IS~インフィニット・ストラトス~ for Answer 作:白姫彼方
それではどうぞ♪
『BSDシステム』を発動していない『
美緒はビームブレードである『ムーンライト
3人は背部にあるビットを全て射出して夏音と鈴夏は美緒に、美緒は鈴夏と夏音に熱線を放つ。だが、3人共後退の『
『こちらバンシィ! ヘッド01!応答して!』
『こちらヘッド01、問題が起きたか?』
『太平洋上にて、『
『了解、レイテルパラッシュとアンビエントを送る。持ちこたえてくれ』
『急いで!夏音もそれほど持たない!』
鈴夏は
「らぁぁぁぁぁぁ!!!!」
装甲が削れるのを構わずに鈴夏は美緒を鉄塊で殴り、弾き飛ばし、夏音は『グングニルⅡ』で追撃をかけ、鈴夏から美緒を更に離す。
「いくわよ!!!」
――――操縦者の感情が一定値を超えました。BSDシステム起動します。
自身に発破をかけ、己の感情を高めて『
夏音も『ツヌグイ』の荷電粒子砲と熱線を組みわせながら着実に、美緒にダメージを与えていく。それを美緒は蠅が集る様を見るような表情を表しながら『ムーンライト
『ねぇ、お姉ちゃん』
『なによ? 急にお姉ちゃんって』
『お姉ちゃんだけなら、この中域から逃げれそう?』
夏音のその言葉からその意図を汲み取った鈴夏は、激怒の感情と共に拒絶の意思を伝える。
『ふざけんじゃないわよ!! 何の為にここに来たと思ってるのよ!!』
『解ってるよ。僕を助ける為に来たんでしょ?』
夏音は落ち着いた声色でいいながら、再度『月光零式』を両腕に展開して美緒に向かって突撃し、鍔迫り合いになる。
『もうじき救援が来るから、それまで持ちこたえるのよっ!!』
鈴夏はそう言いながら、美緒に向けて『アサルト・ネイル』を振るうも、『ムーンライト
――――『
『
『こちらバンシィ!救援はまだなの!?』
『こちらヘッド01! すまない! 救援は無理だ! 委員会に本拠地がばれた! なんとか離脱をし』
鈴夏は突然途切れた通信を切り、先程の言葉を胸の奥にしまう。
『………夏音、あんた先に離脱しなさい』
『何を突然言ってるのさ! お姉ちゃん!』
『良いから行きなさい! ここは私が抑えるから!』
鈴夏はそう言って、左腕の鉄塊をパージし、美緒の両腕を掴んで夏音から距離を取る。
『リリウムかウィンディに通信を繋げなさい! 早く行って!』
「………了解。指令変更受諾、織斑夏音及び織斑鈴夏の抹殺に変更します」
美緒はそう呟くと、鈴夏を引き寄せてから膝蹴りを放つ。まともに受けた鈴夏は思わず手を離してしまい、美緒の踵落しを受けて海面に激突、その直後に美緒の姿が掻き消え、夏音の目の前に現れて『ムーンライト
「がっ………!!」
『
『よし、これで………』
『お姉ちゃん! 危ない!』
夏音の声が聞こえるのとほぼ同時に鈴夏の体が横に押し出されると同時に何かが突き刺さる音が聞こえ、夏音の方を見ると、そこには後ろからビームブレードを刺された夏音が居た。
『夏音!?』
『くっ………う………お姉ちゃ………』
「中々の姉弟愛ですこと」
夏音の背後から、鈴夏にとって聞きたくない声が聞こえた。
「白昼夢………!」
「あら、
「その子のデータは全部収集済みですので、利用価値がもうありませんの、それに、もうその傷では生きることもできないでしょうから、最後のお別れをさせてあげますわ」
白昼夢はそう言うと、美緒を連れて少し離れる。
「夏音! しっかりして!」
「お姉ちゃん………ごめんね」
「喋っちゃ駄目! 直ぐに治療するから!!」
夏音はそっと鈴夏の頬に手を添え、弱々しく微笑む。鈴夏はそんな夏音を見て、ぽろぽろと涙を流す。
「うぅん………。もういいよ………。僕はここまでみたいだからね………」
「馬鹿言わないで!! 私を独りにしないで!!」
「お姉ちゃん………ずっと………一緒に………居たか」
鈴夏が泣き叫ぶ中、夏音は息を引き取った。
「夏音………? ねぇ、起きてよ? ねぇ!!」
――――
――――鈴夏ちゃん………
鈴夏は夏音を揺さぶりながら更に泣き叫び、夏音の亡骸を抱きしめた。
「時間ですわね。何、大丈夫ですわ、直ぐにあの子の元に連れて行って差し上げますわ」
「………す」
鈴夏の周りに黒いオーラが立ち上る、それに気付いた美緒と白昼夢は身構える。
「『
――――
――――やめて!鈴夏ちゃん!飲み込まれちゃダメ!!
アザトースとアブホースが止める様に言うが、鈴夏は全く耳を貸さない。それどころか黒いオーラが増大していく。
「夏音を奪った世界を………。存在を、私は赦さない!!!」
――――操縦者の劇的な感情の発露を確認、自己進化……エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、エラー、『
「ルオアァァァァァァァァ!!!」
黒いオーラが晴れると同時に
「なんですの………あれは!?」
「不明、不明、不明………。退避を推奨」
『
その姿は正に異形とも言える姿だった。
頭部は『
胴体は人間のと変わらないが胸部にハッチと思われる部分があった。
背部には6対の機械腕………、『
両肩には1対の大型ブレードシールドが搭載されており、その裏側には大型レールガンが1艇ずつ搭載されている。
腕部こそは『BSDシステム』起動時の『
腰部にはスカートアーマーが更に増設されていた。それにより、全体的に誤差だが大型化されている。
「夏音の敵………。ここで殺す!!」
鈴夏はそう言って、美緒と白昼夢に突撃した。
如何でしたでしょうか?
それではまた次回♪