知識チートハーレムしたいけど原人は普通対象外だろ 番外編 急募 兄の行方を探してます 作:たけまさ
小説の書き方を模索してました(ただハーメルンに投稿された小説を読み漁っただけ)
因みに一応番外編の方は30話以内で終わらせるつもりですが本編の時間軸とあわさる都合上その分投稿頻度が低いですが、ゆっくり待ってください
いつ終わるんだろ
5月1日(月)
家に帰って暫くすると、珍しく家の固定電話に電話がかかってきた
急にかかってきた電話に面倒臭い気持ちと不信感を募らせながらも渋々でたのだが、あの時電話に出た判断は正しかった
その電話によって兄が行方不明の日に何をしていたのか明らかになったから
とても凄い想像も出来なかった事なのだがその日はなんと地元で知られている複合レジャー施設に面接に行っていたらしい
残念ながら不採用という結果にはなったが、ニートを辞めようとしていた事が嬉しかった(相談すれば私も手伝ったのに)
兄の事情を話して、面接の日の事を詳しく聞くために明日その複合レジャー施設に行くことになった
5月2日(火)
兄が面接しに行ったという複合レジャー施設に行ってきた
兄は午前11時頃から20分程面接を受けてその後裏口から建物を出たらしい
会社とは合わなかったが、働きたいという意欲は物凄く感じられたらしい
防犯カメラの映像も確認したが、兄が複合レジャー施設を無事に出ていくところも確認出来たので恐らく攫われたのはこの後だと思う(具体的にいつなのかまでは分からないが)
一応、今日話に付き合ってくれた人から兄の目撃情報が他にないかなど探すのを協力してくれるらしい
兄だったら店員が仲間に加わった!とか言うのだろうか
5月3日(水)
昨日新しく得た情報を元に兄の情報を求めるチラシを彼氏の家で作り直した
昨日は日記には書いていないが、昨日と今日両親と兄の事で喧嘩した後プチ家出をして彼氏の家に泊まった
どうしても両親は兄を探して欲しくないらしく、2人への不信感が強まった
絶対に何か隠してる
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「はぁ?私が何しようが関係ないでしょ?」
複合レジャー施設に話を聞きに行った日の夜、スマホをいじっていたら両親に急に今日まで兄を探していた事を咎められた
ただでさえスマホの邪魔をされた事に苛ついたが、そこに追い打ちをかけるように何で勝手な事をするんだ、と理不尽な文句を言われた私は両親に対してキレてしまったが私は悪くないと思う
「私が行方不明の兄を探して何が悪いの!?お父さんとお母さんは何かした!?してないでしょ!?私はやりたい事をしただけ、関係ないでしょ!」
「警察に探させればいいでしょ、行方不明届けは私が出したんだから見つけてくれるわよ
それに千花は大学に行くために勉強しないといけないでしょ、あんな奴の為に貴重な時間を潰しちゃだめよ」
あっ、あーあ、この人あっさりと墓穴を掘っちゃったよ、明らかに矛盾してるし、それよりも言ってはいけない事を言った
「へぇー、行方不明届けっていつ出したの?」
「た、確か…あいつが帰ってこなくなった次の日…だったかしら」
完全に目が泳いでる…嘘をつくならもうちょっと設定を考えた方がいいと思うよ
「ちゃんと行方不明届けは受理されたんだ」
「そ、そうよ…だから、警察が探してくれる筈よ」
「そっかぁ、因みになんだけど私お母さんが行方不明届けを出したその次の日に行方不明届けを出そうしたんだ」
「えっ……な、何で?」
明らかに動揺が目に見えている…なんかアホすぎて哀れに感じてきた
「その時にさ、行方不明届けは受け取ってくれなかったんだよ…何でだと思う」
「さ、さぁ何でかしらね」
「どうやら、私のお兄ちゃん…行方不明になった日に捜査不受理届ってのを出してたみたいで、警察は兄を探してくれないらしいよ」
「えっ、何それ?」
そんなのがあった事さえ知らなかったのか両親は互いに無言で知っているかどうか確認した
「嘘じゃないよな」
「ほら、警察署の窓口で出せるらしいよ」
でまかせの嘘だと信じたかったようだけど、スマホの検索画面を見せたら信じたようで2人とも気まずそうに黙りこんだ
「で?聞くけど捜査不受理届が出されている筈なのにどうして行方不明届けを出したって、言い切れるの?」
「そ、それは…「そんなの、あいつを探させないための方便に決まってるだろ!」っ!」
もう誤魔化すことはできないと感じたのか開き直って逆ギレをし始めた
「あんな穀潰しをわざわざ探して家に連れて帰る理由なんかある訳ないだろ!」
「お兄ちゃんは穀潰しなんかじゃない!」
「金を稼がずにのうのうと家で食って遊んでるだけの奴が穀潰しじゃなかったら何なんだ!?」
「お兄ちゃんはそんな生活を続けたいなんて思わないよ!ちゃんと働こうとして行方不明になった日だって面接に行ってたらしいし!」
「あんな無能を雇って貰える訳ないだろ!」
「お兄ちゃんは無能じゃない!周りの人達がお兄ちゃんを駄目にしたの!」
「は?何を「あの時の繰り返しになるならもういい!話しかけて来ないで!」あっ、おい待て!」
あの時の事を思い出して思わず部屋を出てしまった、暫く経ってから自分の部屋だったのを思い出してどうしようか悩み、結局彼氏の家に急遽泊まる事にした
因みに困惑してる彼氏の顔が可愛いかったです