雨のちウエディング   作:夢枕悪

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やなぎんとみゃーさんの新スタイルが発表されました。
次の新SSスタイルは
『魔法の国の撲殺天使』マリア・デ・アンジェリス
『魔法の国の暴走天使』黒沢真希
だそうです(Usodesu)




『day7』

「はあ~、さっぱりした」

「お風呂上がりの飲み物を、買ってきます!」

「おい、タマぁ!」

「は、はいぃぃぃ!」

「うちは、コーヒー牛乳頼むわ」

「いや、だからフツーに頼めよ。毎回、毎回、國見ビビらせんな」

「あたしも一緒に行くわ」

「朝倉さん、ミルクティーお願いしてもいいかしら?」

「月歌さん、先程のお話し、姉に伝えておきますね」

「…った」

「何か言ったか、月歌?」

「ちょっと待ったーー!」

「!?どうしたんだよ、いきなり大声だして」

「いや、ほら、前回の続きなんだからさ、読者サービス的なシーンがあるじゃん!しゅわしゅわ♪しゃわしゃわ♪的な!まるまるカットとか、あんまりじゃん!おーぼーだぁ!あたしの楽しみ返せー!」

「何のこと言ってるか分かんねえが、そんなに風呂が好きなら、もう一回入ってこいよ」

「ねえ、めぐみん。時間戻すサイキックとかないの?」

「そんなもんあるか!マンガやドラマやないねん、あるわけないやろ!」

「小説なら、いいの?」

「いいわけあるか!」

「…何回目のやり取りだよ、これ」

 

…仕方がないので、少し時間を巻き戻します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しゅわしゅわ

しゃわしゃわ

ぬくぬく

しゃわしゃわ

 

「改めて見ると、大島って、ほんとスタイル良いよな」

 

身体を洗いながら、和泉が言う。

胸も、腕も、脚も、太過ぎず、細過ぎず、均整がとれている。

胸から腰のラインは、いやらしさを感じさせない美しいカーブを描いている。

 

「あたしなんて、訓練続きで、腕とか太くなったからなあ」

「二以奈さん、肌もキレイだよね」

「どんな手入れしてるのかしら?凄く知りたいわ」

 

きめ細かく、透き通るような白い肌。

 

「髪も、めっちゃキレイです!」

「ほんま、どうやったらそうなんねん」

 

濡れた髪からの雫が、宝石のように輝いて落ちる。

彼女に関わった事象、全てが美しく見える。

 

「そんなことありません。皆さんも、とっても素敵ですよ」

 

二以奈は、にこりと笑う。

嫌味も、蔑みもない、純粋な感情だけが伝わる。

声や口調、感情にも彼女の美しさが、滲み出る。

美に愛された者とは、彼女のことを言うのだろう。

 

「ニーナ、PV出てみない?」

 

唐突に月歌が、声を掛ける。

他のメンバーが、その美しさに目を向ける美の寵児に、まるでただの同級生に声を掛けるように。

月歌は、気にしない。

トップモデルだろうと、天才ハッカーだろうと、救世主と呼ばれたサイキッカーだろうと、凄腕諜報員だろうと、連続殺人鬼美少女だろうと、デザイナーズベビーの元艦長だろうと。

セラフ部隊も、司令官達も、ドームの人々も、等しく、自分の手の届く範囲で守りたいと思った。

いや、思っている。

それが、言葉にも、行動にも現れる。

月歌が、『茅森月歌』たる所以なのだろう。

 

「ジューンブライドをテーマに、新曲を作ったからさ。ストーリー仕立てで、ニーナに、ウエディングドレス着て欲しいんだ」

「ウエディングドレス…ですか…」

「うん、ニーナなら、めっちゃ似合うと思うんだよね」

「おお、映える!」

「でしょ!おタマさんも、ニーナのウエディングドレス姿、見てみたいだろ!」

「見てみたいです!」

「きっと素敵よね」

「諜報員であるあたしも、太鼓判を押すわ」

「いや、そこ諜報員、関係ねえだろ」

「しゃーない。そこは、譲ったるわ」

「オメーは、何で上から目線なんだよ。先輩トップモデルかよ」

「…せっかくの申し入れですが、辞退させて頂きます」

「「「「「ええ!?」」」」」

「…理由を聞いても?」

「私を含めた妹達の総意なんですが、やはり、一番目は、一千子姉さんに着て欲しいんです。一千子姉さんが、私達の幸せをと思っているように、私達も姉さんの幸せを思っているんです。だから、一番最初に着て欲しいですし、一番目最初にお祝いしたいんです」

「そっか。じゃあ、いっちーに頼んでみよう」

「…いいんですか?」

「え?何で?」

「いえ、私達のわがままな訳ですし、月歌さん達のプランもあるでしょうし」

「だって、初めてのPVだし、みんなに楽しんで欲しいじゃん」

「月歌さん…。でも、なんだか申し訳ないです」

「だったらさ、ニーナ達から、いっちーにお願いしてみてよ」

「私達から、ですか?」

「うん、あたし達が頼むより、本気で思ってるニーナ達からお願いした方が、いっちーも聞いてくれると思うからさ」

「ッ!分かりました!きっと、姉さんを説得してみせます!」

「うん、頼んだ」

「話まとまったみたいだし、湯船に浸かろうぜ」

「冷える!」

「早よ、温まろうや」

「東城さん、肌に良い入浴法、やってみます?」

「是非、お願い!」

「ひぃひゃーひゃひゃひゃひゃ!この超絶美少女サイコキラーであるワシも、ヤるぞぉ!」

「ひぃ!殺られる!」

「結局、こーなんのかよぉー!」

「…はぁ…いい湯だなぁ」

 






ロリータいちごやロリータシッキーも見てみたい社畜アラフォー夢枕悪です。
前書きでも書きましたが、魔法少女マリアや魔法少女マッキーってどんな奥義使うんだろ?
どなたか、そんな2人の魔法少女の二次小説、書いてください。

8月も終わりましたが、日射しはまだまだ柔らかくなってくれません。
日射しが強いと、肌もそうですが、目も日焼けするそうです。
日中の外出、帰宅後の目のケアをして、私の小説を読んで頂けると幸いです。
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