私が便利屋に入社してからかれこれ数週間がたった。このところは新人なこともあって依頼や事務作業をこなしながら覚えいくという【実戦で学べ】というスタンスで教えているらしい。もちろん基礎は学んでからね...無理矢理頭に情報を入れられるという方法で…詳しくは私にはわからない。わかることは
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便利屋の業務内容は多岐にわたる。迷子の生徒や犬猫探し、落とし物探索なんていう優しい依頼から、様々な学校の治安維持組織や行政機関から寄せられる荒事たち、正直いってこっちの方が断然きついし疲れるわ。不良のチンピラたちの制圧を一人で任せられたり、ブラックマーケットにある組織へ潜入のための囮に使われたり、散々なことになることが多いわ。でも、かっこいアウトローらしく敵をスタイリッシュに倒すのは楽しさを感じるわね!(本人基準)そんな風に多忙で充実してる生活を送っているけど、今日は違った、なぜなら今私は...
「なんで!こんなに書類が多いのよ!?」
書類の山に囲まれていた。
「なぜって?今日は事務作業を学ぶ日でしょう?」
「いやですね!黒服秘書そういうことじゃないですよ、なぜ今日に限って多いのかってことを私はききたいんです!」
いつも事務の仕事はこんなに多かった記憶はない。明らかに以上だ。
「そうだね、ここ最近荒事仕事が多かったからだろうね。その分の請求書と報告レポートの提出が増えてるんだよ」
死んだ目で書類を書いているトワ社長。普段はかっこいい上司なのだけどこんな風にはなりたくないと初めて思ったわ。これが社畜の姿!
「ご安心してください。今は夏休み期間中ですので時間は死ぬほどありますので」
「「本当に死ぬかもね(死んじゃうわよ)」」
思わずトワ社長と私の発言がハモる
プルプルプル
「はい。便利屋69です。ご用件をどうぞ…風紀委員様、毎度ありがとうございます…はい…わかりましたすぐに..」
黒服秘書が電話にすぐに出て対応する。話しぶりからまた依頼だろうか
「で、なんだって?」
「また美食研究会がやらかしたらしいです」
どうやらいつものことらしい。
「後は?」
「給食部のヘルプが来ております」
「よし、じゃあそっちはアルに任せる」
「はい、わかりました」
急いでゲヘナの給食部に加勢しにいく。最近はエプロン姿が多くなりつつある気がするわ。
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その日の午後、やっと調理の地獄から解放されたわよ!食材を切って焼いて炒めてまた切って、ムツキに応援されるなどの出来事もあったけど終わらない地獄がやっと終わったわ。お昼ご飯食べてシャワー浴びて休憩しよ。トワ社長のモモトークを見ると『3時から営業再開するから、それまで休んでね覇気と六式の修行が待ってるから』と書いてある。よく休んで食べなきゃ午後で死んでしまうこと間違いなしね。最近新調したばかりのスナイパーライフルを肩に担いで家に一旦帰宅するが、
「おい、そこ姉ちゃん~ちょっとお金貸してくれない~?」
またチンピラに絡まれた。ゲヘナでは日常茶飯事でもさすがに鬱陶しく感じる
「返す当てはあるのかしら?」
「あ?そんなもんあるわk...っ!?」
不良たちが突如息を呑んだ。まるで首に刃物が当てられたかのように静かになる。
「悪いけど今、忙しいの。退いてくれる?」
アルが進むと同じく不良たちはぞろぞろと道を開ける
「ありがと♪」
アルが居なくなると同時に不良たちは真夏の猛暑日に関わらず真っ青な顔で地面に座り込んでいた。
☆解説
・アルちゃんの強さ
スペックは元々高いし、ポテンシャルがまだまだあるのでかなり強くなる。すべての覇気が使えるし、六式も使える。実力はワンピースでも四皇幹部クラスはある
・便利屋仕事内容
まさしく多岐にわたるそれこそシャーレくらい仕事が多い。雑用も大事も等しく仕事として処理するからこうなる
・「あの光る球体」
エデンの果実のことで、遺伝子記憶を摘出、保存できる。アルちゃんは流入現象を使って戦闘技術を学んでいる。いまのところ自己同一性は影響していない。基礎はできてるので訓練や実戦を持って覇気や六式などを使いこなすだけである。なお、事務作業は経験で学ばせる
この作品のヒロインと言えば?(エンディングに関わります)
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黒服
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空崎ヒナ
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陸八魔アル
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小鳥遊ホシノ