この作品には以下の内容が含まれています。
オリ主、TS、ご都合主義の塊、死亡キャラ生存
ガンダム、ビルドダイバーズRe:rise
コアガンダム、機体設定改変
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激しく肩を揺すられる感覚と肩を掴まれている気がして痛いな。まだ目を開けたくない、最近はレポートの提出が連続していて全部終わらせるために睡眠時間を削ってたからまだ眠い。誰かが起こしに来たのかな。
「──て!起き─さい───ァ!」
『き───!』
だるいからもう少し寝かして欲しいな……あれ、携帯のアラームセットしたんだっけ?まるでブザーのような激しい音に意識が強制的にハッキリしてくる。
その時、ふと違和感を感じた。私は、一体誰に肩を揺すられている?そもそも、今日は父さんと母さんは妹と一緒に動物園に行くと言っていたからいない筈だ。それに私は目覚ましはアラームじゃなくて振動で起きるよう設定していたからこんな
音は鳴らない筈だ。
そう考えた私は慌てて目を開けると、目の前には白衣を来た研究者のような女性が必死の形相で私の肩を揺すっていた。それに耳を塞ぎたくなる程にうるさいくらいビー!ビー!という警報のような音が部屋で鳴り響いていて、明かりが点滅している。
「ここは……」
周りを見ると、まるで研究所や学校のような床で私はどうやらソファのような椅子に座っている様だ。ちなみに、私の家は床が畳なのでまず可笑しい。まさか、誘拐?だとしたら家に侵入して寝ている私を、大学生である成人男性を誘拐してまでする目的はなんだ?
「よかった、起きたわね。ノヴァ」
ノヴァ?誰だ、私は………あれ?さっきから視線が低い。これでも身長は170以上だった筈だ、それなのに目の前の研究者らしき女性の肩に立ち上がってもギリギリ届くくらいだ。
『緊急事態!侵入者です!直ちに研究員は──』
「放送室がやられたのね……」
どうなってる?まさか某名探偵みたいに幼児化でもしたのか?
そんな事を考えていると視界に真っ白な前髪が垂れてきた………可笑しい私は黒髪だったしこんなに髪を伸ばしていなかったはずだ。流石に可笑しい、そう思い自身の姿を見下ろすと、まるで子供こような小さな手と真っ白で飾り気のないワンピースのような、漫画とかで人体実験されてる人みたいな服を着ている自分の体?があった。
何が起こってるんだ、これは夢なのか?
「行くわよ、付いてきて!」
困惑する私を他所に白衣の女性がそう言って私の手を引っ張り部屋の外に出て走り出す。抗うことが出来ず腕を引っ張られてつられて走るが、引っ張られている手が少し痛い。痛みを感じるという事はこれは夢じゃないのか?
手を引かれて走りながら明かりが点滅する通路を見れば、何処か見覚えがあるような気がした。この建物の作りに似たものを何処かで見ていた気がする。
とりあえずここは自分の知る場所ではない事は確からしい。裸足で廊下を走る、足が地面を走る
際に足の裏が冷たいし皮膚が少し痛い。そんな事を考えているとやがて凄く大きな扉のある部屋へと着いた。白衣の女性が、私を掴んでいた手を離して扉についているキーボードを操作する。
「この子もコアも渡さない……渡すわけには行かないのよッ」
必死な様子でそう呟きながらキーボードを打ち込む白衣の女性、コア?ってなんだ?それに渡すわけにはいかないってどういう事だ?白衣を着た人が首から提げているカードをキーボードの横にスライドさせる。するとアラームがなりゆっくりと扉が開いた、扉の先は電気が点いていないのか真っ暗で入るのに少し勇気が入りそうだ。
ふと、さっき通ってきた通路からいくつもの足音が聞こえて来た。走っているのか足音がここまてを響いているので、結構や人数だろう。
「もう追手が………何してるのノヴァ!早く中に入って!!」
そう言いながら白衣の女性が私の手を掴んで真っ暗な部屋に入り、すぐに入り口の扉を閉めた。さっきからあの人が呼んでいたノヴァという単語、まさか私の事なのか?
