お待たせしました、劇場版ガンダムSEEDFREEDOMが公開、エクバへのライジングフリーダム参戦との事で、初投稿です。
まだ私は見に行けてませんが、早く見に行きたいですね。
そろそろ戦闘空域に到達するというアークエンジェルブリッジからの連絡を確認して、即座に機体の電源を入れるボタンを押す。
ボタンの入力を確認し、目の前の円形の計器が発光して現在地を映し出しメインカメラがアークエンジェル格納庫で出撃準備としてカタパルトへと運ばれているフリーダムガンダムとオオトリ装備のストライクルージュを映し出す。
Coreのメインシステムを立ち上げ、アークエンジェルの格納庫に収容されているジュピターアーマーへとサブフライトシステムをリンク。
目の前の左端に存在する縦長のモニターが光り、ジュピターアーマーを真上から見た時のような状態の図とその横にはCoreを正面から見た姿が映し出されている。
「サブフライトシステム起動、Coreとジュピターアーマーをリンク。リンク状態を確認、ジュピターアーマーの遠隔操作及び各武装の状況に不備なし、オールグリーン」
機体の起動をついて話し確認する。ジュピターアーマーとCoreのリンクを確認しつつ、通信モニターに表示された文字を確認する。
【ミッション:一定時間コアの状態で戦闘せよ】
【タイム00:05:00】
このミッションを達成するのであれば確実にサブフライトシステムとして、そしてサポートメカとしてジュピターアーマーを操縦する技術が必要だろう。
シュミレーションで動きを確認したがCoreだけで戦うのであれば今まで動かしてきた経験を生かせば大きな損傷をすることはないだろう。
問題はこのミッションを乗り越えた後、Coreからジュピターヴガンダムへの換装を行うのが酷く難しい問題として考えられる。
戦闘中に換装するのは非常にリスクが大きい、動けないタイミングを狙われたらただの的になるしかない。
歴代のガンダム主人公達、それこそこの体の兄であるシン・アスカとインパルス。V2ガンダム、ヴィクトリーガンダムとウッソ・エヴィン。ガンダムAGE1とフリット・アスノ等、様々なガンダムとパイロットが戦闘中に武装などの換装を行ってきた。
だが、私が今目の前で見ているのは現実。
そんなアニメやゲーム主人公達のように換装を邪魔されない保証なんてない、狙われる可能性は高いだろう。
換装して即座に戦闘に入るのも難しい、Coreの戦い方からいきなりジュピターヴガンダムとしての戦闘に切り替えるのは難しい。
換装事態が成功しても、換装したことにより生じるCoreの機体としての大きさが通常のモビルスーツと同じに変化する。そのため、腕や足のリーチの変化を覚えなければならない。
更にはコアチェンジにより増えた武装を即座に使いこなせるほどの知識と経験も必要だ。
私が動かすのはある程度戦闘での動きが決まっているガンダムエクストリームバーサスではない、全ては自分の操縦技術が物を言う。
更に消えばCoreがアーマーとドッキングするコアチェンジはこの体が経験していない可能性だって存在する。
私が目覚めた場所にはアーマーらしき物はなかったしあったとしても破壊されている可能性だってある。
『聞こえる、ノヴァ?』
通信モニターから聞こえてきた優しい声に即座にモニターのカメラの表示を行う、すると何度もアニメやガンダムゲーム作品の画面で見てきたパイロットスーツにヘルメットを身に付けたキラ・ヤマトが映っている。
「はい、聞こえます」
『まず、僕が先に出て様子を見てくるからカガリが出た後に出撃して欲しいんだ』
「了解しました、出撃は三番目ですね。覚えました」
『ありがとう』
その言葉と共にモニターの表示が消える、そしてそれと同時にメインカメラに映るフリーダムガンダムが移動しカタパルトに両足が固定される。
『キラ・ヤマト、フリーダム。行きます!』
その声と同時にフリーダムが外へと出撃するのを確認して、操縦桿から手を離して宙を眺める。
この後、オーブと連合の部隊にタンホイザーを放とうとしたミネルバをフリーダムが阻止する。
