IS~インフィニット・ストラトス~ for Answer 作:白姫彼方
マクシミリアン・テルミドールの宣戦布告から半年が経った。
各国は狂気の反動勢力『
そんな中、成層圏にある1機の輸送機がアメリカ上空を飛んでいた。
『It heralds on the transport plane under approach!(接近中の輸送機に告げる!)
The Panama here control affiliation and the purpose were explained.(こちらパナマ・コントロール所属と目的を明らかにされたし)』
『To the Panama control(パナマ・コントロールへ)
It is the transport plane belonging to a committee which received the special mission duty of the IS committee here.(こちらはIS委員会の特命任務を受けた委員会所属の輸送機)
The present trial production IS is under conveyance.(現在試作ISを搬送中)
It carried in KC-427 and made it go there.(KC-427に搭載し向かわせた)
The strategy code from the IS committee is sent.(IS委員会からの作戦コードを送る)』
輸送機のパイロットとパナマ・コントロールが会話している間にカーゴドアが開き、1機の黒いISが姿を現す。
『strategy code receipt -- it special-mission-duty-introduced and checked (作戦コード受領、匿名任務、確認した)
KC-427 under penetration
Get down to a regulation altitude.
It guides to a final approach course.(進入中のKC-427へ規定高度まで降下せよ最終進入コースへ誘導する)』
『The execution body is separated .... dropped for a duty from this!(これより機体を分離……投下する!)』
輸送機のパイロットが言った瞬間、ISが輸送機から身を投げ降下し始める。眼下に広がるIS研究所を見た黒いISのパイロットは唇を釣り上げ嗤う。
「さぁ………。始めましょうか!!」
黒いISパイロットの言葉に呼応するかの様に黒いISの装甲がせり上がり、フルフェイス型の頭部パーツが装着され、血の様に紅いラインアイが妖しく光り、せり上がった部分も
黒いIS………『
鈴夏の侵入に今更気付いた警備員が鈴夏に警告をしようとした瞬間、背部にあるギミックウェポンで薙ぎ払われ、気を失ない、そのまま動かなくなる。
『こちらバンシィ、ヘッド01聞こえる?どうぞ』
『こちらヘッド01、バンシィ侵入に成功したのか?』
『勿論成功したわ、まぁ、ド派手に
『まぁいい、となると現在位置は入口か?』
『えぇ、そうよ』
鈴夏は近付いてくる警備員や、武装兵をなぎ払いながら通信を続ける。
『なら、そのまま北西へ向かうんだ。そこの地下15階に
『了解!』
鈴夏は通信を切るとギミックウェポンで壁を切り崩し、進路上にいる警備員や武装兵を『アサルト・ネイル』でなぎ倒していった。
『アザトース、アブホース距離は後どのぐらい?』
――――はい、あと60mです
――――このままいけば1分ぐらいで高度的には目的地点だね
『なら………『BSDシステム』解除!』
鈴夏は『BSDシステム』を解除すると、せり上がっていた部分が降りて、素顔を晒すが、直ぐにバイザーが展開されて素顔を隠す。その後に背部にある武装プラットフォームから『
――――
『わかったわ、アザトース、『
――――了解だよ!
――――了解です
アザトースは、『
その穴に鈴夏は飛び込み、一気に地下15階まで下りた。そこで目にしたのは、様々なコードに繋がれている全裸ではあるが『
そしてコードを外された夏音に傍にあった毛布で包み、お姫様抱っこで担ぎ上げると入ってきた穴から地上に戻り、天井部分を『
◆
夏音は夢を見ていた。懐かしく、輝かしかった遠い昔を、まだ10歳ぐらいだろうか姉である鈴夏、幼馴染のリリウム、ウィンディ、メイ、小鳩と泣いて、笑って、それでも楽しく幸せな日々であった。だからだろうか、幸せな夢を見ているのに今の胸の奥が暗く黒く歪に歪んでいると感じた。
そして唐突に目が覚めた。
目が覚めた夏音は自然と呟いた。
「姉………さん?」
「!! 夏音目が覚めた!? 良かったぁ………」
鈴夏は夏音が目が覚めた事に喜ぶ、夏音が目が覚めたのならISを展開してもらおうと言おうとした瞬間、ハイパーセンサーに何かが引っかかった。
「この反応は………夏音、ISを展開できる?」
「やってみるよ」
夏音はそう言って『
「夏音様、お戻り下さい。これは命令です」
「いやだ!僕はもう戻らない!」
「仕方ありませんね………ならば、無理やり連れ戻します」
「いい加減私の弟に手を出すんじゃないわよ!」
夏音、鈴夏と美緒は海洋上で激突し合ったのだった。
如何でしたでしょうか?
それではまた次回♪