扉が閉まる瞬間、沢山の銃声とカキン!という金属同士がぶつかる音がした。
「少し待ってて!」
女性の声と共に腕を掴まれていた感触が消えた。さっきから、一体なんなんだこの状況は?全くついていけないし分からない。困惑する私を他所にバンッという音と共にいきなり部屋に電気がつきあまりの眩しさに両手で目を塞ぐ。
「うぅ……」
少ししてゆっくりと腕をどけると、そこには見覚えのある白い巨大な人型のロボットがあった。その白いロボットには見覚えがあった、通常の
「ノヴァ!早く来て!」
コアガンダムⅡから聞こえてきた声に、そちらを見るとコアガンダムⅡの胸部の中央がまるで本物のガンダムのハッチのように開いており、白衣を着た女性が近くに置かれているリュックサックに何かを詰めていた。
今更だが、あの人の呼ぶノヴァって私の事なのだろうか?
恐る恐る女性の下へと向かうと、女の人は先ほど何かを詰めていた鞄を私へと渡してきた。体が小さいからか、バックは肩に掛けないと長時間持つのはつらそうだ。
「これを持ってコアに入るのよ、起動はいつものようにすれば良いから!急いで!!」
頷いて、少しだけワクワクしている自分の思考に驚きながらがらコアガンダムⅡの中に入る。ガンダムのコックピットに入るのは男の夢だ、ワクワクしてしまうのは仕方ないと思う。コックピットに入ってシート座りつつ、両足の間にあるスペースにリュックサックを挟む。コックピットは今の私、というよりノヴァと呼ばれるこの体にぴったりで足元のペダルや機体を操作するらしきレバーも手の届きやすい場所にあった。
まるでこの体、ノヴァが操作するように作られたようなコックピットに少しの違和感と同時に妙に懐かしさを感じた。それに何故かどのボタンを押せばガンダムが起動するのか、ガンダムがどう動くのかも分かった。
勘のような物に従って複数のボタンを順番に押すと目の前の計測器?や液晶のモニターに光がついた。今気付いたが、コアガンダムなのにコックピットの作りが前に見たフリーダムガンダムのコックピットに似ている様な気がする。マルチロックに使ってた丸いやつあるし……それにしても、今の私の現状はいわゆる転生ってやつなのか?
どっちかって言うと憑依か、そもそも私は家で寝てたから死んでないはずなんだが……。私はノヴァと呼ばれているこの体に憑依しているのだろう、そんなネットの二次創作で読むような話なんてあり得るわけがない、でも目の前で起こっているのは呼んでいたネット小説のような状況そのものだ。
コックピットの中で私がコアガンダムⅡを起動したのを見た白衣を着た女の人は覚悟を決めた様な様子でコックピットに入って来ると、私の頭にそっと手を乗せて何処かぎこちない動きで私の頭を撫でながら微笑む。
何故だろう、私はこの人を知らない筈なのに何故か凄く悲しくて切なく感じる。
「逃げなさい、この機体なら……コアならこの状況からでも逃れる事が出来るわ。絶対に
目の前の白衣の女の人が、まるで親が小さい子どもに言い聞かせるような優しくも心配そうな声色でそう言った。
「貴女をそんな体にしてしまった研究員の一人である私だけど、あなたのことを本当の娘のように思っていたわ」
「待って……」
「さようなら、ノヴァ。どうか、元気で」
私の頭から手を離した白衣を着た女の人がコックピットの外へと出ていく。手を伸ばすけど、小さな手は届かなくて私の手は空をきった。コックピットハッチが閉まりコアガンダムⅡのメインカメラの映像が表示される。
私は伸ばした手をゆっくり下ろした。
本当になんなんだよこれ。
さっきまで、昨日まで平和な日常を謳歌していたはずなのに気が付いたら子供になってて、いきなりコアガンダムⅡを託される?それにさっきの女の人の発言からこの世界はガンダムSEED、もしくは後のシリーズだ。だとしたらなんでガンダムSEEDの世界にコアガンダムⅡなんて代物がある?