そしてカガリ様がオーブの人々に武装を解除、戦闘を停止させようとするがあの軟弱変態男の言葉で否定され更なる争いへと発展する。
そしてフリーダムに注意が向いていたハイネはガイアガンダムの変形攻撃グリフォンブレイドで機体の上下を真っ二つにされ死んでしまう。
今回の戦いで私が達成しなければならないのは、ハイネさんを生存させること。
この体なら、できるはず。
そんな事を考えていると爆発音が聞こえ始めた、そろそろキラさんがミネルバのタンホイザーを破壊する頃だろう。
見ればメインカメラに映っていたストライクルージュがカタパルトへと移動していると、右上にある通信モニターにマリューさんの姿が映る。
『ごめんなさいね……あなたのパイロットスーツ用意できなくて』
「問題ありません、私はこのCore専用に調整されていますからパイロットスーツが無くても操縦は可能です」
『そう……せめて、今回の戦いでの報酬には色をつけておくわ。だから絶対に戻ってきてね』
申し訳なさそうにそう話すマリューさんに頷いて返す、これで考えていた報酬である服や靴に追加で薬の増産やもしもの時に使えそうなナイフと拳銃を貰えそうだ。
それに、アークエンジェルに元から子供用のパイロットスーツが常備されていたらそれはそれで可笑しいだろう。
そんな事を考えているとストライクルージュがカタパルトから射出される、続いてモニターにアークエンジェルブリッジにいるラクスさんが映る。
『ノヴァ、準備はよろしいですか?』
「はい、問題ありません。Core及びジュピターの射出をお願いします」
『分かりましたわ、CoreーNextを発進位置へ』
ラクスさんの声と共にCoreがジュピターアーマーと共にカタパルトへと運ばれ、両足がカタパルトへと固定される。
『CoreーNext、カタパルトに接続完了。先にサブフライトシステムの方を出撃させますわね』
ラクスさんの声と共に私より先にカタパルトへと運ばれていたジュピターアーマーが発進する、遠隔操作で出撃したジュピターアーマーをそのまま上向きにループさせ、アークエンジェルの下を通過させるよう入力する。
それと平行してCoreがカタパルトに固定された事をメインカメラで確認して機体を前傾姿勢に調整する。
私にとっての、初めて艦からの出撃だ、少しだけ興奮する私がいることにちょっぴり驚くけど、ガンダムファンとしては当たり前の感情だと思う。
大好きな作品の一番好きな艦から、ガンダムに乗って出撃できるのだから。
『進路クリア、ノヴァ……どうかお気を付けて』
ラクスさんに頷いて返し私は改めて気を引き締め直す、両手に握っている操縦桿を握り直して深呼吸して口を開いた。
「ノヴァ・アスティルム。Core-Next、ジュピターアーマーで行きます……グッ」
カタパルトから勢いよく外へと射出をされる、感じるGが強く感じるのはやはりパイロットスーツを着ていないからだろうか?シートベルトのしている場所が若干痛むのを耐える。
射出されたCoreの足元へと遠隔操作でアークエンジェルの下を飛行させていたジュピターアーマーが計算通り向かってくるので、即座にCoreをジュピターアーマーへと着地させる。
これで海に落ちることはないだよう、即座に右上のモニターを調整してカガリ様の声が聞けるようマイクを設定する。
『私はオーブ連合首長国代表、カガリ・ユラ・アスハ!オーブ軍、即座に戦闘を停止せよ!軍を引けッ!』
平行して、可能な限り私の姿が彼らと一緒に映らないようアークエンジェルの横を飛行する。カガリ様を結婚式場から誘拐したことになっているフリーダムに力を貸していた私が発見されたら不味いだろう。
カガリ様の声に戸惑いからか、原作の通り戦場の動きが止まる。
でも、私は知ってしまっている。
この演説は意味がないことを、あの軟弱な男のせいでオーブ軍との戦闘になり多くの犠牲が出てしまうことを。
……やっぱり、あの場であの男を殺しておくべきだったか。
『訳あって国元を離れているがこのウズミ・ナラ・アスハの娘、カガリ・ユラ・アスハがオーブ連合首長国代表首長にあることに変わりはないッ!』
