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僕のヒーローアカデミア。
この世界では個性と言う超能力で主人公が活躍する話。
今は原作開始のはるか前、さらにAFOとオールマイトが戦う数年前。
雄英高校。
ここはヒーローを養成する国立高校である。
この学校にある女子生徒が登校していた。
「はぁ…いくらなんでも平和ボケしすぎですよねぇ」
彼女は海野神通。
転生者である。
前世は平凡な男だったが今ではヒーローを目指す一女子高生である。
個性は軽巡洋艦神通。
そんな彼女は今の世間の認識に頭を抱えていた。
「なんですか、『何かあったらヒーローが助けてくれる』『下手に首を突っ込むよりもヒーローに任せよう』『手を出したらこっちがとがめられるからやめよう』って。思考停止も甚だしいですしそれで人命が守れるんですかね?」
「まぁそういうな海野」
「あ、相澤先生。おはようございます」
そんな愚痴を言っていた所に教師の一人の相澤が声をかけてきた。
「確かにお前も言うように平和ボケしているかもしれんがそれだけ平和だということなんだ。下手に逆立てるようなことを言うな」
「はぁ。しかし手を出さないで他人が死にそうになっていても個性を使ったら犯罪っておかしいのではないですか?」
「まぁ確かにそこは疑問だがそう言う規定がないとヴィランの基準があいまいになるだろ」
「そのヴィランの規定が私は疑問なのですが…」
「あ~。まぁその話は後にしろ、もうすぐ授業開始だろ」
「あ、はい!」
そうして神通は授業を受ける為に教室に走っていった。
その後、授業を受け終わって帰宅していたが…
「はぁ…。結局先生に疑問を叩きつけても満足する返答は得られませんでしたね」
神通はため息をついていた。
彼女は転生してから一応ヒーローを目指していた。その理由は主人公側であったのと姉の川内がヒーローの道に進んだからという軽い物であったのだが勉強を進めていくうちにヒーロー社会の矛盾に気が付きヒーローになることを憂鬱に考え始めていたのだ。*1
そもそも何故免許もなしに個性を使っただけでヴィラン認定されて世間から悪者扱いされるのか?彼女としてはいくらその経緯を学んでも納得いかなかったのだ。
生活に役立つのであればある程度の範囲で好きに使ってもいいだろうし、危険そうな個性持ち主のみ免許や規定を設けてメンバーリストを作成しておけば事足りるだろう。
それに更生させるといっても元ヴィラン等の元犯罪者へのヘイトが高いこの現代社会で彼らを釈放しても差別で就職も難しくそのせいで再犯を繰り返す者も多い。
「そもそもそのヴィランと認定する範囲のあいまいさが原因で生活が崩壊した人もいるでしょうし元犯罪を社会復帰させようという社会全体の意欲もないのにどうしろと言うんですかね?冤罪も警察の責任で担当したヒーローは無責任。ヒーローになるか一般人でなければ実質人権ナシ、これでは犯罪者側に人が多くなるのは当たり前ですしオールマイトが頑張っていますが力での締め付けはなくなった後に手痛い知っぺ返しを食らうのは明白ですよ…?」
そう愚痴りながら彼女は小道に入った所…
「いやっ!やめてください!」
「へっへっへ!こんなところにヒーローなんか来ないぜ!おとなしく〇されろ!!」
「なっ!?」
その小道のそばの路地裏で雄英高校で神通の友達である川野 能代*2が男に犯されそうになっていたのだ!
「ちっ!やるしかないですね…。」
そう言って彼女は路地裏に入っていった。
「あなた!私の友人に何をしているんですか!?」
「お?へっへっへ!また獲物が来たぜ」
「くっ!」ガシャ!
その男の返答を受けて神通は個性で艤装を出して14㎝砲を向けた。
「お?やんのか?お前が捕まるぜ?」
「じ、神通さん!逃げて!!」
「…」ガチャ!
強姦犯の言い分と能代の神通を思う発言を受けても神通は無言で砲を向けた。
「お、おい!お前、俺のおやじは与党で幹事長をやっているえらい政治家なんだぞ!?俺に何かやったらただじゃ済まねえんだぞ!?」
「そんなこと関係ありません!!ここで友人を見捨てて後悔するか人として正しいことをやってから後悔するかと言うのであれば私は友を守るほうを選びます!!(# ゚Д゚)」
ドガン!ドガン!ドガン!
そうして神通はその男を半殺しレベルで撃ちまくってさらに殴り倒して後輩でもある友人の能代を助けた。
「ぜんぱい~!」
「無事でよかったです」
しかしその砲声を聞いてヒーローが駆けつけてきて。
「ちょっとお話いいかな?ヴィラン??」
「へ!?ちょちょっと!先輩は私を助けてくれたんですよ!」
「そうかもしれないけど雄英高校の生徒だろう?仮免許も持ってないのに個性を使うこと自体が問題なんだよ!」
「ちょっと署で話をいいかい?」
「‥‥はい」(こりゃ荒れますね)
渋々神通は警察署に連行されていった。
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