知識チートハーレムしたいけど原人は普通対象外だろ 番外編 急募 兄の行方を探してます   作:たけまさ

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急募 4月26日に行方不明になった兄を探してます
年齢 22歳
身長 165cmぐらい
体重 65kgぐらい
体型 中肉
髪型 黒髪短髪

見かけた方はご連絡ください
〇〇警察署
〇〇〇ー〇〇〇〇ー〇〇〇〇


兄が行方不明になった

4月26日(水)

 学校から帰ると兄が居なくて、夜になっても帰ってくる事はなかった

 心配になって探しに行こうとしたが両親に止められた、夜遅くに一人で出歩くのは危ない、兄ならどうせ夜中に遊び呆けているだけだから気にしなくていい、とのことらしい。

 

 でも、絶対に私が兄を探させない様にする為の方便に決まっている。

 あいつらがお兄ちゃんの事を出来損ないと呼んで邪魔者扱いして、私の事を依怙贔屓しているのも知っている。どうせ邪魔な奴が消えて喜んでいるんだ。でも、流石に今日探すのは危険なので明日学校終わってから探す事にする。

 

 

 4月27日(木)

 学校から帰ってきて兄が帰ってきたかどうか確認してみたがどうやら帰ってきてはないらしい。

 兄の漫画のデスノート?を参考にしてドアに紙を挟んだりしてみたが帰ってきて無いことが分かったので兄の捜索を開始する事にした。

 

 

 私のスマホに残っている兄の写真を道行く人達に見せて聞いてみたが有力な情報は無いままこの日の捜索は終了した、今日も兄は帰ってきてない

 家に帰ってから捜索届けの存在を思い出したので明日出しに行く事にした。

 

 4月28日(金)

 午後は部活が無かったので警察に捜索届けを出そうとしたが、兄が捜索不受理届け?というのを出されているらしく警察が兄を探す事はしないらしい。ちなみに、その届けは一昨日出されているとのこと。でも、情報があれば連絡してくれるらしい

 どうやら兄は私に探して欲しく無い事情があるらしいけど、私にはどうでもいいので一度捕まえて問いただした後、内容によっては懲らしめる事にする。妹を不快な思いにさせた報いを受けるが良い。

 明日は彼氏と一緒に兄を探すので今日は行方不明の兄を探す為に配るビラを作って寝る事にする、おやすみ。

 

 

 

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「すみませーん‼️、この写真の男を3日前に見た記憶のある方は‼️いらっしゃいますか‼️」

 

 私の彼氏が私が作ったビラをデカく拡大印刷したものを貼り付けた看板を掲げて叫んでいる、少々張り切り過ぎなのでは?と思ってしまったが,体育会系の男子なのでこれぐらいが彼にとっては普通なのだろう

 いや、やっぱり恥ずかしくなってきた、本来なら私が積極的に動かないといけないと思うと恥ずかしくなってきた

 

「ん?どうした?あっ、疲れたんだったらあそこの木陰にベンチがるから少し休んだら?

さっきからずっと立ちっぱなしだし、兄の事で気になって休めてないでしょ」

 

「あ、ありがとう、大丈夫。

えーと、今日はありがとうね❗️数少ない休みの日なのにわざわざ手伝ってくれて、」

 

「だから気にするなって、普段あまり一緒にいることができいないんだから、一緒に何かできるのは結構嬉しいんだよ」

 

 うっ、恥ずかしさを誤魔化そうとするすたびに何度も似たようなセリフを聞いたけど別の意味で恥ずかしくなってくる

 

「一応確認しておくけど、他の女の子を誑し込んだりしてないよね」

 

「え?あっ、ウーンナイハズダヨ」

 

 これは絶対に女性関係のトラブル起きてる、ボブは訝しんだ、いや私ボブじゃないんですけど

 私の彼氏はいわゆる天然誑しという部類に入る人で私も被害者の一人なんだけど、私と付き合う前とその後にも無意識のうちに顔と声の良さと、誰にも優しい言動のせいで男女関係のトラブルになることも結構あった、本当に

 この前はとうとうストーカーかした女性に襲われるという(刃物持ってたらしいけど無傷で返り討ちにしたらしい)警察沙汰に、いや警察沙汰は半年に一回ぐらい起きているらしかった

 

「そろそろ、私という彼女がいるんだから誑し込むのはやめてよね」

 

「いやぁ、何とかしないとはいけないとは思うんだけどね、ほら、気が付いたらトラブルが起きててさ、ね?」

 

「それに君を超えるぐらい好きになる人なんて世界中どこを探してもいないんだから焼きもちを焼く必要なんて必要ないんだよ」

 

 そう言って、私の頭を撫でる

 ほら、そういうこと、ここ昼間の駅前の広場だからね、人がいっぱい歩いているんだよ?それなのに平然と告白じみた痛いセリフを口からポンと自然に出るの?やっぱり反省してないよこの人

 

「あ、そういえば一度も会ったことなかったけど君のお兄さんにさ興味がるんだよ」

 

 私の視線に耐えられなくなったのか、誤魔化す為に兄の話を始めた、今回は兄が褒められそうな気がして気分が良いので許してやるとしよう

 

「千花って自覚しているか分からないけど、結構人を見る目がいいんだよそんな千花が目を輝かせて自慢するんだから凄いどんな人か気になるよ」

 

「えっ?私、そんな風に自慢してたっけ?」

 

 さ、流石にそんな自慢してたつもりは無いし…

 

「いや、凄いしてたよ、その話聞くたびにお兄さんのこと凄い好きなんだなと思って嫉妬しちゃってたぐらいだよ❗️」

 

 い、いや、確かに兄は嫌いじゃないよ、嫌いなわけではないけど、凄い好きとかブラコンに思われるぐらい好きだと言うわけでは無いよ?唯、兄が褒められたら凄い嬉しかったり、逆に悪口言われてたりしたら本人以上にキレて言い返したりした事はあったけどそれはあくまで兄妹だからであって別にブラコンという訳では」

 

「そういうのを俗にブラコンって言うんだよ」

 

「えっ、もしかして途中から喋ってた?」

 

「うん、凄い早口で何もないところに向かって喋ってたよ」

 

 うわぁ、凄いいい笑顔が腹立つ、ちょっと一発殴っていいかな、いいよね、殴らないけど

 

「お兄さんに付き合っていることを報告どころか、まだ一度も会ったことが無いからね、誰かさんが心の準備が出来てないらしくて」

 

 うっ、し、しょうがないじゃん何かそういうのって恥ずかしいし

 

「だからね、俺は決めたんだ、絶対に千花のお兄さんを見つけて捕まえて付き合っている事を報告するって‼️」

 

「いや、逃げている兄を捕まえてする事がそれなの?」

 

 私は捕まえてたら色々何故逃げたのか〜、とか尋問するつもりだったのに

 

「ようやく笑ってくれたね」

 

 いや、笑うは笑うでも苦笑いなんだけどね….確かにそうか、兄の行方が分からなくなってから余り笑えてない様な気がする

 

「お兄さん、見つかると良いよね」

 

「見つけるよ、絶対に」

 

 だって、私が兄の1番の理解者だから

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