顔を降って邪念を消して、カガリ様の演説の間にメインカメラを使いズームを行使して戦場の中にいるであろうハイネの乗るグフ、オレンジ色にカラーリングされたグフであるグフイグナイテッドハイネ専用機を探す。
『オーブ軍はその理念に削ぐわぬ!この戦闘を直ちに停止し軍を引けッ!!』
この場所にあるモビルスーツ、主にムラマサやストライクダガーLやウィンダム、アストレイの中であの明るいカラーリングはかなり浮いている筈だ。
落ち着け、まだ時間はある。
あの
そう思っていたその時だった、オーブ軍の艦から大量のミサイルが発射され此方へと向かってくる。
即座にストライクルージュを守るようにフリーダムが前へと出る。
フリーダムはその翼にもつ自由の剣を解放する。
向かってくるミサイルへとバックパック収納されたバラエーナ・プラズマ収束ビーム砲とクスィフィアス・レール砲が展開され、持っていた手にはルプスビームライフル、そして頭部とボディコックピット付近にバルカン、ピクウス76mm近接防御機関砲が一斉に掃射される。
ゲームではハイマットフルバーストと名付けられるそれによってミサイルが次々と誘爆していく。
ここからは戦闘しつつの捜索になる、そう思いつつジュピターアーマーをカガリ様の乗るストライクルージュやキラさんの乗るフリーダムより前へと飛行させる。
カガリ様はキラさんが守ってくれるだろう、そう思いながら通信をフリーダムとストライクルージュへと飛ばす。
「戦闘開始と判断、先行します」
『カガリ、もう駄目だ……もう、どうしようもないみたい』
『キラ……』
『後は出来るだけやってみるよ、ノヴァは不味かったらすぐに言ってね』
「分かりました、カガリ様その……オーブ軍はなるべく、武装を破壊するよう頑張ります」
『クッ………ノヴァ、すまない……私は』
何度も呼び掛けても繰り返される攻撃にカガリ様の声色は何処か覇気がなく、聞いてすぐに精神的に不調であると感じられた。
すぐにでもアークエンジェルに戻った方がいい、このまま戦場にいたら余計にカガリ様は無力感を覚えることになる。
オーブ軍と地球軍達はミネルバに向けての攻撃を再開する筈だ、早めに武装やバックパックを破壊して撤退させるようにしないと。
ここからはステラ達三人のガンダムが出てくる、早めに見付けないと。
ミネルバへと向かっていると、ミネルバのカタパルトから三機のモビルスーツが出撃するのが見えた。見えたのは白、赤のザクとオレンジ色のグフだった。
「見つけた……ッ!」
即座に接近警報が鳴り響く、ミネルバへと向かうミサイルがいくつか見える。外したらミネルバがやられる、即座にコアスプレーガンやジュピターアーマーのマニファービットからの射撃でミサイルの誘爆を狙い照準を合わせて操縦桿のトリガーを引く。
放たれた射撃によりミサイルが爆発したのを確認して息を吐きつつ即座にミネルバからの射撃から逃れるためにジュピターアーマーを旋回させ飛行させる。
そしてミネルバに向かってくるオーブのアストレイが見えた、武装は見る限りビームサーベルとライフルだけ。
「ならッ!」
Coreをジュピターアーマーから飛び上がらせつつコアスプレーガンの照準をM1アストレイの持つビームライフルのバレル……銃口へと向けて機体の落下速度とアストレイの移動する速度を考えて引き金を引く。
スプレーガンから放たれたビームは即座にアストレイのライフルを破損させた、ビームライフルの誘爆を恐れてかアストレイは即座にビームライフルを捨てた。
「ここ……!」
即座にCoreのバックパックのバーニアを全開にしてアストレイへと突っ込みつつバックパックのコアサーベルを引き抜きアストレイのバックパック……大気圏での飛行用に巨大ローターのついたシュライクと名付けられたそれの巨大ローターへと突き刺す。即座に一度バーニアを使いジャンプして近くに来るよう操作したジュピターアーマーに飛び乗る。
落ち着く間もなく接近警報とメインカメラに映る此方へと武装を向けるモビルスーツ達に即座にジュピターアーマーを操作して放たれたビーム兵器による射撃を避ける。避けられない射撃は機体を反らして避ける。
せめて、コアスプレーガン以外に盾も着いていてくれたらシールドで防ぐ選択もあったんだけど。
