プロローグ
「先生も飲みますか?」
黒一色のスーツを着込んだ男、黒服が酒瓶を片手に問う
"うん、いただくよ"
そう答えて酒瓶を受け取る
"毒じゃないよね?"
「ご安心を…お互い…まだ生きているのか不思議なくらいなんですから」
黒服の言うと通り、その体はあちこちが欠けており、断面から白い光が出ている・・・
かく言う私も血まみれで死体と見間違えてもおかしくないほどに酷い見た目をしている
「しかし…残念ですね」
"何が"
「あなたはこれまでずっと
"生徒の為なら、安いくらいさ"
「フッフッフッフ、あなたならそう言うと思いましたよ。あなたの生徒たちが聞いたら怒ってきそうだ」
"かもね、守り切れなかった子たちならあの世でも怒ってきそうだ"
そういって、ラム酒を一杯、口に煽る、甘い風味が口いっぱいに広がると共に体中の傷口に少し染みる
「そろそろですね…先生」
"あぁ…そうだね"
お互いに意識がなくなりかけていることを察する
そのまま、二人は崩壊した廃墟だらけのギヴォトスをビルの窓から眺めながら椅子に腰かけたまま静かに息絶えた
~ ~ ~
強い太陽の光が目に当たって、驚きと共に瞼を開ける。視界がしばらくぼやけていてが、やがて、視界が安定した。そこには、生徒たちが学校に登校している光景…
私はその光景に驚いてしばらく呆然としていた。あの時私は黒服と一緒に死んだはずじゃないかったのか?それよりもここはギヴォトスか?なんで今だに機能している?色彩やゲマトリアが襲撃してきたときにギヴォトス中が大損害を被ってあちこちの地区が混乱したはずなのに?疑問が尽きないが…まずは状況の確認をするべきだと思いなおし、まず自分 の持ち物を確認した。そのとき、きづいたのだった。
(。´・ω・)ん?
「私の声、こんなに声が高かったっけ?」
そう声が高い、まるで女性のような声だった。嫌な予感と共に服装を確認した..が、
っ!やはり、自分に服装はゲヘナ学園の制服であった。よく考えると眼鏡をつけていないことに気が付いた。急いでコンビニの窓で自分の姿を確認する・・・こ..これじゃあ...
「女の子じゃないかー!」
思わずそう叫んだ。
~ ~ ~
それから、私は落ち着きを取り戻してもう一回自分の服装を確認した。何度みても私は女性になっており、ヘイローが頭の上にあることを確認した。ヘイローの形は白い円環と青白い十字・・・
閑話休題
二つ目のバックの中に入っていた持ち物は、初めて見た時驚いた。なんとエデンの果実だったのだ。すごいものがバックに入ってたよ、ジ~マ~。
エデンの果実それは何年の月日が経とうとも決して錆びず朽ちないオーパーツ。使用者に相手を洗脳する力を与え、途方もない神秘を秘めた球体の絡繰り、これは連邦生徒会のサンクトゥムタワーに保管されているはずじゃ?まあなんにせよ今は私が持っていることに変わりはない。なんせこれ一つで戦争の種になりかねない。色彩もゲマトリアもこれを求めてギヴォトスに攻めてきていた。
それ以外にも私の腕を確認すると手の内側にアサシンブレードが付いていた。これがあれば百人力だ。あの時、私は死んだはずだった、でもなぜかギヴォトス人になって生きている。もはや、先生の立場でも大人ですらない、しかし私のしたいことは変わらなかった。生徒を、みんなを守りたい。これが私の信念であり生きがいだ。『真実はなく 許されぬ事などない』一族が守り続けてきた言葉で、私の座右の銘でもある。だからこそ、私も自分の信じてきたことを貫きたい。
解説
・エデンの果実
ギヴォトスのエネルギー及び神秘を司る球体の物質。途方もない力が眠っていて、この世に2つしかないはずであった。
・平等院トワ
ゲヘナ学園の3年生(原作時点)元先生でアサシン。BADENDルートの世界線の住民で原作とは並行世界である。戦闘では戦術指揮もできるが自分でも戦える。黒髪のお団子
・アサシンブレード
アサシンの魂と言える武器。ギヴォトスに合わせて神秘を帯びており、その刃に貫かれたが最後、ギヴォトス人であろうと機械であろうと生命の命を断ち切られる。絶対殺すマン
この作品のヒロインと言えば?(エンディングに関わります)
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黒服
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空崎ヒナ
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陸八魔アル
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小鳥遊ホシノ