった。
おかげで金庫の扉は真っ二つ。
面白い顔してるクリスを拝めたので今度はカズマ君を我らが盗賊団に入団させるため金庫の前につれていく最中だ。
「やめろ! 離せ! 俺は悠々自適な時間を過ごすんだ! そんな盗賊が最後に通るようなところに待ち伏せするようなことしたくない! そもそもこの屋敷に警護いらねぇだろ! 俺を解放しろぉっ!」
「……新月の今宵、夜の闇は深い。地獄に潜む巨悪の香りを探る時だ」
「何怖ぇこと言ってんの! 俺を巻き込むな!?」
「あ、きたきた! ナナシさ~ん! ってカズマ君も一緒じゃん!?」
「クリス! よかった、ナナシさんに言ってくれよ! 俺は警備手伝わないって!」
「いやぁ、助かったよ。正直この量のお宝を運び出すのは二人じゃ苦労するからさぁ!」
「うん?」
「えっ?」
あ、この二人盛大な勘違いしてらっしゃる!
警備をほったらかしたかった警備員に盗むために警備員になった盗賊。
互いに告白してから数秒後……
「盗賊クリス、確保ぉおおーーッ!! これで俺は英雄だぁああ!!」
「ちょ、違う! 誤解だってぇええ!! どさくさに紛れてどこ触ってんの!?」
「賑やかじゃな」
「ねえナナシさんというか元凶! 何とかしてよ!?」
私が何かするまでもないでしょ。
カズマ君に直々に盗賊団団長のクリスが話してくださいな。
****
「なるほどなぁ……。つまり二人は危険な神器の回収と汚いお金を没収するために調査しに来たって訳か」
「ひぐっ……お嫁に行けないよぉ……」
「うむ、大体その認識でよい」
「ぅう……胸をまさぐられたんだけどぉ……」
「大丈夫、大丈夫だ。安心するがよい。後で刀の錆にしておくでの」
「すんません、謝るんでそれだけは勘弁してくださいっ!」
ガチ泣きしかけているクリスさんを慰めつつ、盗賊に謝罪をかますカズマ君。
カオスすぎて面白いわ。
「今何でもするって言った?」
「どんな耳してんの!? 言ってねぇわ!」
「でも誠意は見せないとだよね?」
「……何をやらせる気だ? まさかっ、クリスの胸を触ったから今度は俺のを触ってチャラにする的な!?」
「……カズマ君はアクシズ教の適性高そうだよね」
「ああ。最高司教の怠惰担当になれそうだ。……任命しようか」
「誰がなるかあんな邪教!! 死に戻りしてもごめんだ! あ、エリス教ならいつでもOKですよ?」
「それこそ君みたいな人お断りだよ!? 質素倹約なうちの宗派には絶対向かないでしょ!?」
見えざる手とか使ってほしかったのになぁ……
絶対ドレインタッチとかと相性いいし、カズマ君の好きに応用させれば死ぬほどチートになりそう。(事実、チートである)
ま、魔女教じゃないから諦めるほかないっか……
いや、待てよ、ウォルバク様って怠惰と暴虐司ってたからワンチャン……
「とにかく! 私たちの素性を知ってしまったからにはカズマ君にも協力してもらうんだから!」
「えぇ~……」
「そんな絶望的に面倒くさそうなことに巻き込まれたぞって顔しない! 今日のところはこれで終わりだけど、今度何か情報とか共有したり実際に侵入してもらうからそのつもりで!」
「おい、俺はそんな無茶承諾した覚えは……っ!」
カズマ君?
その自分のポッケに入っている宝石の一部を見て?
説得力皆無だからね?
まあ、そんなこんなあって、カズマ君を加入させて(強制)、シケてる宝物庫から盗れるものは全部スライムソードの中に入れておいたよ。
「魔剣のはすでに倒しておいた。凄腕の盗賊がいる噂は瞬く間に広がるだろう。ではさらば」
「……なあクリス」
「なんだい新入り君」
「俺たち三人全員簀巻き状態にされたってことは誰も助けに来てくれないんじゃないか?」
「そーだねぇー」
「……どうする」
「バインドのスキルは制限時間があるから解除されるまで待ってよっか」
次回
魔剣の勇者の相棒、爆撃のカズマ。(貴族たちの中での話し)
この伝説の魔王軍との戦いを知らないアクアはカズマの二つ名を「過大評価されすぎなんですけど! ぷーくすくす!」と馬鹿にして拳骨を落とされる話
どこまで続き見たい?
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二期(~原作4巻)ハンス
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紅伝説(原作5巻)vsシルビア
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紅伝説(魔王討伐√)
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三期(~原作?巻)
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紅の宿命(原作9巻)vsウォルバク
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紅の宿命(魔王討伐√)
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最終巻(魔王討伐√)