そんな事を考えていると、ミネルバを守ろうと向かってくるムラサメ達モビルスーツを撃破しようとシン・アスカの乗るインパルスの近く、正確にはその真下の海に影が出来ているのが見えた。
このままじゃ、
「ッさせない!」
即座にジュピターから飛び出しライフルをCoreの腰に収納させ高速でインパルスへと向かう、この戦いで水中に潜って戦闘するモビルスーツは一機、アウルの乗るアビスガンダムしかいない。
なら、あの影は恐らくインパルスを狙って潜伏しているアビスガンダム。
原作ではアビスガンダムは水中から浮上して射撃攻撃をしていた、でも明らかに回りのウィンダムやアストレイへとビームライフルを向けているインパルスガンダムは恐らくは真下のアビスガンダムに気付いていない。
この状態でシン・アスカが死ぬのは不味い、バーニアを再び全開にしてインパルスへと向かう。突如警報音と共にメインカメラが捉えたのは此方へとビーム兵器を放つ白いザクと赤いザク、レイ・ザ・バレルの乗るブレイズザクファントムとルナマリア・ホークの乗るガナーザクウォーリアだ。
即座に足元のペダルを踏み込んで機体をバレルロールさせてビーム兵器の射撃を避ける。恐らくはレイとルナマリアがシンの事を助けようと私に攻撃したのだろう。
誤射マリアとか言われてるのに、何でこんな時に!体にかかるGの苦しさを耐えつつそんな愚痴を溢す。
全速力でインパルスの元へ向かう、恐らくは先程の二人からの通信が入ったのか、インパルスが即座に振り向く。ビームライフルの射撃を考え、即座に機体を反らす。インパルスのライフルが先程までCoreの肩があった所を通りすぎる、冷や汗を感じつつ勢いよくCoreでインパルスを突き飛ばす。
即座に真下のアビスガンダムの胸部内蔵の大出力ビーム、カリドゥス複相ビーム砲と両肩シールド裏面に内蔵された左右計6門のビーム砲を一斉発射する。
即座に足元のペダルを踏み込んで横回転しながら機体を射撃攻撃から外れる。
「!?ゲホッ!ゲホッ」
何度も機体の急旋回や急停止、バーニアを全開にした移動をしたことにより体に負荷がかかったのか、苦しくなり咳き込む。
いかにこの機体専用に調整された肉体だとしても、肉体に負荷をかけ続けるのは苦しい。思わず操縦桿から手が離れて口と胸元を押さえる、バーニアを押し込んでいた足が外れてCoreのバーニアが止まる。
操縦者の手と足が外れたCoreが落下する。
もしこのまま落下したら、水中でアビスガンダムに即座に狙われるのは確定だ。
なんとかCoreを操作するため片手で操縦桿を握る、その時だった。
メインカメラにまるでCoreを迎えに来るようにCoreの落下する先にジュピターアーマーが飛んでくるのが見えた。なんとか片手でCoreを操作してジュピターアーマーに着地させる。
『ノヴァ、大丈夫!?』
「だい、じょうぶです……はぁ、はぁ」
Coreの機体の動きに私の体調変化を心配したのか右上の通信モニターにキラさんの姿が映る。咳が落ち着いてきたのもあり胸を押さえていた手を操縦桿に置く。
『無理しちゃ駄目だ!もし体調が悪いのならすぐにでもアークエンジェルに──』
ふと、キラ・ヤマトさんの映るモニターの近くにあるモニターにとある文章が表示されているのが見えた。
【ミッション:一定時間コアの状態で戦闘せよ】
【タイム00:00:00】
【ミッションクリア:報酬を受け取ってください】
操縦桿を握る手に自然と力が籠る、これならもうCoreで戦闘を続ける必要はない。
「キラさん、
『ノヴァ、何を──』
「頼み、ました!」
此方へと周りの敵へと射撃しながら近付いてくるフリーダムの上へとジュピターアーマーを急上昇させる、見れば私へと向けたビームライフルの射撃をフリーダムガンダムがラケルタビームサーベルを使って切り払う。
そのお陰で私へのムラサメやアストレイのビームライフルへでの射撃攻撃はこなかった。お陰で私は遠慮なくこの
機体についての資料を見たとき、この機体のシステムを使う条件を見て少し恥ずかしくなったのだが、考えてみれば誰にも
私はCoreを操作してジュピターアーマーから離れてCoreのバーニアを吹かして機体を更に上へと上昇させながら私は口を開いた。