そもそも私は、一体誰に憑依したんだ?あの人の発言通りだと女の子に憑依した?事は間違いないんだけど。
俯き思考していた時だった、一発の銃声が聞こえて急いで私は顔を上げる。そこには銃で武装した沢山の人と、地面の赤い液体に倒れ付したさっきの女の人がいた。
「え……」
頭が目の前の光景を処理することを、拒む。
さっきまで、一緒にいて……あんなに優しい顔をした人だったのに。
普通ならほんの僅かな時間しか接していない筈なのに、何故かずっと一緒にいた大切な人を失った時と同じような悲しみと、憎しみに襲われている。
私は、レバーにあったボタンのトリガーに指を添えていた。体が覚えているのだ、この引き金を引けば、あの人を殺したアイツらを殺せるのだと。
躊躇った、私は人を殺すような覚悟は持っていない。躊躇った、筈だったのに私はトリガーを引いており、コアガンダムⅡの頭部に備わっているバルカンが放たれて銃で武装した人達撃ち殺していた。
「……え?」
わからない、わからない、わからない。
私は人を?躊躇ってトリガーを引く指を止めたはずなのに、何で私はトリガーを引いた?
それに、人を殺したのになんでこんなに普通でいられるんだ?考えられるんだ?何故撃ち殺したのに罪悪感をあまり感じない───。
いや、とにかく今はこの場から逃げないと。
勘に従いレバーを引きながら足元のペダルを踏む。ゆっくりとコアガンダムⅡが宙へと浮かぶ中、メインカメラをコアガンダムⅡの頭上に向ける。すると真っ直ぐ上へと飛んだ先にガンダムSEEDのフリーダムが格納庫から出撃したときに見た防壁のような物が閉まっているのが見えた。構わずペダルを踏んで上昇しながら持っていたコアスプレーガンで閉じている防壁を数回撃つ。すると、コアスプレーガンのビームの熱により防壁が融解して穴が開き、夜空と星が見えた。
「外に出たはいいけど」
出てきた場所を振り返って確認するが、そこには建造物が見えない無人島らしき島があった。どうやら、この無人島の地下に基地?があったみたい。
ゆっくりと降下して浜辺に機体を着地させる、取り敢えず逃げろと言われたがこの島からも逃げた方が良いのだろうがその前に状況を整理しないといけない。しないとどうにかなりそうだ。
まず、私はどうやらガンダムSEEDの世界の何者かに憑依した。それもあのような男達から狙われるようなヤバめな感じのする研究所出身のね、そしてその研究所らしき地下にはガンダムSEEDの世界では存在しないはずであり、ガンプラでありガンダムではないはずのコアガンダムⅡに乗って施設から脱出?した。
何故コアガンダムⅡがある?コアガンダムがあるならアーマーも開発されていたのか?そもそもさっきからある勘はなんだ?勘と言うよりは体が覚えている、の方が正しい気がするけど。恐らく転生特典とかではなくこの体が、この機体の操作方法を覚えていたのだろうか。
だとしたらこの体はコアガンダムⅡに何度も乗っていた存在ということになる、小さな子どもであるのにも関わらずだ。つまりこの体はコーディネーターもしくは、シャニやオルガ達のような体を弄られた存在なのだろう。
それに今の私の声からして、恐らくは女の子になっているのは間違いなさそうだ。というか、鏡か何か無いか?いい加減どんな奴に憑依したのか確認したい。
……そう言えばあの女の人に渡された鞄、と言うかリュックサックには何が入っているのだろうか?今のところ、周囲に敵影らしき存在は確認できていない。恐らくあの男達だけだったのだろう、研究所とコアガンダムⅡの破壊?が目的にしては少なすぎる気もするが。
取り敢えずリュックサックを開けて中身を確認する。リュックの中には紙が挟まれているファイルらしき物が2つ、そして錠剤のようなものが入っているケースだ。かなりの量だけど、なんなのか分からない。
取り敢えず片方のファイルを取り出してみる。ファイルの表紙には【PPCXーX7Ⅱ CoreーNext】という文字のみが描かれていた、ファイルを開いて挟まれている書類を確認する。
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型式番号:PPCXーX7Ⅱ
機体名:CoreーNext
