人理修復に巻き込まれたンゴwww   作:一般通過マスター

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君の応援が力になる

 

痛い、腹が痛い腕が痛い、痛すぎて鯛になっちゃう(?)

しかし、これがリョナと言うやつなのか。貴重な体験だ、素晴らしい。確かにそう考えたら気持ちよくなってきたかも。これが新たな性癖の開拓か。悪くないね。

 

だが、白髪のアーチャーめ。俺を傷物にしやがって。貴様はあとで会ったらにゃんにゃんの刑に処す。

 

「ちょっ…!ハジメ、あなた大丈夫なの!?」

「ああ、余裕のよっちゃんやゲボォッ!」

『全然大丈夫に見えないんだけど!?』

「でーじょーぶさ。俺は長男だから我慢できてるけど次男だったら我慢できなかった」

『君に兄弟はいなかったはずだよね!?』

 

 

血が止まることなくあふれ出てくるそんな状況でもいつも通りの様子で少し安心する一同。

しかし、致命傷だ。焦りもある。

そんな中、藤丸が腹に刺さった剣に手を当てた。

 

 

「ぬ、抜いた方がいいのかな…?」

「先輩、それはやめた方が良いです。抜いてしまうとさらに血があふれてきて止まらなくなります」

「そうね、今はこのままにしておいた方が」

 

「おいおい、俺の剣をヌクって?藤丸ちゃん。こんな状況で……優しくしてね?」

 

「「「ちょっと静かにしててください(ちょうだい)」」」

 

「……ぴえん」

 

あわあわするみんなに囲まれながら、ド真ん中で涙を零しながら腹に刺さった剣の柄の部分を掴みグリグリと横に動かす。

 

あ、痛い。痛いけど気持ちいい。痛気持ちいの(ハジメは"リョナ"を習得した)

 

 

「……つかそれ、アーチャーの野郎の剣だろ?あいつが消えたらその剣も消えるだろ、普通」

『「「「あ」」」』

 

その言葉がキャスターの口から出た途端、離れたところで横になっていたアーチャーの体から光の粒子が出ていた。消滅の兆候である。

 

「あ、剣消えてるー」

「ちょ……!」

「ど、どうしましょう…!」

「手!手で抑えてみるね!」

『みんなまだ慌てあわわわわわ』

「おいおい…」

 

あ、藤丸ちゃん。手で抑えるのはいいけどちょっと痛……いや、美少女にリョナられるなら役得では…!?

よし!バッチコイ!

 

そんなことを思っていても現実は非常かな。消えるものは消えるのだ。

先程まで感じていた鉄の感触はキレイに消え去っていた。

直後、ドロリと溢れ出てくる生ぬるい赤い液体。

 

「あ、お花畑が見えるよ…」

「ちょちょちょ!そっち行っちゃダメよ!」

「あ、死んだばっちゃんが手振ってる…」

「戻ってきなさい!」

 

所長の声が耳に入る。でも血が抜けていくことで力もぬけ瞼が重い。

 

「くっ…!俺ァもうダメだァ、おしまいだァ…!」

「何バカ言ってるのよ!しゃんとなさい!」

「……だ、だったら市長、俺のためならなんでもやってくれるって約束してくれるか…?」

「だから所長よ。……いいわ、私は何をやればいいのかしら?」

 

覚悟の決まった顔。

その覚悟信じて俺は託すぜ!所長!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「猫耳ポーズで【頑張れ頑張れファイトだよ】と萌え声で応援してくれ」

「なんでよッ!!」

 

 

 

 

 

「ぐあ!腹が!う、腕がぁぁぁあ!!」

「ち、ちょっと!大丈夫なの!?」

「は、早く、あ、あのセリフを…!」

「えぇ…?」(困惑)

 

早く言うんだ。言わねば俺は死ぬぞ。死んでやるぞ。さぁ、お前は人を見殺しにできるのか?できないよなぁ?

だから早く言え!言うんだ!

 

『所長、自分は応援してますね』

「耳、塞いでますね」

「目も閉じた方がいいの、かな?」

「……安心しな。この先を俺は見ねぇからよ」

 

「なんか言う流れになってる…!?」

 

 

フッ、外堀は埋まっちまったぜ?あとはブラザーの覚悟だけさ。

頑張れ頑張れファイトだよ?(裏声)

 

「〜〜っ、……分かったわよ」

「よろしい。頼むぜ所長(ブラザー)。ちなみに肝は猫耳ポーズだ。ここは外せん。猫だぞ、猫」

「注文が多いわね!うぅ〜……じゃ、い、行くわよ?」

 

そうして所長は呼吸を整え始めた。

他の面々は目を閉じ耳を塞いでる。……ように見えて僅かに耳から手を離し目をうす開きで開けていた。

そんなことは露知らず、所長はやがて口を開いた。

 

 

 

 

 

「が、頑張れ頑張れファイトだよ?……に、にゃん?」(萌え声)

 

「システム、オールグリーン!行けます!ハジメマン!新しい腕よ、それ!テレレッテレ〜元気百万倍、ハジメマン!……よし、治ったから先進もうぜ〜」

 

「「「『いやいやいやいや』」」」

 

「……もうヤダ」

 

 

 

なんだよ、騒々しいな。ただ腹の傷が完治して、腕が生えてきただけやろ?そんな驚くことじゃないて。

 

『いや、なんでそんな不思議そうな顔できるんだい?』

「あんな応援されたら治るでしょ普通。〇〇(ピー)キュアだって光る棒振りながら応援したらハイパーなパワーを発揮するだろ?それだよ」

「原理がわかんねぇよ、原理が」

 

 

キャスターも顔を顰め、困惑した様子だ。

それもそう。彼という男を理解しようとしてはいけない。深淵をのぞく時、深淵もまたこちらを覗いてるのと同じように彼を理解してしまうと常識というものが吹き飛ぶ。"理解できない"そう思う間はまだ正常であるという何よりの証拠である。

 

 

「キズが、消えてますね…」

「なんで…!?」

「嘘…!」

「お前ってなんなんだ?」

 

止せよ、そんなに俺の肉体をジロジロ見ないで。そんなに見られたらサイドチェストをキメたくなっちまうだろ。

 

『……相変わらずだね君の肉体は。腕を生やしたのは"彼女"との研究で作った君の発明かな?』

「ピンポーン。正解だロマンくん。帰ったら君の元へ大型タイヤ1年分プレゼントしよう」

『遠慮します…』

 

みんなが首を傾げる中正解を導き出すとはさすがロマンくん。

 

「……発明って…、私の応援の意味って…」

「気分を上げるためにはナイスな応援だった。さらにファンサでニャンをつけるとは……流石だぜ!」

「〜〜〜っ!」

 

赤面して拳を振り上げてくる所長。

照れ隠しかいレディ。可愛いじゃないの。

 

「よっしゃ!張り切って行こうぜ!」

 

「す、すごい人だね」

「……性格以外は……いや、ある意味性格もすごい人なんでしょうか」

「なんでこうも才能あるやつって頭おかしいヤツしかいないんだ?」

『あ、あはは……』

 

「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す……」

 

 

なんか1名バーサーカーいない?大丈夫そ?




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