「プラネッツシステム始動、コアチェンジ。
ジュピター、ドッキング…スタート!」
メインカメラの映像にPLANETS SYSTEMと表示され縦長のモニターに表示さているジュピターアーマーが分解され、それと同時にCoreの後ろを追従するように飛行していたジュピターアーマーの装甲がパージされた。
空中へとパージされた装甲達は飛行するCoreへと引き寄せられるようにそれぞれの定められた場所へと向かってくる。
Coreの足首が変形し固定され、足首から照射された誘導線に従い太股から下の装甲が装着される。
次々と磁石に引き寄せられるように体部を覆うパーツがCoreへと装着されていく。
横からスライドするように白い強化パーツが肩に装備され、次にマニファービットの装備された手首を覆うパーツが装着され持っていたコアスプレーガンには強化パーツが合体しビームガトリングガンへと変化する。
バックパックへは追加推進器であるマルチコンテナビットが接続され、そして最後の仕上げとばかりに頭部にアンテナが追加され、それと同時にモニターに表示されるCoreの姿も現在の合体した姿へと変化し通常のモビルスーツと同じ大きさへと変化した。
「各部パーツの稼働、マルチコンテナビット及びマニファービット、各部パーツの装着による動作に遅れ無し。ビームガトリングガンの動作良し、オールグリーン」
ジュピターヴガンダム、ジュピターアーマーとコアガンダムがドッキングした白いボディーカラーと背中の大型ブースターが特徴的な宇宙戦仕様の機体であり、原作ではトランザムインフィニティを使いスペックが上昇しているガンダムダブルオースカイメビウスに渡り合う程の機動力を誇る。
「キラさん、此方問題ありません。ノヴァ・アスティルム、戦闘続行します」
今回の戦いで私のしなければならない事、それはハイネさんを戦死させず生存させること。
行こうCore、私たちのミッションここからが本番だ。
私はマルチコンテナビットのバーニアを吹かし、これからの行動で先程より体にかかるGが強くなり、体に負荷をかけることを覚悟しつつ足元のペダルを踏み込んだ。
先程とは逆に下へと急降下しながらビームガトリングガンを手に戦場のアストレイやウィンダム、ムラサメの腕や足、バックパックを破壊しながら戦場を駆け抜ける。
背中のマルチコンテナビットを使った先程よりも速いバレルロール、急停止からの側転しながらマニファービットを放ち、遠隔操作でムラサメやウィンダム、アストレイの武装の射撃して破壊する。コアスプレーガンより遥かに射程が長く、ガトリングでのビーム掃射による殲滅速度が上昇する。
体にかかるGを耐えながらの高速戦闘は苦しい、命は勿論大事だけど、この機体が破損した時の方が不味い。
この機体は替えのパーツが存在しない、もし腕や足が破壊されたら今後はその状態で戦闘を続行する事になる、それだけは流石に避けたい。
今後の戦いで、ステラやトダカさんを助けるためには機体が五体満足の状態を維持しないといけない。
メインカメラで戦場を拡大して表示すると島の岸で対峙する変形したガイアガンダムとオレンジ色のグフイグナイテッドの姿が見え、近くにはカオスガンダムとの銃撃戦を繰り広げるアスランの乗るセイバーガンダムの姿が見える、そろそろハイネが危ない。
そう考えていた時だった、連合軍とオーブ軍の艦隊から大量のミサイルがミネルバに向けて発射されるのが見えた。
ミネルバの付近には恐らくはフリーダムにビームライフルを持つ手を斬られ飛行するインパルスガンダムがいるが、流石にこの数はレイとルナマリアの乗るガナーザクウォーリアとブレイズザクファントムでは撃ち落とすのは難しい。
キラさんとフリーダムはアビスやウィンダム、ムラサメ達に囲まれているのでハイマットフルバーストは使えない。
「私がやるしかッ!」
ビームガトリングガンの狙いをミネルバに向かうミサイルへと照準を定める、ミネルバからの射撃をバレルロールで避けながら引き金を引く。ビームガトリングガンから放たれたビーム達がミサイルにかすり、誘爆させる。これで、少しはミネルバのダメージを減らせたかな?
