装甲車が寂れたエンジン音をなびかせて走行している。運転者は黒服で相席にトワが座っており、後部座席にアルが座っている。基本便利屋は長期移動の際車を使っている。その理由は主に二つ、単純に疲労を避けること。もう一つが武器の運搬である
「アル、弾薬の貯蔵は十分?」
「はい、問題ありませんトワ社長。でも、こんな数の銃火器が必要なのでしょうか?」
アルが後ろの荷室をみる。装甲車ゆえに広い荷室なはずなのだがそれが狭く感じるほどのに多くの銃器、弾薬、爆弾、などなど、中にはRPGまでもがある。
「後で説明するよ。とりあえず今は使わないから置いておいてね、これから依頼主に会いにいって依頼内容の確認するだけだからさ」
「わかりました。そういうのであれば」
トワ社長にはなにか考えがあるみたいなので深くは詮索はしないでおこう。トワ社長がこうして秘密にしたがるときはだいたいぶっ飛んでいるものが多いのよね...楽しみに待っていましょう。
「社長、アルさん。そろそろトリニティに到着いたします」
そうこうしているうちに目的地が近づいてきた。ゲヘナではあまり見ない洋風な風景に圧倒される。ゲヘナとトリニティは仲が悪いらしいから相手の自治区にいることは滅多にないみたい、ムツキ曰くそんなことをするのは私たち便利屋くらいしか聞いたことがないと言ってたわね、そうゆう私もトリニティに来たのは初めてだった
「わかった。近くで下ろしてくれ、そこから歩こう」
トワ社長の指示に従い、学園内の駐車場に装甲車を止めておいて徒歩で依頼人と会うことになった。
「各々、最低限の武装で結構だから」
そう言われて私は折り畳み式の警棒以外の武器を置いて行った。大丈夫かしら?いざとなれば、黒服秘書の力を使いましょう!
「そんなに不安になる必要はないと思うよ。相手も三人だけだから」
それなら大丈夫なの...かしら?なぜか嫌な予感がするわ
「大丈夫だとおもうよ………逃走用の催涙弾とスタンガン式の警棒持っておいて」
「わかりました」
急いで”最低限の装備”を用意した
~ ~ ~
「あなたたち誰ですか?」
道中、黒い制服に身を包んだトリニティの正義実現委員会の生徒がこちらに近づいてきた。
「あぁ、便利屋六九のものです。ティーパーティーの桐藤ナギサさんにお会いしたいのですが...」
「便利屋六九?...ゲヘナじゃないですか!連行します」
こちらが素性を明かすと共に敵認定された。仕方ないトリニティ生は6~7割方ゲヘナ嫌いだからね。でも、喧嘩しに来たわけじゃないんだけどなどうしたもんか。
「通ォしてやんな、」
背後から別の生徒が現れる。同じ正義実現委員会の制服を着ているが明らかに雰囲気が違う。それは無意識ながらに“覇王色の覇気”を纏っているからだろう。
「ツ..ツルギ委員長」
『歩く戦略兵器』こと剣先ツルギ、その人だった
「そォいつはティーパーティー直々にィ通行の許可が出てるんだァだから通ォしてやんな」
行動はいたって真面目なのだが、外面が脅してるようにしか見えないのはなぜだろう
「し、しかし。こいつらゲヘn...「なんだ?」っ!」
「ゲヘナだからァ何だってんだァこいつは客人でェ私の
「い、いえ。あいみゃしゃん」
怯え切って、濁声になる正義実現委員生。可哀そうにひとえに私たちの邪魔したからだが、
「だそうだ。通ォっていいぞ。トワ」
「助けてくれてありがとうねツルギ。こんどまた遊びに行こうか?」
「時間があればなァ」
そういって分かれる
~ ~ ~
「やぁ、おまたせナギサ」
「えぇ、お待ちしておりましたよ。トワさん」
優雅に紅茶を飲んでいるナギサ、しかし一人ではない
「やっほ。始めましてだね、聖園ミカだよ☆」
桜色の髪色の女性が気軽に挨拶するティーパーティーのポストの一人であり。もちろん最後の一人もいる
「百合園セイアだ。よろしくたのむよ」
あいかわらず何故かシマエナガを持っているセイア
「こちらも自己紹介する必要があるかな」
「えぇ、ぜひお願いします。」
促されるようにいわれてこちらも自己紹介をする
「便利屋六九の社長平等院トワですよろしく」
後ろに控えてる二人に名乗るように目くばせする
「便利屋の秘書をやらせていただいております。黒服と及び下さい」
「…えっと便利屋六九副社長の陸八魔アルです」
黒服は問題なく対応してアルはまだ経験がないのか少しぎこちない
「じゃあ、さっそく今回の依頼内容を確認しましょう」
「わかりました。では、アリウス分校解放の依頼について今一度ご説明いたいます」
☆解説
・キヴォトスの強者たち
ヒナ、ツルギ、ネル、おじさん、あたりの強者は無意識の間に覇気が使えてる。とくにヒナやツルギは覇王色を纏ってる。(おじさんは見聞色、ネルは武装色を無意識に使えてる)
この作品のヒロインと言えば?(エンディングに関わります)
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黒服
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空崎ヒナ
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陸八魔アル
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小鳥遊ホシノ