武装:コアスプレーガン、コアサーベル、バルカン
本機は単独での大気圏突破、突入が可能。GAT-X105 ストライクのように各武装への換装により様々な作戦、地形での戦闘行動への対応を可能とする。単機での長期に渡る作戦行動を可能とするため動力には核分裂炉を採用、そしてニュートロンジャマーキャンセラーを搭載されている。
また、機体の形状や換装システムから通常のモビルスーツより小さく作られたコックピットは常人では操縦はおろか搭乗不可能。そのため、本機の操縦には子どもかそれに近い身長を持つ人物をパイロットとしなければならない。
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終わってるよ、この機体。フリーダムとかと同じ核分裂炉とニュートロンジャマーキャンセラー積んでるってことは何処に行っても絶対に捕まる。ガンダムSEEDDESTINYでも核の使用や所持は本当に不味いことが描かれてたし。
更にページを捲ってみる、どうやら残りのページ全てはコアガンダムに関するアーマーや武装についての資料のようだ。資料があるってことはアーマーがあるのか?コアガンダムはアーマーがあってこそだが、一体何処に?そんな疑問を一度飲み込みファイルを閉じて入っていたもう片方のファイルを出す、表紙には【ノヴァ】と書かれており恐らくこの体についての情報だろう、そう思いながらファイルを開いた。書類の端にはどうやら私らしい白い髪をそのままにしたストレートヘアの少女の顔写真が載っていた。
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【名前】ノヴァ
【性別】♀
【年齢】11
【詳細】
開発されたMS『Core』及び『Planets System』を扱うためGに耐える体、モビルスーツの操作性、空間認識能力に特化した状態へと手術を施されている。また、MS『Core』を奪取または施設の外への逃亡した対策として心臓部付近に小型の爆弾が埋め込まれている。
【採用経歴】
C.E.71年6月15日の大西洋連邦がオーブに侵した事で発生した戦闘後の野戦病院にてモビルスーツ同士の戦闘に巻き込まれ重症を負い身元不明となっていたコーディネーターの少女。
ショックからか記憶喪失となっており保護者や引き取り手が分からずにいた所を引き取りクローン技術によって欠損した部位や治療、手術を施され大きなGに耐え、モビルスーツの操作性や空間認識能力に特化した状態にした。
また、MS『Core』及び『Planets System』を扱う為、手術及び薬の投与による成長しない体を実現している。
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「本当に終わってる………機体も、この体も」
11歳って、子ども過ぎるだろ………ん?
改めてこの体が引き取られる事となった原因を読み直して自分の顔写真を見直し、嫌な想像が脳を過った。それは二次創作や妄想で、誰もが……いや一部の人達が想像するものだ。
「流石に、それは………」
ありえないなんて事ありえない、そんな言葉がある。
この世界じゃ一般人が絶対に死ぬであろうシチュエーションでも奇跡的に助かっていたり生きていたりするキャラクターがいる。エンディミオンの鷹しかり、砂漠の虎しかり、主人公しかり。
そう思いながらファイルを閉じようとした時、ファイルから一枚の紙がヒラリと落ちた。それを拾う、さわった感じからそれが写真だと分かった。写真をめくり写っているものを見た私は、静かに呟いた。
「本当に、厄ネタじゃないか…………」
そこには、恐らく野戦病院らしき場所のベッドで虚空を見つめる黒い髪の少女。
ガンダムSEEDDESTINYの主人公(?)キャラであるシン・アスカの妹であり、本来ならば死んだはずのマユ・アスカがそこに写っていた。
ご愛読ありがとうございました。
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が多ければ続きます
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