チヨの幼馴染Tになれるなら、オワタ式ファイナルなんてなんぼのもんじゃい! 作:ansin
この度は前回執筆したウマ娘小説を改変し、再度投稿することになりました。ウマ娘から競馬歴史に入ったにわかですが、オワタ式がそこまでなかったので執筆に挑戦したいと考え最後まで読んでくれると幸いです。
所々に前小説「我、安心沢一族ナリ」(後に削除)の部分がありますが、お許しください。でわ、どうぞ。
「退屈だ」
ざわっ…と聞こえそうな、そんな一言。
かの者は、人呼んで"ササミの神"。八百万の神が存在している、下界に住む世界とはかけ離れた世界に住んでいる一神だ。主な仕事は、この世界の守護であることに変わりないのだが…
「なんだか退屈だな」
その一言に尽きる。余程の天変地異でも起きない限り、暇な世界であるのが神の世界だ。
人間界における教えとは事離れた価値観かもしれないが、ありとあらゆる世界と違うのは…その世界に神秘な存在が誕生したことだろう。何か問題を起こせば、上位の神から怒りを買う。
重い腰を上げて、決心する。それでもいいや、と。
「…よし。退屈であるし、この世界にひと悶着の革命でも起こして見せようかね」
不思議な神パワーを行使した後、その光は下界へ落ちていく。その直後…
「「「ササミの神ぃいいいぃぃぃいいーーーーー!!!」」」
「うぉうるさっ」
あろうことか、自信と同格もとい同席というべき三女神が現れた。彼女らはこの世界を絶対的な守護神として祀られている存在だ。下界に異変が生じた場合は、問答無用で解決に乗り出すのは目に見えていた。
「貴様! 今一体何をしたのだ!?」
規律なる者を祝福する神、バイアリーターク。
「世界に干渉してはいかず見守るのが、私たちの仕事だろう!?」
勇敢なる者を祝福する神、ダーレーアラビアン。
「流石にこの案件は見過ごせませんよぉ」
愛情なる者を祝福する神、ゴドルフィンバルブ。
このウマ娘という、神秘的な存在を守護する三女神が咎めるように現れたのだ。元より、ササミの神は動じなかった。それほどの自信があるのか諦めているのか、油断ならない雰囲気に警戒する三女神。
「…何か言ったらどうなんだ?」
そう言いながら、各々物騒な武器を持ちながら詰め寄られるササミの神。
「ちょっ! ここで我を粛正しても意味がないゾォ! 我はお前たちと同格の神の存在なのだ! こんなことをしたってこの世界には第二第三の我が復活して…」
「「「問答無用!!!」」」
「ぎゃあああああああ!!!」
弁明も聞いてくれず、ササミの神と呼ばれていた者は光の粒子となって消えた。
「「「A・KU は 去った…」」」
元凶となるササミの神は去ったが、問題はこの後どうするかと三女神は悩む。
かの神は、間違いなく下界に何かしらの影響を与えたことは間違いない。暫く、下界の時間単位でこれから少なくとも20年程は監視をしなければならない。
ウマ娘という神秘な存在を害してはならない、その数多の世界の一つを守護するのが彼らの役目なのだから。
・・・
俺は転生者だ。そう感じたのは、赤ん坊の身体で在りながらも、初めて外に連れ出された時と前世の記憶違いでその違和感を覚えたのが最初だ。前世との違いが決定的だったのが、女性だけがあり得ない動物の耳と尻尾を有している。
そう、彼女はウマ娘。
異世界の競走馬の名を引き継ぐ、人智を超えた不思議存在だ。
ウマ娘。あるいはウマ娘プリティーダービー。元の世界でも、知る人ぞ知る名前だろう。
それはかつて俺がいた世界で生まれたコンテンツだ。しっかりと史実競馬へのリスペクトを持ち、ロマンのある展開をストーリーに落とし込んだアニメやゲームを始めとした娯楽である。
私はどうやら、そのアニメの世界へと転生したらしい。そんなこんなで生まれた時からダイジェストに報告していこうと思う。
名前は「
この世界を知ったときは歓喜した。
世紀末な世界じゃない。正体不明のウイルスが侵された世界じゃない。
巨人に支配されたひと昔ではない。人理が破壊される魔術的な世界でもない、そんな組織もない。
実はここは空母の上の街で、JK共が洗車に乗ったりする風習もない。
ただ、人類とは違う生物…ウマ娘が存在している世界だけだった。
それだけではない。いつの間にか来ていた自分宛てに手紙に届いた差出人が『神』と名乗った人物から、トレーナーになれるチートスキルなるものを有していることに気づく。
その部分は「目」と「両腕」だ。
『看破の
『癒しの手』…軽い怪我程度であれば即座に治癒可能の右腕と、『創造の手』…ウマ娘のトレーニングを有利かつ効率的なアイテムを作り出す左腕……やばいですねこれは。
そんなこんなで仕込みをするべく、親におねだりしてウマ娘のレースも度々本場で見に行くようになった。母親もウマ娘のレースが大好きなのが不幸中の幸いか。何回も行けば、それこそ主要な人物にも会える。探すのに一苦労したが、緑の帽子を被ったあのお姉ちゃんの前で徹底的な理論を子供の口から言い、更に着順まで的中させたことでその存在感と名前を嫌というほど残せたことには大成功だ。
後は、学生時代は可もなく不可もない生活を送った。大学に行ったところで学びたいことがないし、折角転生できたのだから専門学校でも十分だろう。しかし、問題はその就職率の低さだ。余程の優秀な人でなければトレーナーになるのは難しい。日本全国トップともいえるあのT大よりも難しいとか。だが心配ない、そのためのチートスキルなんだから。
しかも幸運なのはそこだけではない。母親が突然「親戚に会いに行くわよ」と言って、どこかへ連れられた。到着場所は、どこぞの力士がいそうな相撲部屋のような場所。そこに…
「は、初めまして…サクラチヨノオーです」
勝ったぞ!第1部、完!!
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チヨノオーのルートは?
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天皇賞秋の変則三冠ルート
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菊花賞に挑戦ルート
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宝塚の人気上昇ルート
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いっそのことティアラ路線