見ればさっきと同じようにミサイルから守ったことに困惑しているのかミネルバに乗っているブレイズザクファントムとガナーザクウォーリアの動きが少し止まったのが見えた。
ミサイルを落としたのを確認して即座にバックパックのマルチコンテナビットのバーニアを全開にして、先程発見したオレンジ色のグフイグナイテッドの元へと向かう。
メインカメラに映るのはフリーダムによって武装が装着された片腕が斬られ滞空するオレンジ色のグフイグナイテッドとフリーダムガンダム、そして海水で所々が濡れている変形した状態のガイアガンダム。
見ればガイアガンダムが背面の姿勢制御ウイング前面に備えられたグリフォン2ビームブレイドが展開しようとするのが見えた。
足元のペダルを全力で踏み込む、再び先程と同じようにガイアガンダムに対して真横からぶつかれるようジュピターヴガンダムへと放たれる攻撃を避けつつ、向かう。
そして、ガイアガンダムが飛び上がりフリーダムガンダムへと向かいその間へと入り込んだグフイグナイテッドに動じること無く向かっていく。
すると何故かグフイグナイテッドが振り返る、恐らくは近くにいたセイバーガンダムに乗るアスランからの通信が入ったのだろう。
「させ、ないッ!」
迫り来るガイアガンダムへと私は高速で向かいながら体勢を替え、下から上へと掬い上げるように脚部をガイアガンダムへと向けて突撃し蹴り付けることでガイアガンダムの軌道をフリーダムやグフイグナイテッドからずらす。
問題はこの後、原作だと怒ったステラさんは何度もフリーダムガンダムを狙っていた。ステラさんには申し訳ないけど、これは戦争だからこの手を使って戦闘不能にするしかない。
即座に吹き飛ばしたガイアガンダムにジュピターヴガンダムを近付かせて通信モニターを操作してオープンチャットにしたことを確認して、口を開いた。
「
ステラさん達エクステンデッドは暴走した際にそれを制御する為「ブロックワード」と呼ばれる特殊な暗示が施されいる。
それを聞かせることで行動を抑制させる措置も施されているから、これでステラさんの行動を制限できるはず。アニメでは彼女がブロックワードを聞いて酷く狼狽し過呼吸になっているのを知っている、ステラさんには申し訳ないと思う。
でもこの戦いは戦争で、私にとっての現実だから……使える手は使わせてもらうよ。
ガイアガンダムの動きが止まった、恐らくは操縦が出来ないほどに混乱しているのだと考えたい。
ガイアガンダムを警戒していると、ハイネさんが乗っているのであろうグフイグナイテッドとアスランの乗るセイバーガンダムがミネルバの元へと飛んでいくのが見えた。
『ノヴァ、そろそろ戻ろう』
「了解です」
キラさんの通信を聞き、この戦いは一先ず終わったことに安堵の息を吐いてフリーダムガンダムに続くように飛行しアークエンジェルへと向かい飛行した。
初めてのモビルスーツでの戦場を何とか生き残れたこと、そしてハイネさんの死亡を防ぐことが出来たことに僅かな達成感を感じつつ私はアークエンジェルへ向かうのだった。
ご愛読ありがとうございます
感想、お気に入り登録、高評価
お待ちしています
余談ですが、エクバでHaruhaの遊び部屋という名前でトライバーニング使いがいたら私です。
主人公ちゃんに会いそうなアーマー?
-
アース
-
マーズ
-
マーキュリー
-
ネプチューン
-
ウラヌス
-
ヴィーナス
-
サターン
-
アニマリゼ